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【浅草でうなぎ】220年以上の歴史を持つ老舗「駒形前川」で隅田川を眺めながら江戸前うなぎに舌鼓!

Posted by: 西門香央里
掲載日: Oct 23rd, 2023.

国内だけでなくインバウンドの観光客も多く訪れる、東京の観光スポット「浅草」。この街には歴史のある飲食店が多くあります。今回は星野リゾートが運営する地元密着型ホテル「OMO3浅草 by 星野リゾート」の浅草に詳しいご近所ガイドに紹介してもらった老舗うなぎ店「駒形前川」を実食ルポ。隅田川の眺めも素敵なお店です。

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220年以上の歴史を持つうなぎ店「駒形前川」で、隅田川を眺めながら江戸前うなぎに舌鼓!


「OMOレンジャー」おすすめのお店へ

「OMOレンジャー」おすすめのお店へ

浅草に遊びに来ると、本当に多くの飲食店があって何を食べようか迷ってしまうもの。こういうときは、「浅草に詳しい人にきけ!」ということで、「OMO浅草 by 星野リゾート」で開催されている宿泊者を対象にした「江戸屋台ミーティング」というご近所アクティビティに参加してみました。

このアクティビティでは、「OMOレンジャー」と呼ばれる地元に詳しいスタッフが、浅草で昔からよく食べられていた「寿司、うなぎ、天ぷら、そば」を中心に、おすすめの食事処をうんちくとともに紹介してくれます。今回は、「絶対に行ってほしい!」ということで、隅田川沿いにある老舗店「駒形前川」を紹介していただきました。

220年以上の歴史を持つ老舗店「駒形前川」

220年以上の歴史を持つ老舗店「駒形前川」

今回訪れた「駒形前川」は、江戸時代創業の220年以上の長い歴史を持つうなぎ料理の専門店。元は川魚問屋でしたが、初代がうなぎ料理屋に転じたのだそう。現在は、都内に3店舗を持つメインのうなぎ料理店のほかに、スペインワインを中心とした輸入ワイン事業や、レストラン、スイーツやギフト販売など、5つの事業を行っています。

隅田川沿いのお店を訪れると、趣のある入口が出迎えてくれました。

部屋に入ると、目の前には隅田川とスカイツリーが

入口で靴を脱いでお店に入ると、和服を着たスタッフの方が、食事をする部屋へと案内してくれました。中に入ると、目の前には隅田川とスカイツリーが。思わず、ため息をついてしまうほどの美しさです。

スカイツリーと川を眺めながら、だんだんと日が落ちていく様子を見れるなんて贅沢

スカイツリーと川を眺めながら、だんだんと日が落ちていく様子を眺めるなんて贅沢ですよね。江戸時代は、すぐ横の隅田川に船をつけて「駒形前川」で食事をするのが、浅草の男性の粋な遊びだったそうですよ。そんな昔からの“浅草の粋”も感じられるお店なのです。

今回通された部屋は和室になっていて、全てテーブル席

今回通された部屋は和室になっていて、全てテーブル席。静かでゆったりとした時間を過ごすことができました。他にもお座敷や大広間などもあり、108席が用意されているそうです。

ワインとうなぎのマリアージュを楽しむ!

筆者も「グラスワイン」(赤・白 税込840円)を注文

「駒形前川」では、スペインワインにもこだわっており、自社で輸入しているため、うなぎ料理をワインと合わせていただくことができます。筆者も「グラスワイン」(赤・白 税込840円)を注文。「赤と白どっちが合うのか」スタッフの方に聞いてみたところ、「味の濃い蒲焼なら赤、あっさりした味の白焼きなら白」とのことで、今回は赤をチョイスしました。

お重に入った「うな重(上)」(税込7,200円)が運ばれてきました

辛口の赤ワインを飲みながら待っていると、「うな重(上)」(税込7,200円)が運ばれてきました。重厚感のある黒いお重に入っています。

お重の蓋を開けると、フワッと蒲焼の香ばしい香りが漂ってきます

お重の蓋を開けると、フワッと蒲焼の香ばしい香りが漂ってきます。う〜ん、食欲をそそる香りでおいしそう!

「肝吸い」(+400円で御吸物を肝吸いへ変更可能)

「甘味」がセットに

うな重には、「御新香」、「肝吸い」(+400円で御吸物を肝吸いへ変更可能)と、「甘味」がセットになっています。今回、甘味については、+500円でフルーツから「錦玉羹」という和スイーツに変更してもらいました。

料理に使用されているうなぎは、通常のものは特選 国産養殖うなぎを使用

料理に使用されているうなぎは、通常のものは特選 国産養殖うなぎを使用。他にも天然のうなぎに限りなく近づけた養殖のうなぎ「うなぎ坂東太郎」を使ったうなぎ料理も提供しています。

では早速、艶々に焼き上がったうなぎをいただいてみましょう!

受け継がれてきた秘伝タレで作る江戸前うなぎ

受け継がれてきた秘伝タレで作る江戸前うなぎ

うなぎに箸を入れると、ふわふわの柔らかい感触。スルスルと箸が入っていきます。タレが染み込んだご飯と一緒にいただいてみると、醤油とみりんだけで作られたという秘伝のタレがじんわりと口の中に広がります。

「駒形前川」のタレは220年もの間、継ぎ足しをしてきたものだそう。長い時間をかけてうなぎの旨味が染み出したというタレは、思ったよりもあっさりしていて、うなぎ本来のおいしさを引き立てていました。

半分くらい食べ進めたところで、味変に山椒をパラリ

半分くらい食べ進めたところで、味変に山椒をパラリ。蒲焼きの香りが引き立って、さらにおいしくいただくことができました。

本物の江戸前うなぎで、“浅草の粋”を感じて!

本物の江戸前うなぎで、“浅草の粋”を感じて!

辛口の赤ワインと一緒に食べる「うな重」は、思った以上に相性抜群で、新しい発見になりました。まさに現代の“浅草の粋”の一つかもしれませんね。

220年以上の歴史を持つうなぎを、隅田川やスカイツリーを眺めながらいただけるなんて、本当に浅草ならではの体験。ぜひみなさんも「駒形前川」で新旧の“浅草の粋”を感じてみてくださいね。

駒形前川
住所:東京都台東区駒形2-1-29
営業時間:11:30~21:00(ラストオーダー20:30)
電話番号:03-3841-6314
公式サイト:https://www.unagi-maekawa.com/

[All Photos By Kaori Simon]
Do not use images without permission.

西門香央里

Kaori Simon ライター&フォトグラファー
東京在住のフォトライター。K-POP、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心に撮って書いて活動中。好きなことには猪突猛進。小学生の頃からずっと何かの「オタク」。座右の銘は「努力は裏切らない」。


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