台北MRT中山駅3番出口のすぐ近くにある「金興發生活館」という3階建てのお店には、雑貨や文房具、化粧品や食品までとにかくたくさんの商品がそろっています。台湾の地元の方も多く利用するお店ですが、この便利な立地と品揃えの豊富さから各国から訪れる観光客にもショッピングスポットとして人気です。
この記事では、台湾暮らしの筆者が実際にお店に足を運び「これはお土産にぴったりだな」と感じて購入した商品を10種類ご紹介します。ちなみにこれらすべての商品を購入して、お会計は569元(日本円で約2,107円)でした!たまたまセール中で安くなっていたものも多いため、値段はあくまでも参考程度にとらえてくださいね。
かわいい柄が勢ぞろい!「マスキングテープ」
プチプラ雑貨の中でもお土産として人気が高いのが、台湾ならではの柄の入ったマスキングテープです。鮮やかな色合いが美しい客家花柄のもの、レトロな台湾スイーツが描かれたもの、台湾の観光名所や台湾グルメが描かれたものなど種類豊富です。定価より少し安くなっているのもうれしい!
筆者は水色の客家花柄28元(約104円)、レトロな木瓜(パパイヤ)柄28元、パンダ柄の「來趣找謝謝」シリーズのマスキングテープ40元(約148円)を購入しました。かわいい柄が多すぎて、ついつい真剣に選んでしまいます。
感謝の気持ちをこめて「メッセージカード」
電子機器の普及と共に手書きのメッセージを送る機会は減っているかもしれませんが、感謝の気持ちやお祝いの言葉を伝えるのに台湾らしいメッセージカードを使用してみるのはいかがでしょうか。
お店には多種多様なメッセージカードが豊富に揃っているうえ、値段がお手頃。写真のカードは左から16元(約59円)、32元(約118円)、16元、12元(約44円)でした。日本で買うよりもお得だなと感じます。
この機会にそろえちゃう?「文房具」
店内にはボールペンやノート、ファイルなどの文房具もずらりと並びます。文房具の中には2割引で販売されているものも多くありました。台湾らしい柄のものも多いので、この機会にそろえてみるのも良いかもしれません。文房具は自分用だけでなく、お子様がいらっしゃる方へのお土産にもよいですね。
台湾の名所を描いた「ポストカードやシール」
ポストカードやシールはかさばらないので、たくさん買っても重くないのがよいですね。イラスト風のものから写真風のものまで、種類豊富にそろっています。
女性におすすめ「フェイスパック」
フェイスパックは、台湾製のものから韓国や日本からの輸入品までずらりと店頭に並んでいます。でも、せっかくなら台湾のブランドのものを購入したいところ。「我的美麗日記(私のきれい日記)」は、台湾のフェイスパックの中でも人気が高いシリーズの一つです。
「我的美麗日記」は日本でも販売されていますが、店頭には日本未発売のものも売られていますし、箱入りだけでなくばら売りもされているので購入しやすいですよ。ちなみに写真左の馬油のものが19元(約70円)、右のバラの香りのものは25元(約93円)でした。
台湾土産の定番「パイナップルケーキ」
もはや台湾土産の定番となっている「鳳梨酥(パイナップルケーキ)」も、さまざまな種類のものがずらりと並びます。中でもおすすめは、土という文字が入っている「土鳳梨酥」です。土という文字のない「鳳梨酥」の場合は冬瓜が入っていることが多く、パイナップル100%ではないことがほとんど。
土鳳梨酥は基本的にパイナップルのみが使われており、よりパイナップルのフレッシュさを感じる味わいです。写真の商品は6個入りで89元(約330円)でした。
ティータイムのお供に「台湾茶」
台湾茶も台湾土産として人気の高いものの一つです。店頭には高山烏龍茶や東方美人茶、ジャスミン茶などさまざまなお茶が並びます。おすすめは台湾で抜群の知名度を誇る「天仁茗茶」の台湾茶です。お茶の種類も豊富。
手軽に楽しめるティーバッグタイプのものが多く販売されているので、お茶好きの方へのちょっとしたお土産によいですね。写真の高山烏龍茶は20個入りのティーバッグタイプで、1箱55元(約204円)でした。
台湾グルメを自宅でも!「牛肉湯麺」
牛肉麺は台湾グルメとして人気が高いですが、こちらは牛肉が入っていない「牛肉湯麺」のインスタントラーメンです。日本に帰った後も台湾の味を楽しむことができますよ。調理例のように、牛肉や野菜などをのせて食べるとよりおいしいです。こちらはちょうどセール中だったこともあり、49元(約181円)で購入できました。
簡単にコーンスープが作れる!「火腿玉米濃湯」
コーンスープは台湾でも人気があります。その証拠になるかはわかりませんが、台湾のマクドナルドではドリンクメニューの中にコーンスープが含まれているんですよ。日本では期間限定でしか販売されていないですよね。
この商品は自宅で簡単に火腿(ハム)入りのコーンスープを作ることができます。作り方は、熱湯700ccにこの商品を入れて熱した後、玉子を割り入れて固まったら出来上がり。とても簡単です。筆者がこちらを購入した時はちょうどセール中で、定価48元のところ35元(約130円)で購入できました。
ピーナッツのお餅「花生大福」
大福は日本にもあるのですが、こちらはちょっとめずらしいピーナッツの大福です。台湾ではピーナッツはスイーツの定番トッピングで、豆花やカキ氷にもよくのせられています。せっかくなら大福もピーナッツ味をチョイスして、台湾らしさを味わうのはいかがでしょうか。1箱47元(約174円)でした。
プチプラ土産が一気にそろう!台北「金興發生活館」
以上、実際に筆者が購入した10種類のプチプラ台湾土産をご紹介しましたが、金興發生活館には他にもたくさんの商品がそろっています。1階から3階までじっくり見ていると、あっという間に時間が過ぎていってしまうかも。
記事中ではMRT中山駅近くのお店を取り上げましたが、金興發生活館は台北市・新北市にいくつも店舗展開しています。公式ホームページに店舗一覧が載っているので、宿泊予定のホテルの近くに店舗がないか、チェックしてみるのもよいでしょう。
住所:台北市南京西路5-1號
アクセス:台北MRT中山駅3番出口よりすぐ
電話番号:02-2100-2966
営業時間:9:00~23:30
公式ホームページ:http://www.jsf.com.tw/
[All photos by Yui Imai]