神秘の湖、五色の美を誇る三方五湖の魅力
福井県三方郡にある三方五湖（みかたごこ）は、「日向湖」「久々子湖」「水月湖」「菅湖」「三方湖」の5つの湖から成り立っています。
これらの湖はそれぞれ異なる水深と塩分濃度を持っており、塩分濃度が高い湖は青色が強く、淡水の湖は緑色がかっているなど、色とりどりの美しい景観が広がります。
このような独自の水質から海水魚と淡水魚が共存する独特な環境であるほか、水鳥にとっても貴重な生息地となっています。
スリルも景色も満点｜リフトで絶景空中散歩
ここへ訪れたのであれば、三方五湖を一望できる「三方五湖レインボーテラス山頂公園」へ！
山頂公園へのアクセスは、リフトまたはケーブルカーで約2分。高い場所が苦手な方やお子様連れの方には、快適で安定したケーブルカーがおすすめです。
一方、開放感あふれる一人用リフトでは、周囲の景色を360度楽しみながら、ほんの少しのスリルを味わうことができます。風に吹かれ、湖や山々を見下ろすその瞬間は、忘れられない体験となるでしょう。
360度のパノラマビュー！5つのテラスで心癒されるひととき
丸いソファが目印の「五湖テラス」から眺める三方五湖と山々
山頂公園には、訪れる人々を魅了する5つのテラスがあります。「五湖テラス」「若狭テラス」「茶屋テラス」「中央テラス」「美浜テラス」それぞれが、異なる景観と魅力を提供します。四季折々の花が咲き誇るバラ園などで癒されながら、お気に入りのテラスや景色を探してみてください。
無料で貸し出している晴雨兼用のレインボー傘（リフト降り場近く）を広げれば青空とのコントラストが抜群！ ここでしか撮れない特別な一枚が撮影できること間違いなしの必須アイテムです。
バラ園は春と秋の年2回、見頃を迎えます。110種類600株のバラが咲き誇り、日本海と空をバックにした景色はまるで空中庭園。
2024年（秋）：10月19日（土）～11月24日（日）
足湯でリラックス｜自然に浸る癒しのひとときを
『天空の足湯』が魅力の『美浜テラス』では、絶景を眺めながら足湯を楽しめます。ドライブ後にぴったりなリラックススポットです。タオルはもちろん、靴下やストッキングの上から履くことのできるビニールソックスは無人販売されているため手ぶらでも安心。
営業時間：9:00～閉園15分前
タオル、ビニールソックス：各100円で購入可能
インスタ映え必至のスイーツを三方五湖で楽しもう！
ケーブルカーチケット売り場横の「Restaurant&Café RAINBOW」では、インスタ映え必至のフルーツサンドや、濃厚なソフトクリームを楽しむことができます。レインボーラインにちなんだデザートは見た目も味も大満足。
ソフトクリーム 税込400円
レインボーフルーツサンド 税込750円
知っておきたい！営業時間と料金
＜3月1日～11月30日＞
営業時間：9:00〜17:00
リフト・ケーブル最終便：上り16:30、下り16:50
＜12月1日～2月28日＞
営業時間：9:00〜16:30
リフト・ケーブル最終便：上り16:00、下り16:20
一般 大人（中学生以上）1,000円、小人（小学生）500円
障がい者割引 大人（中学生以上）600円、小人（小学生）300円
シルバー割引 65歳以上 900円 ※本人のみ適用。生年月日がわかるものを提示
年間パスポート 大人（中学生以上）3,000円、小人（小学生）1,500円
アクセス情報と訪れる際のポイント
山頂公園へは徒歩で入園することはできないためご注意を。鉄道などの公共交通機関をご利用の方はタクシー・観光タクシー・レンタカーをご利用ください。
美しい山々と、穏やかな湖が織り成す絶景。気持ちも写真も明るくなるレインボー傘を持って、お気に入りの場所で心ゆくまでパノラマビューを堪能してみてはいかがでしょうか。
[photos by ふくいドットコム＆はなすけ]
PROFILE
hanasuke ライター／古民家宿管理人
東京と石川の二拠点生活を満喫中。好きなものはお酒と猫と小林賢太郎。初恋の相手は「水曜どうでしょう」のミスター。一念発起して契約したフィットネスジムに1年通わなかった実績を持つ。行ってみたい国はメキシコとフィンランド。
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