連日開店前に完売!エシレのバターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」実食ルポ

Posted by: 山口彩

掲載日: Mar 4th, 2019

東京・丸の内、世界初のエシレ バター専門店「エシレ・メゾン デュ ブール」で、連日開店前に完売する、1日15台限定のバターケーキ「ガトー・エシレ ナチュール」。値段は?賞味期限は?何時から並べば買えるの?まずいとの噂もあるけれど実際はどうなの?などなど実食ルポ。

ガトー・エシレ ナチュール パッケージ

「エシレ・メゾン デュ ブール」は世界初のエシレ バター専門店

エシレ・メゾン デュ ブール

「エシレ・メゾン デュ ブール」が東京・丸の内ブリックスクエアにオープンしたのは、2009年9月。実はなんと、世界初のエシレ バター専門店なのだそうです。それから約10年。エシレスイーツの人気は衰えることはなく、むしろ最近はエシレ以外も含めてバター系スイーツ全体が盛り上がっていると感じています。

「エシレ・メゾン デュ ブール」では、エシレ バターはもちろん、サブレやフィナンシェ、クロワッサン、ケーキなど、エシレ バター100%のお菓子やヴィエノワズリーが、世界でもここでしか買えないものも含み、ずらりと並びます。

毎日開店前に完売する、1日15台限定の「ガトー・エシレ ナチュール」

ガトー・エシレ ナチュール ディスプレイ

そんな中でも一番入手困難で大人気なのが、「ガトー・エシレ ナチュール(税込4,860円 6,480円)」というエシレのバターケーキです。クリームの半量がエシレという夢のようなケーキ。見た目もまるでバターの塊のようで、非常にフォトジェニックで興奮します。まずこの見た目で、「一度はこの目で見てみたい、食べてみたい!」と思う女性は多いのではないでしょうか。

オンラインではもちろん取り扱っていませんし、新宿伊勢丹の「エシレ・パティスリー オ ブール」や大阪の「エシレ・マルシェ オ ブール」でも手に入れることはできません。まさに、ここ、東京・丸の内の「エシレ・メゾン デュ ブール」だけの特別なケーキなのです。

賞味期限は翌日まで、無料の保冷剤付きでの持ち歩き時間は2時間程度(別売りの保冷袋に入れると3-4時間程度)。おひとりさま1台まで。

平日も行列、開店1時間前でギリギリ!?3度目の正直で手に入れました

エシレ・メゾン デュ ブール 行列

実は今回「ガトー・エシレ ナチュール」を手に入れるにあたり、平日でも2回失敗しております。1度は開店後に行ってアウト(当たり前)、2度目は開店50分前9:10に着いてアウト、そしてようやく平日3度目に、8:58に着いて11番目の札をゲットしたのです。ちなみにこの日は9:15に来た人までゲットできていました。日によってデッドラインは変動しますね。

「ガトー・エシレ ナチュール」の整理券は、だいたい9:30頃に配布されます(筆者が訪れたときは9:40のときもありました)。なので、その時点でゲットできるかどうかが判明。ゲットできず列から離脱する人もいました。

ガトー・エシレ ナチュール 番号札

今回の2回の失敗は、筆者のリサーチと読みの甘さが原因ではありますが、正直オープンから約10年も経っているというのに、今でも連日こんな争奪戦が繰り広げられているとは・・・ちなみに、10時の開店時には40人くらいの人が並んでいました。すごい人気ですね〜。

行列の客層は幅広く、若い女性だけでなく、男性もいますし、老夫婦やスーツケースをひいた外国人観光客も。

また、この日は最高気温15度と言われて油断し、そこそこの防寒しかしてこなかったのですが、早朝のエシレ前は日陰でかなり寒いです。風の強い日など、泣きたくなるほどの寒さ(筆者はあまりの寒さに途中で離脱したくなりました)。寒い季節はしっかり防寒対策をしてくださいね。

話題のバターケーキをいざ、オープン!そして実食!

ガトー・エシレ ナチュール 箱

さて、いよいよ開封&実食です。バターケーキなので崩さぬよう気をつけて持ち帰ったのですが、箱を開けるまで正直ドキドキ。

ガトー・エシレ ナチュール 開封

オープン!よかった!崩れておらず、想像通りの美しい姿を見せてくれました。

保冷剤

こんな風に、ケーキの下に保冷剤が3つ付いていました。「バターケーキは、冷蔵庫から出し、室温に戻してからお召し上がり頂きますと、よりなめらかな口どけとバターの豊かな風味をお楽しみ頂けます。」と注意書きがあるので、けっこうバタークリームが固く崩れにくい状態で持ち帰りできるようですね。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール2

それにしても、美しい。

バタークリームが、かなりの存在感を醸し出しております。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール 側面

あっちからもこっちからも眺めたくなります。横から見ると、こんな感じ。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール3

本当に、惚れ惚れするようなルックスです。この姿を拝めただけで、筆者は8割がた満足してしまいました(笑)。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール 断面

入刀。5層のスポンジが顔を出します。断面も美しくエレガントなたたずまいです。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール バタークリーム

さて、まだ室温に戻りきっていませんが、バタークリームから先にいただいてみます。

うーん、エシレ。クリームはけっこうパンチの効いた甘さです。この後、室温に戻してからまたいただいたところ、たしかになめらかな舌触りでよりバターらしさを味わえました。

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール スポンジ

スポンジは、ラム酒がきいているのか、しっとりというよりむしろジューシー。しかし、お酒くささはありません。アーモンドプードルのせいか、思ったよりも生地は軽やか。

一部の噂にあるように、まずい、とは思いませんでしたが、バターそのものの味わいを堪能・・・という意味では、オンラインショップでも買えるエシレのアイス「エシレ グラス/ブール」や、伊勢丹新宿店にあるエシレ・パティスリー オ ブールの「サブレサンド」の方が満足度は高いかもしれません。

全体的に、とてもクラシックな印象の味わいでした。苦味のきいたコーヒーやノンシュガーの紅茶と一緒にいただきたいですね。

実はガトー・エシレ ナチュールは、横が15cmくらいとそれほど大きくはありません。最初、小さいかも・・・と思ったのですが、結局家族では食べきれず、複数の友人におすそ分けしました。そのときの喜ばれようといったら! みんなの憧れエシレ、入手困難ということもあり、手土産としては最強なのではと思いました。

筆者も、一度はこの目で見たい、食べてみたい、と思っていたので、念願叶って大満足です!

 

「エシレ・メゾン デュ ブール」ガトー・エシレ ナチュール1
ガトー・エシレ ナチュール
4,860円(税込) 6,480円(税込)※2023年12月21日追記
賞味期限 翌日中(要冷蔵)
※縦8cm×横15cm×高さ4cm程度
※1日15台限定(筆者が訪れた3回のうち、1回は16台でした)
※おひとりさま1台まで
※無料の保冷剤付きでの持ち歩き時間は2時間程度(別売りの保冷袋に入れると3-4時間程度)

エシレ・メゾン デュ ブール
https://www.kataoka.com/echire/maisondubeurre/
〒100-6901 東京都千代田区丸の内2-6-1  丸の内ブリックスクエア1F
OPEN  10:00~20:00 不定休
TEL&FAX 03-6269-9840
ACCESS
JR「東京」駅 丸の内南口から徒歩5分
JR「有楽町」駅 国際フォーラム口から徒歩5分
丸ノ内線「東京」駅 地下道直結
千代田線「二重橋前<丸の内>」駅から徒歩3分
有楽町線「有楽町」駅から徒歩5分

『エシレの誘惑〜エシレスイーツ特集〜』では、エシレのアイス「エシレ グラス/ブール」や、濃厚フレッシュバターをサンドした「サブレサンド」などたっぷりと実食ルポします。お見逃しなく!

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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