1位 ジョージア(3.8)
離婚率が一番高い国はジョージアでした。離婚率は1,000人あたり3.8です。ジョージアは、ヨーロッパとアジアの間、コーカサス地域に位置する国で、豊かな歴史と文化、美しい自然景観が特徴です。古代からのワイン製造も有名。ジョージア料理の「シュクメルリ」は、日本でもかなり定着してきました。
2位 ベラルーシ(3.7)
2位はベラルーシで、離婚率は1,000人あたり3.7。ベラルーシは、東ヨーロッパに位置し、ロシア、ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ラトビアの5カ国と国境を接する内陸国です。湖と森林が豊富で、農業が盛ん。ネスヴィジ城、ベラヴェジの森、ブレスト要塞、ポロツク、シャガールの家、ルミヤンツェフ・パスケヴィッチ宮殿、聖シモン・聖エレーナ教会など、見どころも豊富です。
2位 モルドバ(3.7)
同じく2位はモルドバでした。モルドバは、東ヨーロッパに位置する内陸国で、高層ビルや高い山がなく牧草地やブドウ畑が広がるのどかな国。欧州ワインの発祥地といわれ、ワインの生産が盛んです。
4位 ウクライナ(2.9)
4位はウクライナで、離婚率は1,000人あたり2.9。ウクライナは東ヨーロッパ最大の国の一つで、豊かな農業資源と黒土地帯が特徴。多様な文化と美しい自然があります。ロシアによる軍事侵攻は2年以上にわたっていますが、早く平和を取り戻し、その美しい大地を再び目にすることができるようになってほしいものです。
4位 ラトビア(2.9)
同じく4位はラトビアでした。ラトビアはバルト海に面したバルト3国の中央に位置する国で、美しい海岸線と森林が魅力。「バルト海の真珠」と称されているリガの旧市街は「リガ歴史地区」として世界遺産に登録されています。
6位 ドミニカ共和国(2.7)
6位はドミニカ共和国で、離婚率は1,000人あたり2.7。ドミニカ共和国はカリブ海に位置する国で、美しいビーチとリゾートで知られています。野球が国民的スポーツで、米国メジャーリーグ(MLB)でもドミニカの選手が多数活躍しています。
7位 キプロス(2.6)
7位はキプロス共和国で、離婚率は1,000人あたり2.6。キプロス共和国は、地中海東部に位置する島国で、美しい海岸線と歴史的遺跡が魅力です。ギリシャ系の南キプロスとトルコ系の北キプロスに分かれており、ギリシャ文化とトルコ文化の影響が見られます。
7位 リトアニア(2.6)
同じく7位はリトアニアでした。「バルト三国」のうち、最も南に位置し、一番大きな国がリトアニア。3,000に及ぶ湖と太古の森が広がる「森と湖の国」です。中世の建築物が多く残っているのも特徴。杉原千畝がユダヤ人救出のための「命のビザ」(日本の通過ビザ)を発給したことで知られています。
9位 コスタリカ(2.5)
9位はコスタリカで、離婚率は1,000人あたり2.5。中央アメリカに位置する、豊富な生物多様性を持つ自然大国です。国土の約4分の1を国立公園や自然保護区に指定しており、エコツーリズムを推進しています。
10位 イラン(2.4)
10位はイランで、離婚率は1,000人あたり2.4。中東に位置するイランは、古代ペルシャ文明の歴史を持っています。巨大な遺跡・ペルセポリスやイスファハンのジャーメ・モスク、ゾロアスター教の聖地・ヤズドなど多数の世界遺産を有しており、見どころが満載です。
日本の離婚率は1,000人あたり1.5で42位。アルメニア、オランダ、スロバキア、ノルウェーと同率でした。
[参考]
総務省統計局「世界の統計2024」
[All photos by Shutterstock.com]