明礬温泉エリア(卵、プリン、プリンソフト)
明礬温泉のエリアに位置する「岡本屋売店」は、地獄グルメを代表する有名店のひとつです。もくもくと上がる湯煙のそばで、多くの人々が地獄グルメを楽しんでいます。
ご飯ものから小腹を満たすスイーツまでメニューのバリエーションも豊富。店内・屋外ともに座席数も少なくないので、落ち着いて食事できる場所のひとつです。
筆者がオーダーしたものはこちら。コーヒーは一般的なブラックです。
まずは「地獄蒸し塩たまご(143円)」から。気軽に食べられる卵は地獄グルメの定番なので、一度はトライしたいもの。チラシで作られた殻入れにノスタルジーを感じます。
「岡本屋売店」は地獄蒸しプリンの発祥店としても知られています。看板メニューの「地獄蒸しプリン(440円)」は、昭和63年から続く手作り製法が人気の秘訣。昔の喫茶店で出てきそうな、シンプルで懐かしい味わいでした。
テイクアウトもできるので、ホテルの部屋でゆっくり味わってもよいですね。
筆者のおすすめは「地獄蒸しプリンソフト(660円)」。ほろ苦いカラメルとミルキーなクリームのハーモニーが絶妙で、甘すぎないのも嬉しいポイント。
ほかにも「地獄パフェ」や「地獄おにぎり」などもラインアップ。さまざまな地獄グルメを堪能できる人気のスポットです。
海地獄(極楽饅頭)
海地獄の出口付近にある売店では、名物の「極楽饅頭」が販売されています。
指先サイズの小さな饅頭が整列する姿は見慣れない光景。
こちらが1パック15個入りの「極楽饅頭(600円)」。地熱を使用して蒸す手作り製法と、癖になりそうな素朴さが特徴です。甘さ控えめで小粒なので、あっという間に食べきってしまいました。老若男女を問わず受け入れやすい地獄の和菓子です。
かまど地獄(醤油プリン)
かまど地獄では、濃厚でなめらかな生地が特徴の「醤油プリン(400円)」を発見。小さめサイズですが、濃厚なので満足感があります。ほかにも「地獄蒸したまご」や「かまど豚まん」などが販売されていました。
飲食コーナーの横には足湯もあるので、地獄めぐりの合間の休憩に最適な場所です。
竜巻地獄(ご当地ジェラート)
竜巻地獄の売店で販売されている「ジェラート(450円)」。かぼす、いちご、ネーブルオレンジなど、大分県産の素材を使用したフレーバーが並んでいます。筆者が選んだのは「紫芋&かぼす」のダブル。紫芋はほんのり甘く、かぼすは爽やかな酸味があり、素材を生かしたやさしい味わいでした。
竜巻地獄は、105度の熱湯が30〜40分に一度の頻度で激しく噴き出す瞬間が見どころ。待ち時間があるので、ぜひその間に地獄グルメを味わってみてくださいね。
大分県別府市野田782
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©︎Yukika Sonoda