「金ちゃん」って誰?
全国的にも有名な「金ちゃんラーメン」ですが、みなさんは「金ちゃん」とは誰かご存知でしょうか?
「金ちゃんラーメン」が誕生したのは昭和42年のこと。パッケージイラストのおじさんは元々「金ちゃん」だったわけではありませんでした。 それがだいぶ後になって、イラストのおじさんを正式に「金ちゃんということにしよう!」となったそう。
「金ちゃん」のルーツは小麦粉「金鶴(きんつる)」。創業当時、徳島製粉はその名の通り、製粉業が中心でした。
「金鶴」とは、現在も作られている、自社ブランドの小麦粉。「金ちゃん」とは人ではなく小麦粉のことだったのですね。
実食!どこか懐かしいあっさり醤油味
徳島製粉ロングセラー品である袋タイプの金ちゃんラーメンが縦カップになった「金ちゃんラーメンカップしょうゆ味」。実食ルポで紹介していきましょう。
調理方法は、フタに記載されています。
まずはフタを開け、粉末スープ、かやくを取り出します。
次に、粉末スープ、かやくを麺の上にあけ、カップの上の段まで熱湯を注ぎます。かやくのなかには、なるとをはじめ、味付卵や味付メンマ、ねぎが入っていましたよ。
フタをして4分後、よく混ぜてできあがり。立ち昇るしょうゆ風味の湯気に、食欲がそそられます。
それではいただいてみましょう! 麺は、のど越しがよくツルツルと食べやすいです。しっかりとコシもあり、食べ応えがあります。
スープは、あっさりとした醤油味。定番ですが、どこか懐かしさを感じさせる安定感のある味です。
なるとや味付卵、味付メンマ、ねぎなど、色とりどりの具がどっさりと入っているのもいいですね。さまざまな食感や味がアクセントになって、最後まで飽きずに、おいしくいただきました。
どこで買える?
一部地域を除きますが、主に中部地方より西日本のスーパーやお土産店などで販売されています。徳島製粉公認販売特約店である、オンラインショップ『A*WA*N』でも購入可能です。
筆者は徳島県内のスーパーで購入。価格は税込155円でした。徳島県のお土産選びの参考にしてみてくださいね。
[Photos by Sayaka Miyata]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。