迪化街のおすすめレストラン「度小月」
台北の問屋街「迪化街(ディーフアジエ)」には、ドライフルーツやお茶、カラスミやメイドイン台湾の雑貨など、お土産にぴったりな品を取り扱うお店がたくさん。レトロな街並みも美しく、散策が楽しいスポットです。
この街でゆったりランチやディナーを楽しむなら「度小月(ドゥーシャオユエ)」がおすすめ。台湾南部の都市・台南の名物料理を味わえるお店で、アクセス便利な台北・迪化街に支店があるんです。看板メニューは「擔仔麵(タンツーメン)」で、サイドメニューも充実しています。
外から見ると狭い店内に感じるのですが、実は広々とした2階席もあります。
ぱっと見て満席かな?とあきらめず、まずは入店して空席があるか確かめてみましょう。
メニューブックは日本語表記あり
さっそくメニューブックをチェック。日本語表記もありますし、メニューブックにのっている「菜色照片(料理の写真)」と書かれたQRコードをスキャンすると、すべてのメニューの料理写真を見ることができます。これなら現地の言語がわからなくても安心して注文できますね。注文内容を決めたら、注文票に記入してお店の人に渡しましょう。
筆者が今回注文したのは、擔仔麵(タンツーメン)、滷鴨蛋(アヒルの卵の醤油煮込み),杏仁豆腐の3種類で、サービス料10パーセントを含めた合計価格は143元(約665円)。会計は食後です。
肉そぼろの旨味がぎゅぎゅっ「擔仔麵」が絶品
タンツーメンはぜひ、アヒルの卵の醤油煮込みをのせていただきましょう。タンツーメンは1人で2杯はいただけそうなくらい、小さな器に入っています。
さっそくひと口食べてみると、やわらかめの麺に肉そぼろの旨みと生ニンニクの辛さが絡み合い、さらにパクチーの独特の味わいがガツンときます。もやしのみずみずしいシャキシャキとした食感、ひとつだけちょこんとのったエビもよいアクセントに。小さいけれども満足感のある一品です。
食後のデザートにぴったりな「杏仁豆腐」
続いては、食後のデザートに注文した「杏仁豆腐」をいただきます。ぷるっとした食感の杏仁豆腐に、ベリーのドライフルーツの甘酸っぱさが加わっていておいしいっ。小さいものの濃厚で、見た目よりも食べ応えがありました。
揚げ卵豆腐も大好きな逸品
そして今回は注文しませんでしたが、名物料理の一つ「芙蓉蛋豆腐(揚げ卵豆腐)」も大好きな逸品です。卵豆腐をふわっと揚げた料理で、やさしい味でおいしいんですよ。他にも台南ならではの料理が豊富なので、何人かで訪れてシェアしながらいただくスタイルがおすすめです。
台南の名物料理が味わえる「度小月」。台北・迪化街観光の際はぜひ足を運んでみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.