【TABIZINE自由研究部】調べる、考える、まとめる、伝える。
夏休みの自由研究のように、心惹かれることについて、じっくり調べてみる。考えて、試行錯誤し、また考えて、まとめて、発表する。TABIZINEにもそんな場がほしいと思い【TABIZINE自由研究部】を発足しました。部員ライターそれぞれが興味あるテーマについて自由に不定期連載します。
今回は、TABIZINEライター、坂本正敬の自由研究「地元の町に外国人観光客を集める方法」をお届けいたします。
東京や大阪など、世界的な大都市はもちろんですが、岐阜県の飛騨高山や北海道のニセコなど、今では地方にも多くの外国人観光客を集めるエリアがあります。
そうした場所に足を運ぶといつも思いますが、自分の暮らす町にも同じくらい外国人旅行者が遊びにきてくれれば、毎日がインターナショナルな雰囲気になって楽しいですよね。

そこで今回はTABIZINE自由研究部の一環として、自分の暮らす街にどのように海外から人を集めるか、その方法を研究してまとめたいと思います。
参考とする教科書は『gacco』というオンライン学習プラットフォームに配信される文化庁の講義『文化財を活用した観光拠点形成』。第1回目の本日は、大まかな講義の内容を紹介したいと思います。
自分の町を観光拠点にする方法が盛りだくさん

そもそもgaccoというサービスをご存じですか? 日本オープンオンライン教育推進協議会とドコモgacco社が提供するオンライン学習プラットフォームで、さまざまな講義が配信されています。その数あるレッスンの1つが今回の教科書とする『文化財を活用した観光拠点形成』。
2017年3月1日にスタートした講義内容は、地元の文化財を利用して、いかに世界から観光客を集めるのか、その方法を解説してくれています。主な内容は「文化財を中核としたまちづくり」と「実践・事例編」の2つ。自分の暮らす街に眠る魅力的な「物語」をいかに導き出すか、どのように周りの人を巻き込んで計画を立てるか。
さらには石川県の金沢、岐阜県の白川村など実際に多くの外国人を集めている観光地がどのように取り組んでいるかなど、さまざまな角度から人を呼ぶ方法を学べる様子です。
講師陣も豪華

言うまでもなく、講師陣も充実しています。東京大学の教授から日本観光協会の特別研究員、文化庁や観光庁の職員、事例として取り上げられる自治体の職員、大手広告代理店のシニアアカウントディレクター、JTB総合研究所の主任研究委員など、観光に関するプロフェッショナルが勢ぞろい。
こうした豪華な講師陣から、自分の暮らす町に多くの外国人観光客を呼び込む具体的な方法を学べるチャンスは、なかなか得られないですよね。
筆者の暮らす場所は富山県。そこで今回は過去記事「人間国宝や日展入賞者が続々!小さな町に200人もの彫刻家が暮らすワケは?」でも触れた井波という町を想定して、いろいろ学びたいと思います。
井波は瑞泉寺という浄土真宗の名刹を中心に栄える門前町で、現役の彫刻家が200人以上暮らすというユニークな町。しかし現状で、世界中から観光客を集めているとは言えない現状があります。
これから数回に分けて講義の内容をまとめながら考察・実践していきますので、その内容をもとに皆さんも自分の暮らす町で何ができるのか、考えてみてくださいね。

[文化財を活用した観光拠点形成 – gacco]
[All photos from shutterstock]
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Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。
https://hokuroku.media/
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