【世界グルメクイズ3】名物の写真から推察!ここはどこの国でしょう?

Posted by: Nao

掲載日: Jan 10th, 2022

まだまだ海外に行きづらい今。こんなときは世界各地の写真を見て異国情緒を味わうのも一興かもしれません。今回は、前回好評だった「グルメ写真」を見て国を当てるクイズを再び出題! 見た目やヒントから推察して、どこの国なのか想像してみてください。



 

第1問

この国の国民的お菓子といえばぷっくりした丸型ドーナツ。ジャムなどのフィリングを入れて揚げ、グレーズコーティングor粉糖をまぶすスタイルが一般的。またアルコール度数96%もの同国産ウォッカを生地に混ぜるのが伝統。これにより揚げる際にアルコール分が蒸発し、油が生地の奥に浸入するのを防ぎ、ふんわりもっちりに仕上がるそう。

こちらはパイ生地でホイップクリームやカスタードクリームをサンドしたスイーツ。見た目ほど甘すぎず素朴な味わいが特徴。この国出身の故ヨハネ・パウロ2世が学生時代によく食べていたというエピソードも有名。さて、どこの国かわかりますか?

正解は「ポーランド」でした。丸いドーナツ「ポンチュキ」はポーランドでは定番中の定番スイーツでカフェやコンビニ、キオスクほかあらゆる場所で販売。生地に混ぜるウォッカは「スピリタス」で、世界最高の純度を誇るお酒として知られています。クリームをパイで挟んだ「クレムフカ」はお店によってブランデーで香り付けされるなど個性はさまざま。別名でナポレオンカと呼ばれることもあります。

第2問

こちらは、この国の東部地域で1950年代に誕生した伝統的ファストフードです。フライドポテトの上にチェダーチーズとグレービーソースをかけるという、潔いまでのジャンク感。レストランやパブ、フードコート、学食とあらゆる場所で食せるソウルフードで、大手ハンバーガーチェーンのご当地メニューになっているほど。

2品目も東部地域の名物。1918年より東欧からの移民によって作られ始めたベーグルで、穴が大きく生地の膨らみが控えめなのが特徴です。さて、どこの国かわかりますか?


Joanna K Drakos / Shutterstock.com

正解は「カナダ」でした。どちらも東部ケベック州の名物グルメ。「プーティン」はバーガーキングやマクドナルドの定番メニューになっているほどの人気ぶり。州最大の街、モントリオールのベーグルは卵と麦芽を混ぜた生地を蜂蜜入りのお湯で茹でるのが主流。独特の香ばしさと生地のもっちり感がたまらない一品です。

第3問

この国はそのほとんどが山と谷で占められ、高地でも栽培が容易な唐辛子の生産が古くより盛ん。唐辛子は香辛料ではなくもはや野菜という位置づけです。唐辛子とチーズを煮込んだ料理は国民食の代表格。

こちらは、小麦粉を練って伸ばした皮で具を巾着のように包んだ餃子。唐辛子を使った薬味につけて食すのがご当地流。さて、どこの国かわかりますか?

正解は「ブータン」でした。ヒマラヤ山脈の東端にある仏教国で、北を中国、東南西をインドと接します。唐辛子はキロ単位で買うのが一般的で、おやつとしてそのままかじることもあるとか。1品目は「エマ・ダツィ」で唐辛子(エマ)をチーズ(ダツィ)で煮込んだ料理。ブータン人のソウルフードでご飯と共に味わいます。2品目は「モモ」。ブータンをはじめネパールや北インドなどのヒマラヤ地域でも食される餃子です。

以上、ご当地グルメの写真から推察する世界都市クイズでした。気になる国があったら、ぜひ旅先リストに加えてみてはいかがでしょうか?

 

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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