「今すぐ食べに旅立ちたい!オランダの絶品B級グルメおやつ4選」でご紹介したオランダのコロッケ自販機にアメリカのカップケーキ自販機など、世界にはさまざまな自販機が存在します。筆者の暮らしているフランスにも、なかなかユニークなものがあります。さて、何が購入できると思いますか? 答えはフランスの食卓に欠かせないバゲット!
焼きたてバゲット自販機が人気!「フランスパン豆知識」でもわかるようにパリには数年前から存在するようなのですが、筆者が住む南西部トゥールーズには今年10月に新登場! そこで早速、バゲット自販機「Côté Pain」を利用してみることにしました。
焼き立てパンを買いに、自販機へ!
「パリパリの本格的なバゲットを1分で焼き上げます」という謳い文句が目を引くバゲット自販機。
フランス語、英語、スペイン語、ドイツ語の4か国語に対応しています。これはすごい! 1本230gのバゲットが1分で焼きあがるそうです。予め半焼きにした(半焼性)バゲットを自販機で焼き上げる、という仕組み。
小銭だけでなく、紙幣にも対応しています。お値段は1本1ユーロ。
「こんがりの一歩手前」または「こんがり」のいずれか、お好みの焼き加減が選べます。パンの焼き加減にこだわるフランス人ならではの発想かも。
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焼き時間のカウントダウンが始まります。あと7秒!!
待ちに待ったバゲットが焼きあがりました。
パン屋の「こんがり」よりは色が薄めだけれど、上出来です。焼き立てはとっても熱い! そして、とてもよい香りがします。
焼きあがると同時に、自販機から紙袋が出てきました。2ユーロのコインや5ユーロ紙幣を入れた場合、このあとにお釣りが出てきます。
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フランス人の友人と試食してみました!
割ってみると、中はふわっとした仕上がりです。皮のパリパリ感と中身のふわっとしたコントラストは、自販機ながらさすが!
気になる味は? ということで、早速味わってみることに。フランス人の友人は「焼き立てはおいしいね」というシンプルな感想です。筆者はフランスに住み始めてから舌が肥えたせいか、おいしいけれど、スーパーなどで売られている半焼性のパンの味。ブーランジェリー(フランスのパン屋)で買う出来立てのパンとは、口中に広がる小麦の旨みが違うかな・・・という気がしました。
筆者がバゲット自販機を撮影しているときのこと。地元の人たちにとってもパンの自販機は珍しいためか、パンが焼けたときには周囲にいた人たちから歓声が上がりました。その後、自販機を観察していると、物珍しさから写真を撮る人たちも。
焼き立てがいつでも楽しめる、24時間営業のバゲット自販機。今後の行方が楽しみです。
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