エキュート東京「治一郎」は、東京駅南通路周辺整備工事に伴い8月19日(月)をもちまして閉店いたしました。
定番バウムクーヘンから季節限定商品まで幅広いラインナップ
「幸せを重ねる」をコンセプトに、一歩先のおいしさを大切にする洋菓子店「治一郎」。飲み物がいらないというほど、しっとりとした食感のバウムクーヘンは、言わずと知れた看板商品です。
シックで落ち着いた雰囲気の「治一郎 エキュート東京店」では、そんなバウムクーヘンをはじめ、ロールケーキやプリン、ラスクといった、ギフトはもちろん、ティータイムのお供にぴったりなスイーツが、ぎっしりと並んでいます。
定番商品だけではなく、生地に発酵バターを混ぜ合わせた「治一郎のバターカステラ」や、アールグレイを練り込み焼き上げた生地に、オレンジ風味のチョコレートを流した「紅茶のティグレ」といった新商品や期間限定商品などもあり、どれにしようかと悩むのも楽しくなるラインナップです。
価格:450円(税込)
紅茶のティグレ
価格:3個入 1,000円(税込)
販売期間:2022年4月22日(金)~なくなり次第終了
そんな中、ひときわ目を引くのが、このショーケースの「クイニーアマン」。そうなんです。これが東京駅でしか買えない限定商品なのです! ということで、今回は、クイニーアマンをお持ち帰りしたいと思います。
旅のお供になるリッチなスイーツ「クイニーアマン」
そもそも、なぜ治一郎の東京駅限定商品が、クイニーアマンだったのでしょうか? その理由は、新幹線などでもワンハンドで手軽に食べられるメニューの考案に加え、パンの製造販売がルーツであった治一郎には、パンの知識や技術が豊富にあったからだそうです。
お弁当やサンドイッチなどは、時間帯やタイミングを選び、だからといってケーキのような本格的なスイーツを食べるには、ハードルが高すぎる……。そんな列車内で、手を汚すことなく食べられるクイニーアマンは、確かに今までにない「新幹線グルメ」ですよね。
一つひとつ丁寧に包まれた紙の包装紙もポイント。この包装紙は袋状になっており、そのまま持って食べられます。欠片がパラパラと洋服や床にこぼれることがないので、車内でも食べやすく、ありがたい工夫です。
袋から出してみると、ツヤツヤと輝く表面が美しく輝き、甘いバターの香りが贅沢に漂います。
キャラメリゼ部分は、カリッと軽快な食感でありながら、中のデニッシュ生地はしっとりふんわり、やさしい口当たり。この食感の差が、贅沢さをより感じさせてくれます。それもそのはず、このクイニーアマンは生地の食感にこだわり、治一郎の技術を詰め込んでいるのだとか。
なんといっても、リッチなのはバターの風味。食べるたびに豊かな香りとジュワッとにじみ出てくるような濃厚な旨みが広がり、心と胃袋をしっかり満たしてくれます。
また、プレーンのほかにも季節限定のフレーバーが登場するので、こちらも楽しみのひとつ。2022年5月現在は終売していますが、春なら「クイニーアマン ピスタチオ&ベリー」など、その季節ならではの味わいが楽しめます。どんどん気温が上がるこれからの季節には、一体どんな素材を組み合わせるのでしょうか。楽しみですよね。
価格:1個 350円(税込)
狙い目の時間帯:土日などは14時~15時で売り切れてしまうことも。確実に購入するなら午前中がおすすめ
お店の場所は新幹線南乗り換え口正面!
(C) JR東日本クロスステーション
治一郎 エキュート東京店は、東京駅の改札内、東北・上越・北陸新幹線の南乗り換え口正面に広がるエキナカ商業施設「エキュート東京」内。新幹線に乗る前のお土産選びもしやすい場所です。
新幹線乗り換え口側からエキュート東京に入って、すぐ左側にありますよ(上地図の赤丸)。
治一郎 エキュート東京店には、関東圏唯一となるカフェも併設しているので、こだわりのスイーツを食べながら、ホッと一息つくことも可能です。
「おいしいものを食べたい」「おいしいものを人にあげたい」そんな気持ちを叶えてくれる「治一郎」。車窓の景色を眺めながらクイニーアマンを頬張れば、旅もリッチになりそうです。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内1階 エキュート東京
電話:03-3214-8200
営業時間:物販 月〜土8:00~22:00、日祝8:00~21:30
カフェ 月〜土9:00~21:00(L.O.20:30)日祝9:00~20:30(L.O.20:00)
席数:8席(OPEN 6席)
公式サイト:https://jiichiro.com/
エキュート東京:https://www.ecute.jp/tokyo
[Photos by koume]