東京駅に「金澤濃厚中華そば神仙」がやって来た!
(C)東京ラーメンストリート
「東京駅で全国の名店の味を気軽に味わってほしい」という想いから、東京駅一番街にある東京ラーメンストリートで2021年7月にスタートしたのが、「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」です。
第1弾は、ラーメン史を語る上で絶対に外すことができない横浜の名店「支那そばや」が登場し、第2弾には、熊本県でシメの1杯としても有名な「天外天」、第3弾では、佐野ラーメンの代表格「麺屋ようすけ」が東京初登場。いずれも大きな話題となりました。
(C)東京ラーメンストリート
第7弾まで展開されるこの企画も、第4弾を迎え、いよいよ折り返し地点に。2022年6月21日(火)~9月27日(火)(予定)の期間に実施される今回は、人気・実力ともに、石川県金沢市を代表とする名店「金澤濃厚中華そば神仙(しんせん)」が登場しています(以下、神仙)。これまで東京では味わえなかった金沢本店の味が、満を持して東京に初上陸です!
どろっとした濃厚スープに4種類の小麦粉を配合した特注麺
今回注文したのは「特製中華そば」。注文時に、麺の硬さを「バリカタ、かた、ふつう、やわ」の4種類から選ぶことができます。今回は、人気だという「かた」を選択しました。
目の前に運ばれたラーメンには、チャーシューやメンマ、ねぎ、煮卵という定番トッピングとともに、能登珠洲産の天然岩海苔ものっています。思わぬところで石川県の特産品も味わえる、この「ご当地感」もうれしいですね。
まずは、器からはみ出たチャーシューの存在感に目が奪われ、そのボリュームに喜びを感じますが、「まず一口」と丼にれんげを入れた瞬間から、すべての意識はスープに集中することになります。
その理由は、スープのどろっと感! レンゲになかなかスープが入ってこないほどどろっとしていて、「どんな味なんだろう」というわくわく感が一気に押し寄せてくるのです。
見た目の通り、衝撃を受けるほど濃厚で、スープ全体が旨味の塊のよう。複雑に絡みあう旨味が、口の中でゆっくりと広がっていきます。
実は、「濃厚な分、多少の臭みがあってもしょうがないのかな」と少しだけ覚悟を持って口に運んだのですが、そんな心配は一切必要ありませんでした。臭みはまったくなく、しつこさもゼロ。ドロッと濃厚なのに、何度も飲みたくなるようなクセになる味わいです。
この豚骨スープは、大量の豚骨を水で3日間強火で煮込み、旨味を極限まで抽出しているそうで、溶け込んでいる豚骨は、一杯あたり、なんと800g以上! 濃厚でありながら飲み干したくなるのは、労力を惜しまず、丁寧に作られたからこそでしょう。
また、このスープに合わせて作られたという麺は、「神仙」専用の小麦粉4種類を配合した特注の細ストレート麺。スープがよく絡みながら、歯切れもよくスルスルと食べられます。
そして、たまらなかったのがトッピングの岩海苔。磯の香りがアクセントになりつつ、スープをしっかりと吸って、スープの旨味と重なります。しっとり柔らかなチャーシューも脂身が少なく、こってりなスープによく合い、絶妙なバランス。濃厚なスープと、その個性をしっかり受け止める麺と、一度食べたら忘れられない極上の味わいでした。
価格:1,250円(税込)
お店の場所は東京駅一番街の「東京ラーメンストリート」
(C)東京ラーメンストリート
「東京ラーメンストリート」は、JR東京駅・八重洲地下中央口改札を出てすぐに広がる商業施設「東京駅一番街」内に位置しています。東京を代表する7店舗と「ご当地ラーメンチャレンジby東京ラーメンストリート」の全8店舗が並んでおり、「金澤濃厚中華そば神仙」は、上地図の青丸部分。
現在、「旨辛フェア」も行われており、限定メニューの「濃厚麻辣麺」も登場しているので、あれこれ食べ比べも楽しはず。ガツンとくる濃厚スープのおいしさに、衝撃を受けてみませんか……!?
期間:2022年6月21日(火)~2022年9月27日(火)(予定)
場所:東京ラーメンストリート
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1東京駅一番街 B1
営業時間:11:00~23:00(L.O.22:30)
※新型コロナウイルス感染症の影響により臨時休館や営業時間の変更があります
最新情報については、東京駅一番街公式サイトをご確認ください
東京駅一番街:https://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/
東京ラーメンストリート:https://www.tokyoeki-1bangai.co.jp/street/ramen/
[Photos by koume]