出雲の観光・お土産・ランチスポット「出西 くらしのVillage」

日本中の神様が出雲に集まると言われる「神在月（かみありづき）」。旧暦10月11日から17日までを指し、現代の暦では11月にあたります。まさにもうすぐ出雲観光のベストシーズンとも言える季節になりますが、出雲でぜひ訪れてほしいカフェ＆ベーカリーと窯があるんです。

それがこちら、「出西 くらしのVillage」内にある、「出西窯（しゅっさいがま）」と「Le CochonD’ or（ル コションドール 出西）」。

出西窯

全国的にも有名な出西窯は、1947年に5人の青年とその協力者らによって創業しました。共同体の運営に悩みながらも、隆法寺住職で哲学者の山本空外上人・陶芸家河井寬次郎氏の指導を受け、実用陶器を志します。

以後、柳宗悦氏、濱田庄司氏、バーナード・リーチ氏ら民藝運動の推進者たちの指導をうけ、陶器を作り続け、現在に至ります。

民藝の志を持ち、野の花のように素朴で、健康な美しい器。

毎日使いたくなる、そばにあってうれしい器や道具。

直火OKの「土鍋 中 24,400円」や「片手土鍋 5,700円」

お皿や湯呑み、茶碗もいろいろ取りそろえられています。そのどれもが心にほっこり温かさを灯してくれるものです。

レジ前で見つけた生姜糖
 

Le CochonD’ or（ル コションドール 出西）

ル コションドール 出西は、出西窯がプロデュースするカフェ＆ベーカリー。地元の素材をたっぷり使った、滋味深い味わいのパンと料理が楽しめます。カフェの器やベーカリーのパンが並ぶお皿に出西窯の陶芸品が使われていて、実際に暮らしの中で使われるときの使い心地を体感することができるんです。

栗のクロワッサン 345円

インカのめざめと大山乾塩ベーコンのチャバッタ　356円

アップルシナモンとホワイトチョコのクロッカン 237円

店内に並ぶバラエティに富んだパンの数々は、商品名を見ただけでどれも味への想像がかき立てられ、まとめ買いしてしまいたいくらい魅力的。

• フォカッチャ 334円
• 二種レーズンのクリームチーズ 291円
• 明太子チーズガレット 324円
• ドライフルーツとカシューナッツのバトン　324円
• 多伎いちじくと黒糖クリームのペイザン　300円
• ブール　288円
• バゲット アントラディショナル 248円
• 二種のオリーブと塩麹のバトン 291円

旅はまだ続くので2-3個だけ買って食べてみたのですが、小麦の香りがふくよかでかみしめるほどにうまみを感じます。ひとくち、ひとくち、大事に食べたくなるパン。安心安全な材料にこだわり、丁寧に作られたパンたちは、いただく方も丁寧な気持ちになるのです。

カレープレート　2種あいがけ　－サラダ付－　1500円

ベーカリーに併設されたカフェでは、買ったパンを楽しむだけでなく、これまた魅力的なランチメニューもラインナップ。筆者は定番カレーとおすすめカレーの両方を楽しめる「カレープレート　2種あいがけ　－サラダ付－」をチョイス。この日は鶏キーマカレー＆ギネスビーフカレーでした。

彩り鮮やかなプレートは、目にもうれしい一皿。スパイシーなカレーが食欲を刺激してくれて、あとをひくおいしさです。

他にも「BLTサンド」や「アボカドとリコッタチーズのオープンサンド」、「カレープレート　1種がけ －サラダ付－」、スイーツは「出西プリン」「テリーヌショコラ」「特製ベイクドチーズケーキ」など、どれも食べてみたくなるメニューでした。

敷地内には、服と日用品を扱う、「Bshop 出西店」もあります。ランチやお茶でひと息ついて、暮らしを心地よくしてくれる道具を探す。出雲観光の立ち寄りスポットとして、心からおすすめできるスポットです。

※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
　 
　

kanoa

kanoa ライター

自由とときめきを愛するライター。2児の母。都会のマンション暮らしを満喫しつつも、いつか田舎に移住し、縁側のある古民家に住みたいと憧れている。旅先で「ここでしか買えないお土産グルメ」を探すのが好き。特にパン屋を見つけると買わずにはいられない。