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ギャルリ・サンテュベール

1846年から1847年にかけてつくられたガラス張りの屋根に覆われた瀟洒な商店街。ヨーロッパ最古のアーケードのひとつで、レトロなヨーロッパの雰囲気が味わえるスポットです。レースやタペストリー、チョコレートといった代表的なベルギーみやげのお店もあるので、おみやげ探しにもおすすめ。
ベルギースイーツを堪能!

ベルギーといえば、ワッフルやチョコレートといったスイーツも見逃せません。海外のスイーツは日本人には甘すぎることもありますが、ベルギーのスイーツは上品な甘さです。

リエージュ風
ベルギー名物のワッフルにはブリュッセル風とリエージュ風があります。日本でもおなじみの、厚めの生地に粗い砂糖の入った食べ歩きに適したものがリエージュ風で、ブリュッセル風はサクサクとした軽い食感。ブリュッセルワッフルはそれ自体はあまり甘くないので、パウダーシュガーやフルーツなどをトッピングして食べるのが一般的です。
街角のワゴンで売っているワッフルを公園で頬張るもよし、カフェのテラス席でいただくもよし、それぞれ違った旅の醍醐味が味わえます。

ピエール・マルコリーニやヴィタメール、ジャン=フィリップ・ダルシーなど、日本でも人気のチョコレートショップにも足を運んでみましょう。これらのブランドは現地でも高級ですが、日本で買うよりはずいぶんお得に感じられるので、ぜひ本場でゲットしたいところです。
3つの世界遺産が楽しめるブルージュ

ブリュッセルから足を延ばしたいのが「天井のない美術館」と呼ばれるブルージュ。ブリュッセルから電車で1時間程度と日帰りでも気軽に訪れることができます。
運河が街の縦横を走り、中世の街並みがそのままに保存された街並みには誰もが心をときめかせずにはいられません。

旧市街は「ブルージュ歴史地区」として世界遺産に登録されているほか、歴史地区内にあるベギン会院とマルクト広場の鐘楼が、それぞれ「フランドル地方のベギン会修道院群」、「ベルギーとフランスの鐘楼群」のひとつとして世界遺産に登録されています。ブルージュに足を運べば3つの世界遺産を同時に楽しめてしまうのです。


旧市街の中心はマルクト広場。カラフルなギルドハウスや鐘楼に囲まれた広場からはかつての繁栄がしのばれます。

高さ83メートルの鐘楼からはまるでおとぎの国のようなブルージュの可愛らしい街並みが見渡せます。こじんまりとした街ですが、点在する教会などの歴史的建造物を訪ね歩いたり、運河沿いをサイクリングしたり、カフェでのんびりしたりと楽しみが尽きないブルージュ。行けばきっとその居心地の良さに魅了されるはずです。

好奇心のままに一人でふらりと歩きたくなるベルギーなら海外旅行ならではの冒険気分を味わいつつゆったりとした時間を楽しめます。絶妙な心地よさを味わえる国にあなたも出かけてみませんか。

[ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル]
[All photos by Shutterstock.com]
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Haruna ライター
和歌山出身、上智大学外国語学部英語学科卒。2度の会社員経験を経て、現在はフリーランスのライター・コラムニスト・広報として活動中。旅をこよなく愛し、アジア・ヨーロッパを中心に渡航歴は約60ヵ国。特に「旧市街」や「歴史地区」とよばれる古い街並みに目がない。半年間のアジア横断旅行と2年半のドイツ在住経験あり。現在はドイツ人夫とともに瀬戸内の島在住。
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