【シンガポール旅行で絶対に食べるべき料理12選】美食の国！ローカルから高級までグルメ巡り

シンガポールに行ったら絶対食べたいメニュー

映え＆高級　チキンライス／Chatterbox

チキンライスは、ローカルなお食事処（ホーカーズ）に行けば1,000円以下で食べることができますが、世界一高級なチキンライスを食べられる場所があると言います。それは、ヒルトンホテルに入っているChatterbox。高級だから足を運ぶのは……となるかもしれませんが、高級なのには理由がある！ やはりホロホロと柔らかく絶品なのです。

日本人の駐在員からも接待で人気の場所で、予約は必須。もし2人以上で友人同士ならハーフセットや1羽セットをシェアしたほうが少しだけ安いことも……！ 高級店のチキンライスの味を知ることで、「何がおいしいのか？」の基準ができるので、こちらを食べてから地元のホーカーズでのチキンライスを食べると、どのローカルな味が好きかの目安になることも。

またチキンライスだけでなく食べておきたいのがロブスターラクサ！ シンガポールで愛されるエビ出汁とココナッツミルク、レモングラスなどのスパイスを入れたスープと細かく刻まれた麺が入った料理がラクサですが、そのエビがロブスターになっているのです！ このメニューはここでしかいただけない贅沢メニュー！ 数人でシェアするとちょうどいい量なのでぜひ、チキンライスと合わせてオーダーしましょう！
 

ローカル　ラクサ／328 Katong Laksa

ローカルだけどミシュランのビルグルマンに掲載されるほどおいしくて人気のお店が、おしゃれな建物で人気のカトン地区にあります。ここでいただけるのは、先ほど紹介したラクサ。日本人向けガイドブックには必ず掲載されており、日本語でも「名店」と書かれているので見つけるのは難しくありません。1杯1,000円前後で食べられるここのラクサは貝の出汁がたっぷり！

実際に貝の身がごろごろ入っています。細かく刻まれた麺とゴロゴロ具材なので、お箸は提供されずレンゲのみで食べるのがローカル流！ ココナッツミルクの味でまろやかなスープは辛いものが苦手な人でも楽しめる味で、老若男女問わず地元のみなさんにも愛される理由なのかもしれません。もちろん辛いのがお好きな人向けに辛みそもついているので、自己流の味を見つけてみては？

 

 
  

ローカル　ペーパーチキン／Hillman Restaurant（ヒルマンレストラン）

シンガポールといえばの料理の1つにペーパーチキンがあります。パラフィン紙に包んだチキンを油であげたもので、油が逃げ出すことなく、かつチキンもタレに長時間漬け込んだものなので、紙を破ると旨味があふれ出す絶品おかずとして知られています。

中でもシンガポールの「ヒルマンレストラン」は、ミシュラン3つ星のシェフに「3つ星に値する味！」と評されたことで大人気に。白米をオーダーし、白米の上で紙を破るとおいしい旨味を余すところなく楽しめます。大阪なんば店もあります。

ローカル　ホッケンミー／Geylang Lorong 29 Charcoal Fried Hokkien Mee

カトン地区のホーカーズ（Siglap 936 Food Houseの中）にあるこのお店はベイエリアなどシンガポールの中心地からは少し不便な場所にありますが、それでも人が集まるほどおいしい！ ホッケンミーとはシンガポールの焼きそばのようなもので、出汁を多めに入れて絡めて、ライムを絞って食べるローカルに愛されるメニューです。

こちらのお店はエビの出汁がしっかり出ていて、シーフードが大きく安くておいしいので、「遠くても食べたい！」という気持ちがわかります。ホッケンミーだけでなく、牡蠣を使ったオムレツも絶品なので、ぜひおすすめです。

 

映え＆ローカル　コピ＆カヤトースト／Chin Mee Chin Confectionery

カヤジャムというジャムがシンガポールではお馴染み。その材料は、砂糖、卵、ココナッツミルク、パンダンの葉というハーブを使っています。ハーブが入っているので淡い緑をしていることが多く、甘い香りが特徴です。そのジャムを塗ったトーストは朝ごはんやおやつでローカルにも大人気。そして、コピ（つまり、コーヒー）を合わせて頼むのがローカルのみなさんも大好き。
 

 
いろんなカフェで楽しめますが、1925年に創業され、地元にも愛されるカトンにある「Chin Mee Chin Confectionery」はお手頃プライスで食べられる上に、映えな壁がInstagramでも話題に。シンガポールのコーヒーは何も言わないと甘い加糖のものが出てくるのでご注意くださいね。他にもコーヒーと紅茶のミックスドリンクといった日本で見られないドリンクもあるのでぜひ冒険してみては？

 

映え＆高級　プラナカン料理／Candlenut

「プラナカン料理」とは、中国料理とマレー料理が合わさった文化で、シンガポールでは「お母さんの味」とも言われます。そんな料理を洗練した味わいに昇華し、ミシュラン1つ星を獲得したお店が、閑静な住宅街で人気なデンプシーヒルというエリアにあります。ミシュラン1つ星だから高いのではと尻込む人もいるかもしれませんが、ランチは比較的お手頃なお値段で楽しむことができます。

プラナカン料理はココナッツミルクやスパイスをたくさん使い煮込む料理が多く、カレーベースの味わいによく出合います。他にもマレー料理ではお馴染みのサテも。インテリアも美しいので、女性は絶対好きなお店だとイチオシいたします。

映え＆高級　シンガポールスリング／Long Bar

シンガポール・スリングというカクテルは聞いたことはありますか？ ジンとレモンジュース、ソーダ、チェリーリキュールなどで構成されたおしゃれな飲み物で、シンガポールといえばのカクテルです。シンガポールの老舗ホテル「ラッフルズホテル」で誕生したこのカクテルは、今も、ラッフルズホテルのLong Barで楽しむことができます。

酒税の高いシンガポールなので、カクテルは39シンガポールドルとお高めですが、シンガポール・スリングはとても洗練された味わいで、ぜひ「ホンモノ」の味を楽しんでみましょう！

さらに、ここの特徴はお通しで渡される落花生の殻を床に落とすこと。外でゴミをポイ捨てすることも許されないシンガポールでなぜかここだけそんな習慣が！ 他にも桜をイメージしたカクテルなどシグニチャードリンクや、ノンアルコールの提供もあります。とても混んでいるので、夕食前に軽く一杯などがおすすめです。

味じゃなくて体験も！シンガポールで絶対寄りたいお店

お花のフレーバーを使ったアイス／Birds of Paradise Gelato Boutique

シンガポールの中心地に数店舗あるこのお店はローカルや駐在員の間でもおいしいと話題に。お花の味や香りを生かしたフレーバーを使っているのも人気の理由です。例えば、白菊や金木犀を使ったアイスは他では絶対に食べられません。

ハーブやお花の特徴をよく生かしているお店なので、日本のアイスに比べると2スクープで1,000円を超えるなどお値段はお高めですが、味は絶品。一度は食べてみたいお店です。意外と驚きだったのはチョコミント。よく食べるミントより自然由来のミントの味がガツンとくるので、暑いシンガポールで爽やかな風を感じることができます。

世界TOP50のBARを体験してみない？/ATLAS

世界TOP50のBARと聞くと、絶対に行きたくなる病にかかってしまうのは、私だけじゃないはず。シンガポールにももちろんあります！ その名はATLAS。モスクなどがあるアラブストリートや会社やショッピングも楽しめるブギスに位置しています。オフィスビルでもあるのですが、1階とは思えないほど天井が高く、どうやって取るのかわからないのほどのお酒の棚が圧巻！

このお酒の棚や重厚感のあるインテリアをを見るために、世界中のお酒LOVERや写真好きな方が集まるのです。私のおすすめはバーカウンター。バーテンダーさんの動きを見るのが楽しいのと、席を離れて写真を撮りに行くときも、一言添えれば片付けられないので便利。2階に上がると全景写真を撮ることができるので、必ず写真を撮りましょう！

　飲む前から楽しい！圧倒されるパフォーマンス／Bhai Sarbat SG – Teh Tarik (Tea)

アラブストリートと呼ばれるエリアにはイスラム教のモスクがあったり、トルコ料理屋さんなどイスラム文化を感じられる飲食店が多くあります。その中にあるミルクティー屋さんは、お茶を作る際のパフォーマンスが圧巻！「見て見て！」と日本語で話しかけられると腕を高く上げ、カップに注ぎ入れていきます。高い位置から勢いよく注ぐ技術は鍛錬があるからこそ。そのベテランの技には拍手したくなります。

パフォーマンスなだけでなく、高い位置から注ぐことで、よく泡立って味が拡散するのでまろやかな味わいになります。持ち歩き用のビニールタイプは、まるで金魚すくいの袋のようで映えるとSNSで話題に。ローカルのみなさんも並んで買うほどで、お値段もお手頃。暑いシンガポールでの水分補給にも、体験としてもぜひ立ち寄りたいところです。

 

世界で一番高い位置にあるビール醸造所！？／Level33

暑いシンガポールでは、ビールが欲しくなる！ 最高のビューでビールを楽しめるのがLevel33。マリーナ側のオフィスビルの上に入っているのですが、「世界で最も高い場所にある都市型地ビール醸造所」と言われております。地上33階に位置し、シンガポールの象徴・マリーナベイサンズを臨みながら、ビールを楽しめるだけでなく、それらのビールもここで作っているというのです。

おすすめは飲み比べセット。ズラッと並んだビールグラスとマリーナベイサンズは映えること必至！ テラス席が1番人気で、日没〜夜景はとても人気なので、予約は必須。もし予約できなかったらwalk inで18時前に行くとテラス席に入れる印象です。夜になると行われるマリーナベイサンズのショー・SPECTRAをここから見るのが私はお気に入りです。

日本でいう「隠れ家」レストラン！？入り口も料理も楽しめるオシャレ中華／The Dragon Chamber

最後は、最新トレンドレストランです。なんと日本でいう「隠れ家」レストランがシンガポールにあるというのです。入るとお客さんのいないレストランですが、カウンターの店員さんに店に入りたい旨と人数を告げると……ビールのショーケースが開いたのです！ え、ここは扉だったの！？

恐る恐る進むと、ブラックライトを使ったオシャレ中華レストランに繋がっていました。お店に入るまでもエンタテイメントなのに、料理もエキサイティング。シーフードヌードルを頼むと、食品サンプルのように箸が浮いた状態の麺がやってきたり、私が注文した和牛フォーは、トリュフソースをかけて、ビビンバのように混ぜたり……いわゆる最先端映え中華に、シンガポールの人も観光客も注目！ 今、トレンドになっており、スマホのビデオで撮影したくなるお店です。

 

たくさん食べるために滞在期間を延ばしたい！ そう思えるのがシンガポール。こじんまりとした国ですが、食べ物は飽きることなく過ごせるはず。お気に入りのグルメを探しに、ぜひ旅行の際の参考になれば幸いです。