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京都おすすめモデルコース【王道の半日観光】マップ
※マップは徒歩で表示していますが適宜公共交通機関をお使いください。
9:00 禅寺らしい謎に満ちた庭は必見!「龍安寺」(予算500円)
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1450年(宝徳2年)、細川勝元が徳大寺家の山荘を譲り受け、妙心寺の義天和尚を開山とし創建された禅寺の名刹「龍安寺(りょうあんじ)」。「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されています。
白砂に15個の石を配した「虎の児渡し(とらのこわたし)の庭」と呼ばれる枯山水の方丈庭園(史跡・特別名勝)は、どの角度から見ても石が一つ隠れてしまい、14個しか見えないという謎の庭。そんな禅寺らしい謎に会いに出かけてみませんか。
京阪電鉄「三条駅」から市バス59番系統に乗り約40分「竜安寺前」下車すぐ。(各市バス230円)
>>【京都】カキツバタが美しい人気スポット10選!花菖蒲やアヤメとの違いも解説
住所:京都市右京区龍安寺御陵下町13
TEL:075-463-2216
拝観時間:3月1日~11月30日 8:00~17:00
12月1日~2月末日 8:30~16:30
拝観料:大人・高校生500円、小・中学生300円
アクセス:市バス「竜安寺前」下車すぐ、京福電鉄「龍安寺駅」下車徒歩約7分
URL:http://www.ryoanji.jp/
10:30 絢爛たる黄金の美「金閣寺」(予算400円)
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まばゆいばかりに黄金に輝く「金閣寺」。三島由紀夫の小説『金閣寺』でも知られていますよね。一度は訪れたい、京都を代表するお寺です。「古都京都の文化財」として世界文化遺産に登録されています。
雪景色が美しいお寺としても有名です。運よく雪が積もった日にはぜひ訪れたいもの。その美しさはこの世のものとは思えません!
余裕があれば「龍安寺」から「きぬかけの路」を通り、衣笠山の緑を感じながら18分ほど散策がてら歩くのもおすすめです。
>>冬の京都の見どころとは?奥深い魅力を感じたいなら車でドライブがおすすめ
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
TEL:075-461-0013(鹿苑寺事務局)
参拝時間:午前9:00~午後5:00
年中無休
※特別拝観時は時間が異なる場合があります。
参拝料金:大人(高校生以上)400円
駐車場:午前8:40~午後5:10
収容台数 250台(第1・第2・第3駐車場合計)
乗用車300円、二輪車100円(最初の60分、以後30分毎に料金追加)
URL:https://www.shokoku-ji.jp/kinkakuji/
12:00 学問の神様・菅原道真公ゆかりの「北野天満宮」(無料)
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天歴元年(947)に創建された、全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社である「北野天満宮」。平安時代に学者、政治家として活躍した菅原道真公をご祭神として祀っています。学問の神様として信仰され、多くの受験生たちが参拝に訪れます。
また梅の名所としても知られ、紅葉狩りも楽しめますよ。毎月25日に開催される縁日「天神市(天神さん)」では、骨董やアンティークの着物などを扱う多種多彩なお店が並び賑わいます。それに合わせて宝物殿の特別公開も行われるので、25日に合わせて訪れるのもおすすめです。
「金閣寺」から徒歩で約15分。
>>【2022年最新】京都の梅を楽しめるスポット9選!名所から穴場まで網羅
住所:京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
TEL:075-461-0005
境内拝観時間:自由
楼門開閉時間:(※コロナ禍にて変更中)
4月~9月:5時~18時
10~3月 5:30~17:30
*もみじ苑ライトアップ期間や正月等は夜間も開門しています。各行事のお知らせ記事をご覧ください。
URL:https://kitanotenmangu.or.jp/index.php
13:00 和食材を活かしたランチを満喫
京町家で漬物店の御膳を堪能「近為」
「北野天満宮」から徒歩8分ほど、千本通りにある漬物専門店「近為(きんため)」。昔ながらの重石を使い、塩加減にこだわった製法を守り続けています。
店内を通り抜けた先には、京町屋を活かした座敷席が。落ち着いた風情の中、坪庭を眺めながら、多彩な漬物を主役にした「きんため御膳」を楽しめます。鮭の西京漬、ちりめん山椒、白味噌仕立てのお雑煮なども付き、京都らしい優しい味わいの御膳です。お土産に漬物を購入してもいいですね。
住所:京都市上京区千本通五辻上ル牡丹鉾町576
TEL:075-461-4072(代)
営業時間:販売9:30 ~ 17:30
お食事時間
通常 11:00~15:20(L.O.14:30)
変更後 11:30 ~ 14:50(L.O.14:00)
定休日:販売 年中無休(但し年始を除く)
お食事:12月1日~1月6日は休業
URL:https://kintame.co.jp/shop/#shop-honten
豆腐・湯葉・生麩を活かした丼「とようけ茶屋」
「北野天満宮」の向かいにある「とようけ茶屋」は、明治30(1897)年創業の豆腐店「とようけ屋山本」に併設されています。
吟味した大豆を使用した「にがり絹ごし豆腐」の湯豆腐、豆腐丼(とようけ丼)、生ゆば丼、生麩丼など、京都ならではの食材を活かしたヘルシーな数々を味わえます。
お豆腐はもちろん、豆乳洗顔石鹸、とようけ饅頭、豆乳プリンやヨーグルトなどのお土産もそろいます。
住所:京都市上京区今出川通御前西入紙屋川町822
TEL:075-462-3662
営業時間:飲食11:00~14:30(L.O.14:00)
売店9:00~17:30
定休日:木曜、毎月25日は営業、月2回不定休
URL:http://www.toyoukeya.co.jp/shiten.htm
カフェで豆腐丼と和スイーツを楽しむ「京とうふ藤野本店」
1964(昭和39)年創業以来、国産豆腐を使用した「安心・安全・おいしい」豆腐を作り続ける「京とうふ藤野(ふじの)本店」。北野天満宮から西に徒歩2分の場所にあります。
カフェスペースでは、おぼろ丼や湯葉丼(お吸い物付き)、おとうふ三種食べ比べ、湯葉盛り合わせなどをプレートで手軽に楽しめますよ。食事の後には、豆乳たっぷりのソフトクリームやパフェ、シェイクをいただいてもいいですね。豆腐やお揚げ、豆乳スイーツはお土産にも最適。
住所:京都市上京区今小路通御前通西入紙屋川町843-7
TEL:075-463-1028
営業時間:10:00~18:00
※1階カフェカウンター:L.O.17:00
定休日:月曜(月曜が祝日および25日の場合は通常通り営業、翌火曜休)
URL:https://www.kyotofu.co.jp/shoplist/main
お土産・スイーツ
門前茶屋の作りたての名品「粟餅所・澤屋」
©︎Nao
北野天満宮の門前にお店を構える「粟餅所・澤屋」。創業は江戸時代の天和2(1682)年で、330年以上続く老舗和菓子店です。
「粟餅」はこし餡でくるんだものと、きな粉をまぶしたものの2種類。泡のプチプチした食感が残りふんわりと柔らかなお餅に、上品なこし餡と香ばしいきな粉が絶妙に調和しています。店内でいただいても、お土産に持ち帰ってもいいですね(賞味期限は当日中)。
>>【京都】「粟餅所・澤屋」の粟餅がおいしすぎるから絶対に食べてほしい
住所:京都府京都市上京区北野天満宮前西入紙屋川町838-7
電話:075-461-4517
営業時間:9:00~17:00(売り切れ次第閉店)
定休日:木曜日・毎月26日
作りたての極上どら焼き「どらやき 亥ノメ」
©︎Nao
「北野天満宮」から歩いて3分ほどの場所に佇む、どら焼き専門店「どらやき 亥ノメ」。オレンジのドアがモダンな外観です。
店内のカウンターでは、オーダーごとに一枚ずつ皮を焼く作りたてのどら焼きを味わえます。有塩バター、無塩バター、ラムレーズン、チーズ、生クリームの5種からトッピングを選べ、おうすや有機栽培のお茶と共に味わえます。ふっくらと焼き上げられた皮は、しっとりとした口当たりで極上のおいしさ!
少し小さめの「亥ノどら」は、黒糖ラムレーズン、青えんどうとバター、黒糖クリームチーズや季節の味覚がそろい、お土産におすすめです。
>>【京都】ドラえもんに教えたい!作りたてのどら焼きが超美味の「どらやき 亥ノメ」
夏みかんの「夏柑糖」をお土産に「老松 北野店」
©︎老松
「有職菓子御調進所(ゆうそくがしごちょうしんしょ) 老松 北野店」は、明治41年(1908年)に「北野天満宮」の参道にある、花街・上七軒で創業した老舗和菓子店です。古来より朝廷に伝わる有職故実に基づいた儀礼や典礼、また茶道に用いる菓子を手がけてきました。
初夏には夏みかんの中身をくり抜いて、しぼった果汁と寒天をあわせ再び皮に注いで固めた「夏柑糖(なつかんとう)」、その後にはグレープフルーツの「晩柑糖(ばんかんとう)」が登場します。粒餡をやわらかい落雁で包んだ代表銘菓「御所車」や「本わらびもち」など、季節の和菓子を購入できますよ。
>>【京都・嵐山】初夏に味わいたい!希少な本わらび餅を楽しめる老舗「老松 嵐山店」
(※嵐山店の紹介です)
住所:京都市上京区社家長屋町675-2
TEL:075-463-3050
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
URL:https://oimatu.co.jp/?mode=f1
お土産はもちろん、カフェで和スイーツも「千本玉寿軒」
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北野天満宮から歩いて8分ほど、千本通りに佇む老舗和菓子店「千本玉寿軒」。「本家玉寿軒」で修業を積んだ初代が、昭和13(1938)年に独立し、かつて本家のあった地で創業しました。老舗の趣あふれる店内のショーケースには、代表銘菓「西陣風味」をはじめ、色とりどりで美しい季節の生菓子や干菓子が並びます。
また、隣に併設された「茶寮 SENTAMA(センタマ)」では、生菓子のほか、こちら限定の「“かける”わらび餅」や「最中3種盛り」などを味わえます。カウンターでは、職人が生菓子を作っているのを見学することもできますよ。
>>【京都】老舗「千本玉寿軒」の職人が目の前で作る!出来たての和菓子を味わえる「茶寮 SENTAMA」
住所:京都市上京区千本通今出川上ル
TEL:075-461-0796
営業時間:8:30~17:00
定休日:水曜
URL:http://sentama.co.jp/index.html
「京都観光おすすめ半日モデルコース」気になる予算は?
以上、「金閣寺」を中心に効率よく人気スポットを回れるプランをご紹介しました。拝観料は合計900円、京都駅や街中から市バスを使う場合は交通費230円~690円。徒歩でも回れる範囲なので、余裕があれば散策するのもおすすめです。4回以上市バスに乗る場合は、お得な一日乗車券(700円)を購入しましょう。
・市バス・地下鉄案内所、定期券発売所、市バス営業所、市バス車内、地下鉄駅窓口(大人券のみ)など。
・京都バス営業所、京都バス車内(販売数に限りがあり、売り切れの場合があります)
京都市交通局:バス1日券
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000028337.html
午前中に回るもよし、京都についた後、午後に観光するもよし。スケジュールに合わせ、自由に組み合わせてみてくださいね。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
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