王族ともなると、日常生活にも細かいルールが設けられていると言われています。イギリスのロイヤルファミリーには、「食べてはいけないものリスト」があるのだとか。一体どんなものが禁止されているのでしょう?
貝類・甲殻類
リスト最上位にあるのは、貝類なのだそう。これは、食中毒防止を念頭に置いた措置なのだと言われています。公務で忙しい王族が、食中毒で寝込んだり命の危険にさらされたりしたら、各方面に多大な影響が出るのは目に見えていますからね。
確かに妥当な措置なのだと思いますが、貝ばかりではなくエビやロブスターなどの甲殻類も広範囲に禁止されているのだとか。魚介類大好きな日本人には、厳しいルールに見えますね!
生肉
火が通り切っていないレアな肉も、英王室では御法度。貝類同様に食中毒を懸念しての判断です。レアステーキやローストビーフが好きな人は、ロイヤルファミリー入りは辛いかもしれません。
スパイシーな食べ物・エスニックフード
この理由は明確にはされていないのですが、辛すぎる食べ物は胃痛の原因になることがあるからだと推測されます。エスニックフードも、スパイスが多用されていることが多いので警戒されているのかもしれませんね。
外国の水道水
これは、海外旅行の基本ですね。英国ロイヤルファミリーも、外国訪問の際には水道水を飲まないように指導されているそうです。なれない土地の水道水は、健康トラブルの原因になりがち。特に医療レベルが分からない国での水道水飲用は、ロイヤルファミリーでなくても控えたいものです。
ニンニク・玉ねぎ
ニンニクや玉ねぎも、王族は避けたい食べ物なのだとか。ただしこれらは「禁止」というほどの強制力はなく、「制限したほうがいいもの」という扱いだそうです。各国の要人と謁見する機会も多いロイヤルファミリーにとって、口臭は大敵。お口のエチケットとしてにおいの強い食べ物は避けるのだそう。
以上、英国ロイヤルファミリーが食べられないもののご紹介でした。エリザベス女王はかなりストイックにこの一覧を守られているそうですが、若い世代の方々はもう少し大らかに対応されているようです。
そしてそんな女王の大好物はデザートの「チョコレートムース」なのだそう。意外と甘党なのでしょうか。そう考えると、ロイヤルファミリーも身近な存在に感じられますね。
[Right royal requirements]
[The Royal Family is said to be banned from eating this type of food]
[Queen’s former chef reveals the meal she sent back to his kitchen … prepared for her beloved corgis]
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