ドバイチョコレートとは?緑色の中身は何?
ドバイチョコは、その名の通り、ドバイで生まれたチョコレートです。主な材料は、チョコレート、ピスタチオスプレッド、そして小麦粉とトウモロコシの粉などで作られている細い麺「カダイフ」。緑色の正体はピスタチオスプレッドです。
チョコの「パリッ」、ピスタチオスプレッドの「ねっとり」、カダイフの「ザクザク」とした食感が特徴で、TikTokのASMR動画が大バズリしました。そして韓国では「作ってみた動画」をSNSで投稿する人が増えているなど、かなり話題となっている、ネクストトレンドスイーツなんです。
日本ではどこで買える?カルディで売ってる?
カルディ、ドンキ(ドン・キホーテ)、コストコ、成城石井、業務スーパーなどに問い合わせたところ、売っているところは見つけられませんでした。現在、新大久保のカフェなど一部の店舗で購入できるようです。
また、材料となるカダイフも入手困難。通販であれば購入することができますが、お値段が高いということで、今回はそうめんで代用したレシピをご紹介します。
ドバイチョコの作り方は?
- ドバイチョコ再現【そうめん編】材料(9×14cm 1枚分)
- 茹でそうめん 70g
- バター 10g
- ピスタチオスプレッド 50g
- チョコレート 200g
- チョコペン(お好みで)
※ピスタチオスプレッドは、成城石井やカルディ、富澤商店や通販で手に入ります。
①茹でそうめんを約1cmの長さカットし、バターと一緒に炒める。そうめんの水分を飛ばし、キツネ色に変わったらOK(弱火~中火で10分程度)。
②①をピスタチオスプレッドと混ぜる。
③クッキングシートをひいた容器に、チョコペンで柄を描く。
④チョコレートを溶かし、なめらかな液状になったら、③に流し入れる。
⑤②をチョコの上に敷き詰め、再びチョコレートを流しいれる。
⑦冷蔵庫で冷やし、チョコレートがかたまったら、お好みで柄を追加し完成!
ドバイチョコ【そうめん編】のお味は?
早速、一口食べてみると、想像以上のおいしさにびっくり! 今までには味わったことのない新感覚のチョコレートです。
パリッとしたチョコレートの中に、ねっとりしたピスタチオスプレッド、ザクザクのそうめん。噛むたびに鳴る「ザクザク」という音がくせになります。
ただ、食べているとチョコレートが溶けていき、パリッとしなくなってくるのでちょっと急いで食べた方がよさそうです。
そしてポイントとなるのが、バターで炒めたそうめん。塩味とバターの香りが、ピスタチオスプレッドやチョコレートとマッチしていています。この甘じょっぱさが癖になる!!
正直、食べる前までは特徴的な食感だけが話題の理由だと思っていたのですが、想像以上においしく、韓国で流行っている理由に納得しました。これはぜひ日本でも手に入りやすいところで売ってほしいです!
ドバイチョコ【皿うどん細麺編】のお味は?
- ドバイチョコ再現【皿うどん細麺編】材料(7.5×17.5cm 1枚分)
- 皿うどん細麺 40g
- ピスタチオスプレッド 50-80g
- チョコレート 150g
- バター 10g(麺を炒めたい場合お好みで)
工程はそうめん編と同じ。麺をバターで炒めず砕いてそのままピスタチオスプレッドと混ぜてもいいですし、炒めて香ばしさをアップさせてもお好みで。今回はデコレーションはなしのシンプルバージョンです。
筆者が不器用なため形がいびつなのはご容赦ください……。カットしたり噛んだときの、ザクザクッとした音や食感はいい感じ。皿うどん細麺はカダイフにかなり近くなると期待満々だったのですが、カダイフの繊細さとはやはり違いがあります。
しかし、手作りだと麺とピスタチオスプレッドの量を簡単に増量できるので、よりリッチな味わいのドバイチョコを作ることができるのが魅力。やっぱり麺とピスタチオスプレッドの部分が秀逸においししい!
手の熱で溶けやすいので、キンキンに冷やしてスライスしていただくのがおすすめ。周りのチョコは厚みがありすぎるとパリッとせず重くなるので、薄めに作ることを心がけましょう。
こちらは皿うどんの麺をバターで炒めたバージョン(さらにいびつでスミマセン……)。香ばしさが増し、ちょっとジャンキーな味わいになりました。
ちなみに、炒めた皿うどんとピスタチオスプレッドを混ぜたものは、チョココーティングせずそのまま食べても絶品! スプーンでドロップして冷蔵庫で固めれば、即席ピスタチオクランチチョコみたいでやみつきになりますよ。
手作りドバイチョコ作り方のポイント
- 周りのチョコを厚くしすぎない
- 麺とピスタチオスプレッドをたっぷり使ってリッチに楽しむのも◎
- 麺をバターで炒めてピスタチオスプレッドと混ぜた中身だけでもおいしい
- 手作りだと溶けるのが早いので冷やして素早く食べる
今回ご紹介したレシピは、家にある材料などを使って簡単に作ることができるので、ぜひみなさんも試してみてくださいね!
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