【実は日本が世界一】ギネス世界記録が2個!新潟の光のアトラクションとは?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Sep 14th, 2022

日本が誇る意外な世界一を紹介するTABIZINEの連載。今回は、新潟県の西部・妙高にあるイルミネーションに関する世界一を紹介します。

新潟県妙高山
妙高山 Shutterstock.com


 

世界最大の光のアトラクションが新潟の山中で生まれた


LEDライトでつくった最大のイメージ(プレスリリースより)

妙高という場所を知っていますか? 長野市から日本海側の上越市へ抜ける際に、上信越自動車道を通ります。その道中に見える名山が妙高山で、妙高山周辺を妙高と呼びます。

妙高市全体でみると田園地帯が北部に広がり、温泉やスキー場などが南部にあります。

今回の舞台は南部のリゾート地。「アパリゾート上越妙高」というホテルがあって、光のアトラクションに関する3つのギネス世界記録が2015年(平成27年)と2018年(平成30年)に生まれました。そのうち2つの記録は、現在も破られずに残っています。

破られていない記録とは、「LEDライトでつくった最大のイメージ(the largest LED light image / logo)」と、「最大の水面プロジェクション(the largest water surface projection)」です。

つまり、新潟県西部の山中にあるホテルで、光を使った世界最大の見せ物が誕生したのですね。

光のアトラクションの聖地


水面プロジェクション(プレスリリースより)

「LEDライトでつくった最大のイメージ」(※写真2個上)は、アパリゾート上越妙高の敷地内で2015年(平成27年)の夏に披露された見せ物です。

ギネス世界記録によれば、152万9,103球のLED(発光ダイオード)ライトで、敷地内に竜が描かれました。監修(記録保持者)は、夜景評論家・夜景プロデューサー・イルミネーションプロデューサーの丸々もとおさんです。

そのイベントは翌年以降も継続的に開催されます。2018年(平成30年)には、水面を活用したウォータープロジェクションマッピング(上の写真)や5万1,000球を使って光の山を表現したLED彫刻が登場します。それらのアトラクションもギネス世界記録に挑戦し、どちらも認定されました。

LED彫刻(Largest LED sculpture)に関しては残念ながら、タイのプーケットで記録が更新されていますが、ウォータープロジェクションマッピングに関しては、世界最大の記録を今も保持しています。要するに、アパリゾート上越妙高は光のアトラクションの聖地なのですね。

ギネス世界記録の登録時と全く同じアトラクションが見られるわけではありませんが、アパリゾート上越妙高では2022年の夏も光のイベントが開催されています。

ちょっと遠出したいなと思ったら、高速道路や北陸新幹線で妙高を目指してみてはいかがですか?

[参考]
Largest LED light image / logo – Guinness World Records
Largest water surface projection – Guinness World Records
Largest LED sculpture (supported) – Guinness World Records
Largest LED structure – Guinness World Records
“アパリュージョン2018”でギネス世界記録®W認定! – 夜景観光コンベンション・ビューロー
APA FESTIVAL
7つのゾーンで異次元体験 アパリゾート上越妙高で「アパリュージョン2018」始まる – 上越タウンジャーナル
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アパリゾート上越妙高のイルミがギネス世界記録に公式認定 – 上越タウンジャーナル

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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