バンライファーの洗たく事情
バンライフでの洗たくについては、筆者がしばしば尋ねられるトピックスのひとつです。バンライファーによって洗たく事情もさまざまであることは想像に容易いと思いますが、筆者に関して言えば、家暮らしと同じように洗たくに勤しんでいます(衣類を洗わないという選択肢もありますが、筆者にはその勇気はありません・・・)。
ということで、今回は、筆者の体験談からバンライフの洗たくにまつわるアレコレをお伝えしたいと思います。
そうだ、コインランドリーに行こう
<道中、コインランドリーを探す。>
じつは、バンライフだからと言って洗たくに困ることはありません。それは、おもに、コンランドリーという頼もしい存在があるから。洗たく代は嵩みますが、衣類の乾燥もできるため、雨の日や衣類を干す空間がないときは本当に助かります。
ただ、手洗い用のデリケートな衣類の洗たくに対応していないこともあるため、コインランドリーだけではカバーできない事情も・・・。また、滞在エリアにコインランドリーが見当たらない場合は、そもそもコインランドリーの恩恵をいただくことはできず(笑)、ほかの洗たく手段を検討せざる得ません。
筆者としては、コインランドリーだけでは完結できないのが悩ましいところです。
のんびり“手洗い”することも・・・
場所と時間が許せば、せっせと衣類を手洗いに勤しむこともあります。
以前の記事「バンライフで日本旅(10)|女性のアレ、旅でどうする?生理用品“四種の神器”をバンライフで試してみた」で紹介したような布ナプキンやオーガニックコットン製品は手洗いを推奨しているケースが多く、筆者は車内に水と洗たくバケツを常備し、手洗いしやすい環境を整えています。もちろん、手洗いならばコインランドリーを使うよりも遙かに経済的です。
もし、石鹸や洗剤を使って衣類を洗いたい場合は、キャンプ場などの排水や浄化の設備が整っているところで行えば◎。とはいえ、個人的には洗たくの環境負荷は気になる点でもあるので、環境に配慮した製品を使うようにしています。
最近、手洗いで洗剤を使用をする際はドクターブロナーの「マジックソープ」にお世話になっています。
植物由来のオイルから作られており、生分解性にも優れています。また、食器洗い(筆者は洗剤を使う必要がある時のみ使用)やボディーソープとしても併用可能で、一本で多用途に使えるので荷物の軽減にも繋がります。
有り難き奥の手!
筆者のバンライフは、友人たちの支えなくしては成り立ちません。
奥の手、というか、もう有難いとしか言いようがないのですが、旅先で友人宅を尋ねると、皆それぞれに「うちで洗たくしていきなよ〜」と声をかけてくれるのです。その好意に甘え、筆者はしばし友人宅で洗たくをさせていただきます。
ですが、友人宅で洗濯をさせてもらうにあたり、水を多量に使うのも気がかり。“なんとか節水できる方法はないか・・・?”と思っていたところ出会ったのが、がんこ本舗の「海へ・・・Step」。
すすぎ0回でOK、手洗いやドライマークの衣類も洗える洗たく洗剤です。さらに、洗浄成分は植物由来、全成分の70%が21日間で生分解されます。節水と環境負荷の軽減を叶えてくれる洗たく洗剤は、家でもバンライフでも大活躍中です。
毎日が実験
さて、ここまでバンライフでの洗たく事情に触れてきました。いろいろと綴らせていただきましたが、筆者自身、自分の価値観や暮らしにフィットした洗たくの方法やプロダクトを模索している真っ最中。だから、これが正解だなんて思わないでください(当然、思っている人は皆無に等しいでしょうけれど・・・)。
ですが、洗たく事情を通して一つ言えるのは、バンライフを楽しむひとつの秘訣は、毎日を自分のための実験場にしてしまうこと。どうぞ、あなたの遊び心であなたの実験場(車)を満たしてください!
Photo by YONEVANLIFE
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