
ヨーロッパで夏によく食べられるスープといえば、ガスパッチョ。スペインのアンダルシアで生まれた、野菜をミキサーでピュレ状にした冷静スープです。ガスパッチョといえばトマト、きゅうり、ピーマン、玉ねぎの冷製スープを思い浮かべますが、ここ最近では少し変わったガスパッチョスープがヨーロッパでは人気なのです。
3種類の変わり種ガスパッチョのレシピをお教えします。
きゅうりのガスパッチョ

(c)Nanako Kitagawa
【材料】二人分
きゅうり3本
ヨーグルト120グラム
ニンニク1/4片
林檎酢(お酢で代用可)大さじ1
パン一切れまたはパン粉大さじ2
オリーブオイル大さじ1
ミントの葉(5枚ほど)
塩
【作り方】
1きゅうりは皮をおおざっぱに剥き、塩をまぶしておく。1時間ほどおいておく。
2きゅうりをしぼり、ミキサーにすべての材料を入れ、かき混ぜる。
3オリーブオイルや塩で味をととのえて、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。
すいかのガスパッチョ

(c)Nanako Kitagawa
【材料】二人分
すいか8分の1
ニンニク1/4片
パン一切れまたはパン粉大さじ2
オリーブオイル大さじ1
塩
バジルの葉5枚ほど
【作り方】
1すいかはざく切りにして、種を抜く。
2すべての材料をミキサーに入れ、かき混ぜる。
3オリーブオイルや塩で味をととのえて、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。
またトマト1個を皮を剥いて入れてもいいです。より味に深みが出るすいかのガスパッチョになります。
もものガスパッチョ

(c)Nanako Kitagawa
【材料】二人分
もも1個
ニンニク1/4片
ヨーグルト120グラム
パン一切れまたはパン粉大さじ2
オリーブオイル大さじ1
塩
【作り方】
1ももは皮をむき、ざく切りにする。
2すべての材料をミキサーに入れ、かき混ぜる。
3オリーブオイルや塩で味をととのえて、冷蔵庫で冷やしたらできあがり。
ガスパッチョはヨーロッパでは単に冷製スープとして食べられるのではなく、アレンジされてお洒落な前菜として人気があります。きゅうりのガスパッチョに海老を入れたり、詰め物のパスタ、ラビオリと一緒に食べたり、アレンジを楽しむことができます。
また、にんにく、オリーブオイル、パンを入れれば、色んな野菜や果物を組み合わせてガスパッチョを作ることも。自分だけのオリジナルのガスパッチョを作ってみるのもいいですね。
[photo by Shutterstock.com]

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Nanako Kitagawa ライター
2007年よりフランス在住。パリ第八大学大学院を卒業。専攻は文化コミュニケーション。趣味は映画、読書、写真、雑貨、料理、街歩き、カフェ巡り。初めて訪れたその日からすっかりパリの街に魅了され、今日も旅をするようにパリの街を歩き回る。
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