意外な結果に!世界的ガイドブックが発表「2016年訪れたい国ベスト10」

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Jan 27th, 2016

さて、今年はどこへ行こうと考えているあなた。いつもと違った、未知の体験ができる旅行先に行きたいですね。

世界で最も利用されている旅行ガイドブックLonley Planet(ロンリープラネット)が、2016年訪れたい国ベスト10を発表しています。あなたの旅先を選ぶ参考になりそうですね。日本は10位以内に入っているでしょうか? 1位は予想外の国でしたよ。どんな国が選ばれているか、一緒に見てみましょう。

10位:フィジー

南太平洋の楽園、海上に散らばる332の島から成り立つフィジー諸島。「ソフトコーラルの首都」と呼ばれるほど、美しい珊瑚を見ることができます。2016年には、Nadi国際空港がアップグレードされ、フライトもより快適に。心まで透き通るような海を見たいなら、フィジーに決まり。

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レゲエやヒップホップなどのアフリカ系ニューワールドミュージックは、フィジーがルーツだそうです。

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9位:グリーンランド

大都会の人混み、ギュウギュウの満員電車に揺られることにうんざりしているあなたにオススメしたいのが、グリーンランド。世界最大の島でありながら、世界最少の人口密度(56,0000人)、国土の80%は氷で覆われています。

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グリーンランドの自然がもたらす氷山、神々しいばかりのオーロラに、畏敬の念を抱くことでしょう。2016年3月には、Arctic Winter Games Nuuk 2016(北極冬季スポーツ大会)が開催されます。こちらの動画で様子を知ることができますよ。

8位:ウルグアイ

ブラジルとアルゼンチンの間に挟まれた南米で2番目に小さな国、ウルグアイ。首都のモンテビデオは「南米で最も治安の良い都市」と呼ばれ、2016年には外国人旅行客が30,000人を超えることが予想されています。

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国土の90%が牧場で、ガウチョ(カウボーイ)の国とも呼ばれます。牛肉は、生産量消費量とも世界一。ウルグアイ名物アサード(薪の火で牛肉をグリル)をガッツリいきましょう。アサードに合うワインも楽しみを盛り上げます。

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7位:ポーランド

ヨーロッパの中で観光客を増やし続けているのが、ポーランド。2016年2月にはクラクフ行きが増便し、アクセスしやすくなります。

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世界遺産の「ヴィエリチカ岩塩坑」は、芸術家ではなく鉱夫が自らの手で彫り上げたという岩塩彫刻。ガラスのように見えるシャンデリアも塩。

意外なところで、音楽シーンはヘビメタが充実。

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6位:オーストラリア

日本人に人気のオーストラリア。繰り返し訪れるファンも多いですね。クイーンズランド州の海岸線に沿って2000km以上にも及ぶ、世界遺産のグレート・バリア・リーフは、世界最大級の珊瑚礁。

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世界遺産の巨大なエアーズロック、世界三大美港の白いシドニー湾、オーストラリア州の州都アデレードは、偶数年に国際芸術祭、奇数年は50以上のワイナリーがあるバロッサヴァレーでワイン・フェスティバルが開かれます。

然しながら、オーストラリアは世界で6番目に広い国(ロシア、カナダ、アメリカ、中国、ブラジルの次)なので、何度か足を運ぶ必要がありそうですね。

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5位:ラトビア

バルト三国のひとつラトビア。ソ連から独立して25周年を迎えます。ラトビアの首都リガは「バルト海の真珠」といわれ、ロマネスク、ゴシック、アールヌーヴォーなど様々な建築様式が混在する街。ユネスコの世界遺産に指定され、アールヌーボー様式の建築物の多さでは世界でも有数で、1201年から現在に至るまでの歴史を反映した建物を見ることができます。

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妖精が住むような、美しい森と湖の国。

クリスマスツリーは、ラトビアが発祥と言われています。

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4位:パラオ

ダイバーの聖地パラオ。宝石のような魚たちが、珊瑚礁をひらひらと泳ぎ回ります。パラオの海には1300種以上の魚、約700種の硬質・軟質サンゴが生息するそうです。ダイビングができなくても、シュノーケリングで海の美しさを堪能できますよ。

海底の泥で全身パックができるミルキーウェイ、美しい浅瀬がビーチとなって続いているロングビーチなど、まさにパラダイス。

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ロックアイランドの中心マカラカル島にある海水湖で、無数のジェリーフィッシュ(クラゲ)と泳ぐのも夢のような体験。

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レメンゲサウ大統領は、海の生態系の保護に取り組む「海の聖域」構想を持ち、自給的漁業を除くEEZ内での商業漁業の全面的禁止を2020年より実施予定。2014年国連環境計画(UNEP)に、「地球のチャンピオン(Champion of Earth for Policy Leadeship)」を受賞しています。

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3位:アメリカ

NYC在住の筆者としては、アメリカならニューヨークへ! と言いたいところですが、ロンリープラネットは、アメリカの大自然を推奨しています。ヨセミテ、イエローストーンなど国立公園のほか各種の保護地域や文化遺産を管理している、アメリカ国立公園局(National Park Service)は、2016年に100周年を迎えます。

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世界で3番目の国土の広さを持つアメリカは、延々と続く道をドライブすることも旅の楽しみ。アメリカの映画は、「テルマとルイーズ」「ボニーとクライド(俺たちに明日はない)」に代表されるように、ロードムービーが多いですよね。

2016年はアメリカ大統領選挙の年。初のアフリカ系大統領が任期終了し、初の女性大統領誕生の歴史が作られるのか、アメリカの進む道が気になるところです。

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2位:日本

日本は2位でした。毎年海外旅行客が増え続け、人気の旅行先となっているのは誇らしいですね。

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京都や高野山、伊勢神宮、熊野神社など伝統的文化と、オタク、コスプレ、アニメなど独自のサブカルチャーが両立する国。2020年にオリンピック開催が決定し、さらに人気が高まりそう。

若い外国人はサブカルチャーに興味を持っている人が多く、筆者よりも熟知していて驚くことがあります。

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1位:ボツワナ

1位は、ボツワナでした。筆者と同じようにあなたもどんな国? と思ったでしょう。

アフリカ南部にあるボツワナは、2016年で英国から独立して50年を迎えます。独立以降ダイアモンドが発見され、現在では世界一の産出を誇り、アフリカで最も豊かな国の一つになったそうです。

ボツワナに広がる湿地オカバンゴ・デルタ(Okavango Delta)は「カラハリの宝石」と謳われる世界遺産。野生動物の貴重なライフライン(水場)になっています。

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ピンク色のフラミンゴが、美しく湖面を染めます。

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国土の約17%を国立公園や野生動物保護区に指定されているボツワナは、野生のカバや象、サイ、キリン、ライオンなどが見られ、野生動物の楽園。

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自然に心を開き、目から鱗の旅ができそうです。

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ロンリープラネットが選んだベスト10で、あなたが惹かれた国はありましたか? 馴染みのなかった国も知ってみれば、多くの魅力を秘めています。人生は一瞬一瞬が心の旅。旅心への扉をいつも開いていたいものです。

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[Best in Travel 2016 Top countries]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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