とんこつラーメンの有名店「博多 一双」とは?
博多ラーメン人気店の筆頭に挙がる「博多 一双」。愛好家から豚骨カプチーノと称される、泡のある濃厚でクリーミーなスープが特徴です。2012年創業ですでに県内外に多くのファンを持つ、ラーメン激戦区の中でも話題のお店。
店舗はどこにあるの?行列は?メニューは?
博多 一双は、博多駅東本店、中洲店、博多一双 祇園店とあります。
筆者が訪れたのは、博多駅から徒歩10分ほどの「博多駅東本店」。大人気の行列店ですが、訪れた平日の午後15:30頃は比較的空いていて、5分ほど並ぶと入れました。
博多 一双 博多駅東本店のメニュー
- メニュー
- ラーメン 750円
- 味玉ラーメン 850円
- チャーシューメン 950円
- 味玉チャーシューメン 1,050円
- ワンタンメン 950円
- 特製ラーメン 1,150円
- Aランチ 800円(ラーメン+白ご飯)※白ご飯おかわり無料
- Bランチ 980円(ラーメン+まかない丼)
追加メニュー
- 替玉 100円
- 白ご飯 150円
- まかない丼 380円
- 半熟味玉子 100円
- 特選のり 100円
- 餃子(5ヶ)250円
- 餃子(10ヶ)400円
まかない丼は、ご飯にチャーシューや味玉子、薬味などをのせたもの。
ランチは夜でもやっているそうです。
生ビール(500円)やハイボール(400円)、お土産ラーメン(1,080円)もありました。
実食!愛好家から豚骨カプチーノと称されるスープのお味はいかに!
オーダーしたのは味玉ラーメンと餃子です。味玉は丸ごとスープに浸かっているスタイル。チャーシュー・のり・キクラゲ・ネギがトッピングされています。
「まずはレンゲで一口啜ってください」という極上のスープをいただいてみます。
!! いい意味で想像と全然違う!
とんこつラーメンで濃厚クリーミーなスープ、と聞くと本当にこってり重厚なスープをイメージしていましたが、想像よりずっとサラッとしていて、うまみが力強いのに後味すっきり。なんですか、これは。これが豚骨カプチーノと言われる所以なのか……。たしかにこれなら、コーヒーカップにいれておいしく飲めてしまう。恐るべし。
豚骨スープに浮かぶ泡は濃厚な手作り豚骨スープの証なのだそう。
「密度の高さと後味の良い濃厚な豚骨スープ」を目指し、使用する豚骨は国産子豚のものだけ。店主の考える黄金比によって、豚の頭骨、背骨、げんこつをしっかりと下処理し、高い火力で骨がホロホロになるまで3つの寸胴を使って長時間炊き上げるのだとか。
“骨の髄からうま味を引き出す”という言葉がありますが、骨の髄というものの存在を、人生で初めて体感したような気持ちです。
麺はツルツルとして食べやすい細平打ち麺。スープと絶妙に絡み合います。
濃厚ながら繊細さもあるスープ同様、変な重さがないので、どんどん食べられてしまう……これは替え玉率8割というのも納得。
しょうがや辛子高菜、ニンニク、タレ、こしょうなどでカスタマイズもできます。1杯目は普通にいただいて、替え玉で味変というのもいいかも。せっかくなのでニンニクの塊もしっかりのせちゃいますよ!
はい、全部のせいっちゃいました。
辛子高菜とチャーシューのコンビネーションは最高。しょうがは想像以上にとんこつスープにマッチします。もっとニンニクが尖って立つ感じに味変されると思っていたのですが、予想外に一体化したのは、スープの豚骨ベースが奥深くしっかり濃密な証拠だとみました。
数種の魚介を加え味に奥行きを与えるタレもお好みで。
味玉の半熟加減も申し分なし。もう一個食べたかったな。
餃子も皮がパリッとしてパクパクいけちゃいました。
すべてが過剰すぎないのが、お店のメニュー全体に共通しています。その絶妙な塩梅が、おかわりやリピーターにつながっていくのかなと感じました。
食べ終えた瞬間から、また来たい。そんなお店です。ごちそうさまでした!
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by TABIZINE編集部]