金長シリーズ3種の味を楽しめる

今回ご紹介するのは、徳島の銘菓「金長まんじゅう」と「金長ゴールド」と「プレミアム金長まんじゅう」3種の味を楽しめる「金長シリーズ3個入」。カラフルなパッケージデザインが目を引く、紙製のボックスに入っています。

ふたを開けてみると、金長まんじゅうPR隊長 ハレたんがお出まし。阿波踊りの掛け声「ア ヤットサー ヤットヤット」や、「しわしわいきよ～」とセリフ付きです。「しわしわ」は徳島の方言で、「ゆっくり、のんびり」を意味する言葉。「しわしわいきよ～」は、「ゆっくりしてくださいね」という意味なのだそう。

中には、3種のまんじゅうが入っています。それぞれ特徴的なパッケージで、中身が気になりますね。それでは、実食していきましょう。

チョコ生地と白餡の調和が絶妙「金長まんじゅう」

まずは、「金長まんじゅう」から。1937年に誕生し、それ以来、多くの人々から愛され続けてきた人気商品です。

見た目は何ともシンプル。表面はスベスベとしたなめらかな質感で、測ってみると直径約6.5cm、厚さは約1.5cmでした。

チョコ風味の生地が特徴的な「金長まんじゅう」。中には、手芒豆を使用した自社製の白餡が入っています。

チョコ風味の生地を使用したまんじゅうというと、なんとなく甘い味を想像していたのですが、食べてみると意外にもビター。コクのあるほろ苦さを感じさせる味で、ホクホクとした白餡の甘さをじわりと引き立てています。甘みとほろ苦さの調和が絶妙で、上品なおいしさでした。

卵とミルクのまろやかな甘み「金長ゴールド」

次にいただくのは「金長ゴールド」。

和三盆糖、ミルクを使用した、まろやかな味の生地。その中に、なめらかでしっとりとした黄身餡が詰まっています。ほっこり素朴なおいしさに癒やされる、やさしい甘さのまんじゅうです。

「金長まんじゅう」にはココアパウダーが使用されていますが、「金長ゴールド」には使用されていません。「金長ゴールド」は、卵やミルクの味が前面に出た、まろやかな味わいが特徴的です。

濃厚チョコクリームがたまらない「プレミアム金長まんじゅう」

最後に、「プレミアム金長まんじゅう」をいただきます。

見た目は「金長まんじゅう」にそっくりですが、カットしてみると……

白餡の中に、チョコクリームが！　チョコ生地と、さらに白餡の中のチョコクリームも楽しめる、チョコレート好きにはたまらないまんじゅうなのです。

チョコクリームも、チョコ生地と同じく、甘さは控えめ。少しトロリとしていて、濃厚な味わいです。香ばしいチョコ生地とはまた違ったチョコレートの魅力を楽しめます。

そんなチョコレートたちが、白餡のミルキーな甘さをより引き立て、まさにプレミアム感のある贅沢な味わいに仕上げられています。公式サイトの情報によると、オーブンで軽くあぶり、表面のサクサク感と、チョコクリームのとろける感じを楽しむのもおすすめなのだそう。これもおいしそう！

どこで買える？

工場直営店「ハレルヤスイーツキッチン　松茂本店」をはじめ、徳島駅クレメントプラザや、イオンモール徳島店にある店舗のほか、徳島阿波おどり空港、四国・淡路地区エリアの高速道路サービスエリア売店、スーパーなどでも販売されています。詳しくは、公式サイトの「店舗案内」のページに記載されています。

また、公式オンラインストアでも購入可能です。

筆者は、道の駅くるくるなるとで購入。「金長シリーズ3個入」の価格は税込518円でした。金長まんじゅう（税込130円）、金長ゴールド（税込130円）、プレミアム金長まんじゅう（税込151円）、それぞれ単品でも販売されていましたよ。

徳島県のお土産選びの参考にしてみてくださいね。

[All Photos by Sayaka Miyata]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
　　　　　

Sayaka Miyata

Sayaka Miyata

カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。