動物と自然の宝庫と言われ、「一度は行きたい場所」と世界中の人たちから羨望の眼差しを受け続けるガラパゴス諸島。行けることならすべてのスポットを回りきりたいところですが、世界遺産のこの場所全体を回りきるには時間もお金もかかってしまいます。そんな限られた時間で絶対に抑えておきたい5つのスポットを、現地より厳選してご紹介します。
[paging_toc]「世界遺産」第一号!
エクアドルの領土であり、動物固有種数において最大を誇るガラパゴス諸島(スペイン語: Islas Galápagos)は、スペイン語で「ゾウガメの島」という意味を持つ動物天国。全部で19島が集まり、その集合体が「ガラパゴス諸島」と呼ばれています。世界遺産としては世界で一番最初に認定された場所でもあり、誰もが納得する光景はまさにナショナルジオグラフィックそのもの! 「できるだけ効率よく回りたい!」という急ぎ足の人でもガラパゴスを堪能できる、抑えておきたい5つのスポットはこちら。
1. トルトューガ・ベイ(Turtuga Bay)
(C) Saya Meguro
ガラパゴスで絶対外せないスポットの一つとして挙げられるのは、サンタクルス島(Isla San Crus)にあるトルトゥーガベイ。別名「タートルベイ」とも呼ばれるこの島はその名の通り、ウミガメの産卵場所として使われていることが所以しています。筆者が訪れた際にはウミガメの姿はそこにはありませんでしたが、出迎えてくれたのは数え切れないほどのイグアナたち。広い浜辺を威風堂々と闊歩するその様子は、ガラパゴスならではの光景です。ここは「よい波がある」という有名スポットでもあり、サーフィンなどのアクティビティも盛ん。ただ周辺にはお店などは何もないので、訪れるときは必ず水などのドリンク類を持っていくことをオススメします。
2. ダーウィン研究所(Charles Darwin Research Station)
(C) Saya Meguro
切っても切り離せないガラパゴス諸島とチャールス・ダーウィンの関係。フィンチから進化論の着想を得たダーウィンは、ガラパゴス諸島に一層の思い入れがあるとも言われており、この研究所はダーウィン財団によって設立されました。ここには国内外問わず自然や動物に関する研究者が集まり生態系についての研究をしていますが、一般開放されている場所は観光名所ともなっています。ここでの見所はなんといっても、ガラパゴス固有種の「ゾウカメ」! 可愛いカメたちがそれぞれ水浴びをしたり、お昼寝をしていたりと自由きままに生活している様子を近くから楽しめます。この近くにもいくつかビーチがあるので、ダーウィン研究所に行ったあとにはビーチでシュノーケルを楽しんでもよいかもしれません。
あなたが知りたかったことが、この記事で参考になりましたか?
ご回答ありがとうございました!