ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜レストランでも裸足が大好き!〜

Posted by: 目黒沙弥

掲載日: Nov 28th, 2016

美しい自然が広がり、人よりも羊の方が多いといわれるニュージーランド。筆者は1か月半に渡りニュージーランドの南から北へヒッチハイク旅の経験がありますが、国内をくまなく移動しているときに共通する5つのことに気付きました。日本人にとって衝撃的でもあったそんな5つのことを紹介します。

1.独特の言葉の多さ

ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜外出時も裸足が普通!?〜

「ニュージーランド英語って聞き取りにくい!」アメリカ英語教育で育っている私たち日本人からするとそんな風にも思ってしまうニュージーランド英語ですが、それは日本人だけではないようです。あのネイティブなアメリカ人からしても、注意して聞かないと混乱してしまうこともあるそう。それにはある理由がありました。たとえば「乾杯/ありがとう」などで使う”Cheers”に関してはスペル自体が変わって”Chur”と発音されたり、「いいね!」と言いたいときにネイティブがさりげなく使う”Sweet!”はなぜか”Sweet As!”と表現されるKIWI英語と言われる独特の英語があるんです。ちなみにニュージーランド人の男性同士だと、語尾によく”mate”を使います。

2.基本どこでも半ズボン

ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜外出時も裸足が普通!?〜

これは男女関係なく、夏に限らず冬でも半ズボンの人が総じて多いニュージーランド。その割に冬であればしっかり上はダウンジャケット着用という少しちぐはぐな格好にも見えてしまうそのファッションですが、理由はひとつだと筆者のニュージーランド出身の友人は語ってくれました。それは「だって楽だから」というなんともシンプルな答え。よくよく話を聞いてみると、ニュージーランド人は基本的には家にいるときと同じような格好で外出したいという思いが強いためそれがいまの「NZ流ファッション」として定着したと認識されているようです。寒さを恐れて一枚余計に厚着をしたくなる日本人からしたら、ちょっと驚くような行動ですね。

3.裸足の人が多い!

ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜外出時も裸足が普通!?〜

これは嘘のような本当の話ですが、ニュージーランド人(特に男性)は裸足でいることが大好き! 外でもお店でも、レストランでも所構わず裸足でどこへでも出かけてしまいます。もちろん全員ではありませんが帰宅後はお構いなしに汚れたその足でソファなどを使うため、ニュージーランド人の旦那さんを持つ奥さんにとっては裸足は「掃除が大変」という悩みの種でもあるようです。それでも気にせず裸足でいることを好むニュージーランド人、ワイルドです。

母国と違う!オランダ人が日本で驚いたこと7選〜トイレ専用のスリッパがある!〜」では、靴を脱いで家にあがるにも関わらず、トイレ専用のスリッパまである日本に驚くオランダ人の様子が紹介されていましたが、そんな日本人からすると驚きの文化ですね。

4.傘をささない!

ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜外出時も裸足が普通!?〜

「冬でもショートパンツ」、「靴を履かない」というニュージーランド人ですが、ワイルドさを表す彼らの習慣はこれだけではありません。なんと天気予報はノーチェック、たとえ雨が降っても気にせず傘なんてものはさす素振りさえ見せません。そのため小雨で傘をさしている人をみると、「ああ、あの人はここの出身ではないな」と分かるんだとか。雨が判断基準になるなんて面白いですが、その一方で実は「BLUNT」という世界最強ともいわれる傘ブランドはニュージーランド発祥という皮肉な事実も存在します。

ありえない!日本人がイギリスで驚いたこと5選〜クリスマスのためにローン?〜」では小雨では傘をささないイギリス人について、「雨でも平気でアウトドアを楽しんじゃう!?オセアニアの傘事情」では、NZにならびオーストラリア人も雨でも平気で傘をささない様子が紹介されていました。

5.美しすぎる大自然

ありえない!日本人がNZで驚いたこと5選〜外出時も裸足が普通!?〜

冒頭でも話した通り、ニュージーランドの大きな魅力のひとつとして挙げられるのはその美しい自然。手付かずの大自然を愛しリスペクトするこの国だからこそ見ることのできる光景が、ニュージーランドにはたくさん広がっています。とくに空を埋め尽くすほどの満点の星空が、ポツリと佇む教会を照らす絶景が見られるテカポという場所や、映画『ホビット』のロケ地ともなったミルフォードサウンドの美しさは訪れる人すべての心を癒し感動を与えてくれるもの。

神秘的なミルキーブルーが美しすぎる!テカポ湖の絶景と今が見頃のルピナス畑」や「【ニュージーランド】天の川にゆらめくオーロラ。テカポの夜空絶景」ではその現実とは思えない絶景がたっぷり紹介されていましたね。ミルフォードサウンドの美しさは「『ホビット』の世界へ!世界遺産のフィヨルドで一夜を過ごすクルーズツアー」で現地ルポしています。写真でもテレビの中の世界でもない現実の世界のなかで自分の目で見るその情景は、きっと一生色褪せることない宝物になるはずです。

ワイルドだけど、楽観的な一面もあり人との繋がりをとても大切にする人が多いニュージーランドという国。物価こそとても高く悠々と旅行するのは大変な一面もありますが、それでも間違いなく一度は訪れる価値のある素敵な場所です。「綺麗な景色をみたい!」という人にはうってつけの、魅力たっぷりの国ニュージーランドに是非一度訪れてみてはいかがでしょう。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

目黒沙弥

Saya Meguro ライター

北海道出身。NZや日本をヒッチハイク縦断してみたり、ヒマラヤに登ってみたり、スペインで盗難に遭ってみたり。とにかくワクワクすることがすき。将来の夢は湖畔のちかくに家を建てて、動物と自然に囲まれて暮らすこと。

北海道出身。NZや日本をヒッチハイク縦断してみたり、ヒマラヤに登ってみたり、スペインで盗難に遭ってみたり。とにかくワクワクすることがすき。将来の夢は湖畔のちかくに家を建てて、動物と自然に囲まれて暮らすこと。

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