妙高山 Shutterstock.com
世界最大の光のアトラクションが新潟の山中で生まれた
LEDライトでつくった最大のイメージ(プレスリリースより)
妙高という場所を知っていますか? 長野市から日本海側の上越市へ抜ける際に、上信越自動車道を通ります。その道中に見える名山が妙高山で、妙高山周辺を妙高と呼びます。
妙高市全体でみると田園地帯が北部に広がり、温泉やスキー場などが南部にあります。
今回の舞台は南部のリゾート地。「アパリゾート上越妙高」というホテルがあって、光のアトラクションに関する3つのギネス世界記録が2015年(平成27年)と2018年(平成30年)に生まれました。そのうち2つの記録は、現在も破られずに残っています。
破られていない記録とは、「LEDライトでつくった最大のイメージ(the largest LED light image / logo)」と、「最大の水面プロジェクション(the largest water surface projection)」です。
つまり、新潟県西部の山中にあるホテルで、光を使った世界最大の見せ物が誕生したのですね。
光のアトラクションの聖地
水面プロジェクション(プレスリリースより)
「LEDライトでつくった最大のイメージ」(※写真2個上)は、アパリゾート上越妙高の敷地内で2015年(平成27年)の夏に披露された見せ物です。
ギネス世界記録によれば、152万9,103球のLED(発光ダイオード)ライトで、敷地内に竜が描かれました。監修(記録保持者)は、夜景評論家・夜景プロデューサー・イルミネーションプロデューサーの丸々もとおさんです。
そのイベントは翌年以降も継続的に開催されます。2018年(平成30年)には、水面を活用したウォータープロジェクションマッピング(上の写真)や5万1,000球を使って光の山を表現したLED彫刻が登場します。それらのアトラクションもギネス世界記録に挑戦し、どちらも認定されました。
LED彫刻(Largest LED sculpture)に関しては残念ながら、タイのプーケットで記録が更新されていますが、ウォータープロジェクションマッピングに関しては、世界最大の記録を今も保持しています。要するに、アパリゾート上越妙高は光のアトラクションの聖地なのですね。
ギネス世界記録の登録時と全く同じアトラクションが見られるわけではありませんが、アパリゾート上越妙高では2022年の夏も光のイベントが開催されています。
ちょっと遠出したいなと思ったら、高速道路や北陸新幹線で妙高を目指してみてはいかがですか?
[参考]
※ Largest LED light image / logo – Guinness World Records
※ Largest water surface projection – Guinness World Records
※ Largest LED sculpture (supported) – Guinness World Records
※ Largest LED structure – Guinness World Records
※ “アパリュージョン2018”でギネス世界記録®W認定! – 夜景観光コンベンション・ビューロー
※ APA FESTIVAL
※ 7つのゾーンで異次元体験 アパリゾート上越妙高で「アパリュージョン2018」始まる – 上越タウンジャーナル
※ 今年で見納め アパリゾート上越妙高のイルミ「光の双龍」11月15日で終了 – 上越タウンジャーナル
※ アパリゾート上越妙高のイルミ 今年はギネス世界記録の150万球 – 上越タウンジャーナル
※ アパリゾート上越妙高のイルミがギネス世界記録に公式認定 – 上越タウンジャーナル