デルタ・プレミアムセレクトの乗り心地はいかに⁉
ⓒデルタ航空
「羽田―ホノルル」便の使用機材はボーイング767-300ER型機、アメリカ本土行きの路線と同様4つのクラスがあり、デルタ・ワン25席、デルタ・プレミアムセレクト18席、デルタ・コンフォートプラス21席、メインキャビン151席を用意しています。
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デルタ・ワンは、フルフラットベッドシートを搭載したビジネスクラス。そして、ほかのエアラインのプレエコにあたるのがデルタ・プレミアムセレクト、そして、デルタ・コンフォートプラスとメインキャビンがエコノミークラスに該当します。今回搭乗したのは、デルタ・プレミアムセレクト。座席の幅とシートピッチが広く(最大約96.5cm)、リクライニング角度も大きく、非常に快適。個人的な感想ではありますが、エコノミーよりも、ビジネスに限りなく近いプレエコでした。
さらに、サムワン・サムウェア社の職人手づくりのアメニティキットが付きます。こちら現在、筆者はパスポートケースとして活用中(笑)。また、デルタ・プレミアムセレクトでは、イヤホンの代わりにノイズキャンセリングのヘッドホンが貸し出されるので映画や音楽にも集中できます。
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プレエコのレベルを超える機内食に感動!
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さて、デルタ・プレミアムセレクトの最大の特徴は今回のテーマでもある機内食、ではないかと筆者は考えています。そもそも全クラスでミシュラン二つ星を獲得したシェフ考案の和食メニューを提供しているのが同エアラインの大きな売りです。そして、全クラスで提供される、スターバックス コーヒーやハーゲンダッツのアイスクリームも好評です。
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多くの航空会社のプレエコは食事はエコノミークラスと同じものが提供されますが、デルタ・プレミアムセレクトのメインディッシュは、ビジネスクラスのメニューが、一部ではありますがいただけます。食事のサービスが始まる前には、ビジネスクラスのように、パリッとした白いテーブルクロスを敷いてくれるのもテンションが上がる!
メニューは肉、魚、ベジタリアンの3種類の中からチョイス。この日は、「和牛ショートリブの煮込み」「胸鶏肉のロースト」「ホウレンソウとリコッタ入りラザニア」の中から、「和牛ショートリブの煮込み」を選んだのですが、これがなかなか秀逸でして。肉がとろけるように柔らかく、もはや機内食のレベルではないと感じました(もちろん、いい意味で)。ルックスはあまりおいしくなさそうに見えるかもしれませんが、ホントのホント、できればいまアンコールしたいくらいです。ごはん(米)そのものもおいしかった!
たっぷりのワインもうれしいポイント
エアラインのスタッフに確認したところ、デルタ・ワンで提供しているメインディッシュと同じメニュー(一部)を、デルタ・プレミアムセレクト用の食器に盛り付けているのだとか。それはおいしいはずです。量はやや控えめで、もしかしたら男性にはちょっとモノ足りないかもしれません。が、年々、胃袋が小さくなっている中年女性の筆者にはちょうどよい感じ。ワインも進みます。ちなみに、デルタ航空はクラスを問わずワインをじゃんじゃか注いでくれることで有名(笑)。スパークリングワインもチョイスできますよ。
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ホノルル到着前に朝食として、温かいサンドイッチがサーブされました。
到着前の軽食もぺろりと完食
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帰路はベジタリアンメニューの「卵麺の焼きそば」をセレクト。機内照明の影響で青くなってしまい申し訳ないのですが、野菜たっぷり、また柚子胡椒も効いていました。さらに、到着前には肉々しいチーズバーガーがお出ましに。肉はジューシー、そして、バンズはカリッと焼けていて、ぺろっといただいちゃいました。
なお、デルタ航空では、全クラスでサーフボードの預け入れが無料。エコノミークラスでも2個(23kg以下)までの荷物が預け入れ可能で、そのうちのひとつにサーフボードをカウントさせることができます。
ほとんどのデルタ航空の機材にはWi-Fiが搭載されていて、米国内線では無料で利用できます(デルタ航空のスカイマイル会員登録が必要)。まだ国際線でのネット接続は有料ですが、スマートフォンでのテキストメッセージの送受信は無料です。追加料金ナシでテキストメッセージでやりとりできるのはうれしい限りでした。
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