ところでNEXCO東日本ってどこからどこまで?
上の地図が今回の121品。すみません、画像ではそれぞれのグルメはよく見えないと思いますが、その数の規模を感じてくださいね。
NEXCOはもともとは日本道路公団でしたが、それが3つに分割民営化された会社です。NEXCO東日本は、北海道、東北、関東、新潟、信越の一部を網羅していて、サービスエリア・パーキングエリアの数はなんと328。そのうち商業施設があるものは196あります。(2023年7月1日現在)
その中から、121の旨いものがエントリーされて開催された「NEXCO東日本ハイウェイめし甲子園」は誰でも投票可能。まさにみんなで選ぶ旨飯というわけです。
今年1月には「道・県予選」が開催されて、対象のグルメを実際に食べた客の評価と販売実績により、各地区からの代表13食が決定。2月から3月にかけて、WEBサイト・SNSでの一般投票によりその順位が決定し発表されました。
第3位|市原SA(下り線)「市原豚丼温玉のせ」(税込1,300円)
この丼から堂々とはみ出した豚肉をご覧ください! 千葉県産の「北総豚」の肩ロースを豪快にトッピングしています。その厚みは4㎜ということで、食べ応えがあります。場所は館山自動車道の市原SA(下り線)です。
この豚肉がなんで旨いかというと、たれをつけながら炭火で焼くからなんです。手間がかかっています。
使っているお米は地元千葉県市原産のコシヒカリ。ちなみに、SNSではたまごをのせると「イイネ」が2割増しになる法則があるのだとか。豚肉にのっかった温玉のたまごもやっぱり千葉県産です。
NEXCO東日本ハイウェイめしアンバサダーは、グルメエンターテイナーのフォーリンデブはっしーさん。今回開催されたの結果発表会に登場しました。「肉の弾力、脂の甘み、タレとごはんに炭火の香りがたまらない!」とのことでしたよ。
千葉県市原市海保 中木々音1154−1
第2位|菅生PA(上り線)「SUGO!牛たんハンバーグ定食」(税込1,500円)
第2位にランキングしたんですから、もちろんハンバーグといってもただのハンバーグじゃありません。仙台の手前、東北自動車道の菅生パーキングエリアの上り線で食べられます。宮城県代表ということで、あの宮城名物を使ったハンバーグなんです。
宮城と言えば牛タン。牛タンを使ったハンバーグです。そしてハンバーグの隣には立派な牛タン。「仙台味噌」で、なんと5時間も煮込むのだそう。
スープは「ずんだ」のクリーミーなスープ。ずんだはあのほんのりとした香りもおいしい枝豆ですね。お米はもちもち食感が特徴の宮城県産の「ひとめぼれ」。
「ハンバーグは煮込んであってふわふわ! 牛タンもとろける!」とはっしーさん。ハンバーグのソースはハヤシライスのソースだそうです。そのコクにも納得の様子でした。
宮城県柴田郡村田町菅生新堀28
第1位|友部SA(上り線)「Ibaraki ~杜の詩いゃ!どうも~」(税込1,500 円)
見るからに豪華なこちらは茨城県代表の「Ibaraki ~杜の詩いゃ!どうも~」です。常磐自動車道の友部SAの上り線で食べられます。
3種類の料理がオンザライス! って贅沢ですよね。左から「常陸牛ローストビーフ丼」、「つくば鶏いりつくね丼」、「つくば美豚の生姜焼き丼」です。
サラダ、笠間の自然薯とまいたけスープ、奥久慈卵も並びます。
そして、おすすめの食べ方がこちら。ローストビーフはお吸い物をかけたり、つくねには卵はもちろん合うし、サラダに巻いても。生姜焼き丼には自然薯をプラスでスタミナアップと、いろいろ楽しくておいしそうです。
はっしーさん 、牛肉に添えられたわさびの清涼感や、つくねに入っている軟骨も気に入ったようです。大ぶりのつくねは一口でパクリでした。
茨城県笠間市長兎路1059−6
上位5位を含む決勝に進出した13のグルメはこちらにまとめた資料があります。
[All photos by Atsushi Ishiguro]