五三焼カステラとは？

五三焼カステラはさまざまな和菓子ブランドなどから発売されている、ちょっと特別なカステラです。名前の由来は原料の割合（卵黄5：卵白3）とも言われますが、諸説あります。卵黄が多いと、ふっくら焼き上げるのが難しくなるため、熟練の技が必要になるそう。

古くから、大切に味わい、贈られてきたカステラなのです。

成城石井オリジナルの「五三焼カステラ」

成城石井の五三焼カステラも、卵黄を贅沢に使い、卵の濃厚な風味が楽しめます。箱の中の内袋も金色で、ちょっと特別な感じがしますね。

さらに厚紙に包まれたカステラが、5切れ。ちゃんと最初から切れ目がついているのが、便利でうれしいですね。

ザラメはなく、しっとりきめ細かな美しい生地です。カステラのふっくらした生地を眺めていると、昔読んだ絵本の「ぐりとぐらのカステラ」を思い出します。絵本を読んだ幼い頃感じた、あのあたたかでおいしそうでふっくら幸せな気持ちが、蘇ってくるんです。

実食！「五三焼カステラ」

そんな幸せな気持ちに包まれながら、五三焼カステラをいただいてみました。

見てください、このおいしそうな卵色の生地。ふっくらやわらかな食感、しっとり染み入る甘さ。カステラって、心と体に染み込んでいくようなおいしさだなあと、いつも感じます。いつも安心していただける、王道のおやつ。

そしてカステラをよりおいしく楽しむアイデアを2つ。

カステラをよりおいしく楽しむアイデア【その1】

1つは、冷たい牛乳と一緒にいただくこと。冷たい牛乳とカステラの甘さが一体となって、よりじんわり染み入るようなおいしさを楽しめます。日本茶やコーヒーや紅茶とともにいただくより、子どものおやつ的な懐かしさも味わえますよ。

カステラをよりおいしく楽しむアイデア【その2】

2つ目は、キャンプなどに持っていき、炭火であぶっていただくこと。香ばしく焦げたカステラもまた乙なのです。小さく切って、マシュマロみたいに串に刺してあぶっても楽しいですよ！

※こちらの商品を購入したのは、2019年3月20日 成城石井 東急東横店にて。
店舗や時期により商品の品揃えや価格が変わる恐れがありますので、ご注意ください。
 

[All Photos by Aya Yamaguchi]
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山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE（タビジン）」「イエモネ」「novice（ノーヴィス）」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。