「NARUTO DAI2 BOUTON ~鳴門 第2ボタン~」とは?
東京・西麻布にある徳島フレンチ・レストランフレンチモンスターが、2020年1月、徳島県鳴門市・よもみ展望台隣に、お菓子工房「瀬戸内フードアート」をオープンすることを記念して作ったお菓子です。
商品名にある「第2ボタン」は、大切な人へ自分のハートに一番近い第2ボタンを贈る、素敵な習慣のように、気持ちを込めてお菓子を届けたいという想いが込められているのだとか。なんだかロマンチックですね。
「NARUTO DAI2 BOUTON ~鳴門 第2ボタン~」は、酒粕のサブレ。フレンチモンスターのシェフ・小山健太郎氏が出会った、徳島の酒蔵・本家松浦酒造純米大吟醸の酒粕にインスピレーションを受けたのがきっかけとなり、このお菓子ができあがりました。
JALファーストクラスの茶菓子にも選ばれたというサブレのお味を、早速確かめてみたいと思います。
酒粕のサブレを実食
外箱は、フランスのボタン箱をモチーフにした、くるっと紐がかけられたデザイン。ボタンもアンティークのものを取り寄せ、職人が手作業で一つ一つつけて完成させているというこだわりぶりです。
商品名とともに、ローマ字で「酒粕」と書かれていますね。レストランフレンチモンスターのロゴに加え、魚のイラストとともに「鳴門」という文字も描かれています。
紐を解き、箱を開けると、酒粕のサブレがお目見え。1箱に20個のサブレが入っています。価格は、1,404円(税込)。JALの機内では、特別に3個入りの小包装・食べきりサイズで提供されているそうです。
お皿に出してみると、コロコロコロンと軽やかに転がるサブレ。その姿もなんだか愛らしさを感じます。
食感もかたさはなく、サクッととても軽やか。もちろん酒粕の風味を感じますが、これがまた強すぎず絶妙な塩梅。思わず「さすが!」と唸りたくなる味わいなのです。
そして酒粕のあとに追ってくるような甘みや塩味、コクのあるチーズらしき味……。色々な味がぎゅっと押し寄せてきて、「んんんん? なんか複雑な味わいが絡み合っている!」と驚きを隠せませんでした。
それもそのはず、鳴門の海塩「鳴門のうずしお」で塩味を、和三盆で深い甘みを利かせ、隠し味には、イタリアのチーズ・グラナパダーノを加えているから。なるほど、酒粕の奥に隠された、奥深い味わいの正体はコレだったんだ! とあとから知り、答え合わせをした気分でした。
でもそれぞれの味が、お互いの存在を消さないようにさりげなく、そこにいる感じなのです。どの味もくどくなく、しっかりと感じられるという、この見事なバランス。すごい!
1粒でさまざまな味わいが重なり合うこのサブレは、レストランフレンチモンスターのサイトにもあるように、シャンパンにも合いそう! ちょっと大人な楽しみ方をしたくなる、「おいしい」という言葉だけで表現したくない味わいのサブレです。
どこで買える?
今回は徳島阿波おどり空港のショップで購入しましたが、オンラインショップからも購入できます。
JALファーストクラスの茶菓子に選ばれたということにも納得の「NARUTO DAI2 BOUTON ~鳴門 第2ボタン~」。徳島を訪れた際にはぜひ、奥深いその味を自分の舌で確かめてみてください。
価格:1,404円(税込)
内容量:20個
賞味期限:製造より28日
フレンチモンスター公式サイト:http://www.frenchmonstar.com/
オンラインショップ:https://frenchmonstar.stores.jp/
徳島阿波おどり空港
住所:徳島県板野郡松茂町豊久朝日野16-2
公式サイト:https://www.tokushima-airport.co.jp/
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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