TABIZINEライターのNaoです。自由気ままに、好きなことを好きなだけ楽しめるひとり旅。一度挑戦してみるとその気楽さにハマってしまう人も多いのではないでしょうか?
この連載では、47か国制覇した旅マニアの筆者がお伝えする、一人旅をもっと楽しむコツをご紹介したいと思います。
アジアの西の果てに位置するトルコ。アジアとヨーロッパの文化が交差するイスタンブールは、エキゾチックな雰囲気ながらもどこか懐かしさを感じるのも魅力。路面電車や地下鉄が整備されており一人旅でも安心。さらに親日家が多いので、日本人にとっては最高に居心地よく過ごせる旅先の一つでもあるでしょう。
まずは観光スポットが集まる旧市街から

イスタンブールを象徴するブルーモスク。「世界で最も美しいモスク」とも称され、大小のドームや真っ直ぐに伸びる尖塔が織りなす外観はどこまでも壮大で神秘的。

内部も見学可能。青色のイズニックタイルで装飾された壁や、鮮やかなステンドグラスはため息の出るほどの美しさ。

迷路のように入り組み、約5000ものお店がひしめきあう巨大な市場、グランドバザール。エキゾチックな雑貨や装飾品、食品や衣類は見ているだけでも楽しめます。
異国情緒あふれるグランドバザールですが、お店によっては客引きがしつこいということも。また半ば強引に絨毯を高額で売りつけてくる詐欺師もいるので、不快な思いをしたら颯爽と素通りするのが吉。
イスタンブールの日常感を楽しめる新市街
見所が多い旧市街ですがとにかく観光客が多く、お店も観光客向けな雰囲気が多いという印象も。イスタンブールの地元の人々の暮らしを感じたい時はぜひ新市街にも行ってみましょう。

新市街で最も活気があるイスティクラル通り。レストランやカフェ、アパレルや雑貨などのお店が並び、地元の人々が買い物をする姿が見られます。

夜遅くなっても人通りが多く賑やかなので、一人で歩いても安心です。

高級ブティックからお洒落なカフェやレストラン、デザインホテルなどが集まるニシャンタシュというエリア。東京でいうと銀座や表参道のような華やかな雰囲気。旧市街とはガラリと異なる、都会的で洗練された街並みは歩くだけでも楽しめますよ。

トルコのヨーロッパ側とアジア側を隔てる、ボスポラス海峡。イスタンブールの観光名所はヨーロッパ側に集まりますが、アジア側も一度は訪れてみたいもの。渡し船に乗って海上から両岸を眺めていると、どこかロマンを感じるでしょう。

渡し船は約20分で到着。運賃もわずか約100円!

(C)Turkeys For Life
アジア側の賑やかなエリア、カドキョイ。下町の情緒漂う素朴な街並や市場があり、庶民的なイスタンブールが味わえます。
一人旅にうれしい!リーズナブルな絶品グルメ
イスタンブールはお手頃価格で味わえるグルメの宝庫。一人旅ならではの自由気ままな食べ歩きを楽しみましょう。

イスタンブールで必食したいのがケバブ。オジャックバシュと呼ばれる日本の炉端焼きのようなお店では、目の前で焼かれたジューシーなお肉や野菜をいただけます。

鶏ムネ肉や手羽先、野菜のケバブ。焼き加減が絶妙で香ばしいスパイスがたまりません! パンやドリンクをつけても約600円という価格もうれしい。

イスタンブールには街の至るところにパン屋があり、種類豊富なパンやお菓子が揃います。値段も安いのでお財布を気にすることなく色々なスイーツを楽しめますよ。

パンやお菓子はぜひ本場のチャイと一緒に味わいたいところ。これで約200円!

エキメッキと呼ばれるトルコ版フランスパンに、焼いたサバと野菜を挟んだサバサンド。塩とレモンだけのシンプルな味付けが絶妙。

イスタンブールでは夜遅くまで営業しているカフェ多いので、夕食後にちょっとお茶したい時にもうれしい。

トルコ名物のライスプディング。濃厚なミルク感と甘さがチャイに合います!
東京からイスタンブールへは直行便で約12時間半。ヨーロッパとアジアの文化が織りなすエキゾチックな街を、自由気ままに一人旅してみてはいかがでしょうか?
※2017年4月現在、トルコには外務省より渡航注意が発令されている地域があります。渡航検討の際は必ずご確認ください。
[Photos by Nao]

Nao ライター
メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。
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