母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選〜朝食が豪華すぎる!〜

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jul 21st, 2016

島国の日本に住んでいると、何かと自分たちの言動が「普通」だと思ってしまいます。しかしときどき外からの意見を見聞きすると、「え、普通じゃないの?」とびっくりしてしまう瞬間も・・・。

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

そこで今回は筆者の友人でもあり、日本に留学経験を持つオーストラリア人数名に、日本で驚いた出来事や言動を教えてもらいました。

1:朝食が豪華すぎる

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

最初の意見は朝食について。さすがに旅館の朝ご飯のように、朝から何品も食卓に並べる人は、日本人であっても少数派だと思います。

ただ、ごはんに目玉焼きとみそ汁と納豆、パンにコーヒーとサラダとヨーグルト程度の朝食であれば、「普通に食べているよ」という人も少なくないのでは?

しかしこの朝食、オーストラリア人からすれば驚きに値するのだとか。少なくとも意見を聞いたオーストラリア人たちは、何も食べないか、食べてもシリアル、フルーツ1個など、簡単に朝の食事を済ませると言います。

お昼ごはんまでにお腹が空けば、スコーンやマフィン、カップケーキなどをちょこっと食べる程度。そのような日々を送っていると、「朝からお母さんが料理をしている」という事実だけで、びっくりみたいですね。

2:映画館が静かすぎる

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

次は映画館について。日本の映画館に入って洋画を見た経験のあるオーストラリア人は、日本人観客の静かさに驚いてしまったと言います。

オーストラリアでは映画を見ながら笑ったり、驚きの声を漏らしたり、拍手をしたりするのだとか。日本人はあまりにも静かに映画を見るため、逆に落ち着かなかったと語っていました。確かに日本映画界の巨匠・黒澤明も、海外の観客と比べて日本人の観客は静かすぎると、どこかでコメントしていた記憶があります。

日本は電車の中もすごく静かですよね。騒いで周りに迷惑をかけてはいけないという意識が、何よりも先に来てしまうのかもしれません。

3:水を自由に使える

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

最後は節水について。オーストラリアの友人宅などに遊びに行くと、節水に対する意識の違いを思い知らされます。

ちょっと言い方が悪いかもしれませんが、現地の人は食器を洗ってもそれほどすすぎませんし、水を出しっぱなしにするとすぐに駄目出しをしてきます。その理由は、オーストラリア大陸がそれほど水資源に恵まれていないからです。

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

被災地や離島などを除き、日本のほとんどの地域では、水を好きなだけ使えます。お風呂にお湯を張って入浴をしたり、じゃぶじゃぶと食器を洗ったりしても何ら問題ありません。そうした日本の水資源の豊かさに、オーストラリア人は母国との違いを感じるみたいですよ。

母国と違う!オーストラリア人が日本で驚いたこと3選

以上、オーストラリア人が驚く日本の特徴をまとめましたが、いかがでしたか? まさに水については、日本に居るだけでは分からない話。当たり前に水が使える生活に、もっとわれわれは感謝しなければいけないのかもしれませんね。

[All photos from shutterstock]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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