【台湾カステラ現地レポ】台北のローカル店「熹之軒古早味現烤蛋糕」で焼き立てをテイクアウト

Posted by: Yui Imai

掲載日: Feb 28th, 2022

日本でも人気の「台湾カステラ」。台湾現地では古早味蛋糕と呼ばれ、昔から親しまれてきた素朴な味わいのケーキです。今回は観光客があまり訪れない、台北のローカルなお店「熹之軒古早味現烤蛋糕」で台湾カステラ・原味(ノーマルフレーバー)をテイクアウトしてみました。ふわしゅわな食感と、素朴で飽きのこない味わいにほっとします。

台湾カステラをテイクアウト


 

台北MRT台電大樓駅近く!地元民に人気の「熹之軒古早味現烤蛋糕」

台北MRT台電大樓駅近くの街並み

師範大学の最寄り駅でもある、台北MRT台電大樓駅。駅を出て師範大学とは反対方向に少し歩くと、台湾カステラ・古早味蛋糕のお店「熹之軒古早味現烤蛋糕(シージーシュエングーザオウェイシエンカオダンガオ)」が見えてきます。

熹之軒古早味現烤蛋糕

カステラを焼くスペースと販売スペースがあるのみの、とっても小さな店舗です。両隣にはフルーツ屋さんと朝ごはん屋さんが。観光地感はほとんどない、ローカルな雰囲気です。

曜日ごとにいろいろなフレーバーが!でもタイミングが大事

曜日替わりメニュー

筆者が同店を訪れたのは月曜日。店頭に掲げられている曜日替わりメニューを見ると、月曜日(週一)は「大理石」という文字が。いったいどんなフレーバーだろう?と思い買ってみたかったのですが、お昼過ぎに行ったにもかかわらず、お店の方に「まだ焼きあがってないよ、ごめんね」というようなことを言われてしまいました……。

原味(ノーマルフレーバー)

こういうのんびりとした雰囲気も台湾のローカル店らしいんですが、ちょっと残念。気を取り直して、毎日販売されているという「原味(ノーマルフレーバー)」をテイクアウトしてみました。

台湾カステラをテイクアウト

価格は一斤(600グラム)110元(約450円)です。

簡易包装

ビニール袋に紙を敷いてどどんと入れられる、簡易包装。でも、自宅用ならこれで十分です。きちんとした箱が欲しい場合は、別途10元で購入できます。

ふるしゅわかつ素朴で飽きのこない味わいにほっとする

台湾カステラを実食

では、自宅で実食。台湾カステラ一斤はとてもひとりで食べられる量ではなく、六等分にカットするくらいがちょうどよいと思います。

ふるしゅわ台湾カステラ

ひとくちいただいてみると、まるでスポンジケーキのような、しっとりしつつもふるしゅわっと柔らかい食感です。焼きたてのよい香りとともに、飽きのこない素朴な甘さが口いっぱいに広がります。

トッピングがなにも含まれていない原味(ノーマルフレーバー)なので、素材のおいしさがより引き立つのかも。やさしい甘さにほっと癒されました。

台湾の街では、メディアに何度も取り上げられている有名店、チェーン店、ローカル店と、さまざまなお店で台湾カステラ・古早味蛋糕が販売されています。今回は地元民に親しまれているローカル店で購入しましたが、これから先もいろいろなお店の台湾カステラを現地からレポートしていこうと思っています。

熹之軒古早味現烤蛋糕
住所:台北市中正區汀州路二段333號

[All photos by Yui Imai]
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PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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