厳選された台湾茶が並ぶ「琅茶(Wolf Tea)」の店内
「琅茶」は人気のエリア富錦街から少し離れた場所にあります。少しわかりにくいのですが、オオカミのマークが目印です。入口が狭いので見逃してしまいそうです。
このオオカミ君が出ていたら、そこがお店です。店内はすでにお客さんでいっぱい。人がすれ違うのも難しいほど狭いので、お客さんがいる時は外で待ちましょう。
縦長のお店にはずらっとお茶や茶器などが並びます。棚をうまく使った空間使いが絶妙です。
「琅茶」といえば、この可愛いオオカミのイラストを使ったロゴ。シンプルながら洗練されたデザインは、オーナーの方がグラフィックデザイナーだからこそかもしれません。
お店に入ると、お茶の説明が書かれたシートと、試飲のお茶を渡されます。この日のお茶は「桂香包種」。ほんのり花の香りがする甘い風味のお茶でした。わからないことがあればスタッフの方に聞いたら細かく説明してくれます。
お店で扱うお茶は、台湾のお茶所と言われている阿里山の茶業一族出身だというオーナーの目利きて集めた台湾茶がずらりと並びます。しかも、「琅茶」のお茶は「ここだけにしかない」オリジナルなのだとか。デザインがおしゃれなだけでなく、かなり本格的な美味しいお茶を扱う「琅茶」は、若者を中心に人気のお茶ブランドになりました。
中の茶葉とお茶缶は別になっており、お店では両方とも自分の好きなものを選べます。セレクトショップでも「琅茶」を扱っていますが、お茶缶の色は選べないので、このサービスは路面店ならではですね。
茶葉で買って帰るのは躊躇するという方には、簡単に美味しく淹れられるティーバッグも取り扱っています。筆者は、4種類の茶葉が入ったティーバッグを購入。手軽に台湾茶が飲めるのはいいですね。
他にもお茶を飲むオオカミが描かれた茶器や、お茶を持ち運ぶのに便利なタンブラーも売ってます。写真の茶器はコミカルに描かれたオオカミは可愛いんです。簡単に台湾茶を楽しめていいですね。
他にもお茶とセットになったギフトボックスも。ラッピングもとっても可愛いので、ギフトじゃなくてもラッピングしたい!
自分のためにもお土産にも
茶業一族出身のオーナーから生まれた「琅茶」。お茶好きじゃなくても手に取りやすいデザインと、「ここにしかない」お茶というこだわりの組み合わせは、台湾茶をまだ飲んだことがないという人にも取り入れやすいでしょう。自分用にも、お土産にもオススメです。初めての方は、ぜひティーバッグで台湾茶の深みを試してみてください。
[All Photos by Kaori Simon]
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