【ニューヨーク無料観光】0円フェリーで自由の女神に最接近体験!24時間365日運行のスタテン島フェリー完全ガイド

Posted by: もろたけいこ

掲載日: Aug 20th, 2026

ニューヨークを代表する観光名所といえば、やっぱり自由の女神。せっかくニューヨークまで来たなら、一度はその姿を間近で見てみたいものです。しかし、自由の女神があるリバティ島へ渡るには、専用フェリーのチケットが必要。時間もお金もかかるため、「自由の女神をちょっと見てみたいだけなのに……」と感じる人もいるかもしれません。そんなときに知っておきたいのが、スタテン島フェリー(Staten Island Ferry)です。実はこのフェリー、なんと乗船無料。マンハッタンとスタテン島を結ぶ公共交通機関ですが、ニューヨーク港を横断する約25分の船旅の途中で自由の女神のすぐ近くを通るため、船上から迫力ある姿を眺めることができます。しかも、船によっては屋外デッキにも出られるため、海風を感じながらニューヨークの象徴を眺めることができます。今回は、スタテン島フェリーを利用する前に知っておきたい基本情報から、「乗り場は?」「どっち側に乗ればいい?」「どれくらい近くで見られる?」「写真撮影のコツは?」などの疑問まで詳しく解説します。

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ニューヨークの「無料観光」に使えるスタテン島フェリーとは?

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スタテン島フェリーは、ロウアー・マンハッタンにあるホワイトホール・ターミナルと、スタテン島のセント・ジョージ・ターミナルを結ぶフェリーです。

ニューヨーク市交通局(NYC DOT)が運営しており、1年365日、24時間運航。マンハッタンとスタテン島を約25分で結んでいます。さらに驚きなのが、乗船料が無料であること。

これは観光客向けに無料開放しているサービスではなく、もともとニューヨーク市民の交通手段として運航されているため(1997年に有料運賃が撤廃されて以降無料)。1905年から続く歴史あるフェリーで、現在では年間1,600万人以上が利用しています。

ニューヨーカーにとっては日常の移動手段。その船に旅行者も無料で乗ることができるというわけです。円安が気になるニューヨーク旅行では、「無料でできる観光」のひとつとして覚えておいて損はありません。

>>【NY現地ルポ】無料フェリーだけじゃない、NYスタテン島の楽しみ方

乗る場所はマンハッタンの「Whitehall Terminal」

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 乗り場

マンハッタンから乗る場合は、ロウアー・マンハッタンにあるWhitehall Terminal(ホワイトホール・ターミナル)へ向かいます。地下鉄ならSouth Ferry駅(1号線)、Whitehall Street–South Ferry駅(R・W線)、Bowling Green駅(4・5号線)、Broad Street駅(J・Z線)などからアクセスできます。

バッテリー・パークやウォール・ストリート周辺と組み合わせやすい場所なので、自由の女神を見たあとにウォール街や9.11メモリアルなどを巡る観光プランにも組み込みやすいです。

チケットは買わなくてOK!

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 乗り方

初めて訪れると少し戸惑うかもしれませんが、スタテン島フェリーは無料なのでチケットを購入する必要がありません。ターミナルに着いたら、案内に従って乗船エリアへ向かえばOKです。

ただし、フェリー周辺では自由の女神観光を案内するさまざまな業者やツアーがあります。「自由の女神を見るにはチケットが必要なのかな?」と思っても、このスタテン島フェリー自体は無料。「Staten Island Ferry」を目印にすると分かりやすいでしょう。

自由の女神はどれくらい近くで見える?

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 見え方

「無料のフェリーから見える」と聞くと、「遠くに小さく見えるだけでは?」と思うかもしれません。確かに、リバティ島に上陸する公式フェリーほど近くまで接近するわけではありません。

そして、スタテン島フェリーは自由の女神のいるリバティ島には停まりません。あくまでマンハッタンとスタテン島を結ぶ航路の途中から、自由の女神を眺めるスタイルです。フェリーが進むにつれて、遠くに見えていた自由の女神が少しずつ大きくなり、やがて全身がはっきりと見えるように。

そして、通過すると今度は徐々に小さくなっていきます。この「自由の女神が近づいてくる→目の前を通る→遠ざかる」という景色の変化を船上から楽しめるのがポイントです。

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 テラス

特に屋外デッキに出て視界を遮るものがなくなると、ニューヨーク港の上に立つ自由の女神が徐々に大きくなっていく様子を楽しめます。

スマートフォンでも撮影できますが、ズームを使うとより表情やトーチまで写しやすくなるので、写真を残したい人は望遠レンズも活用するのがおすすめです。

自由の女神はどっち側?マンハッタン発は「右側」・テラスを狙う

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スタテン島フェリーに乗って自由の女神を見るなら、ぜひ覚えておきたいのが座る・立つ位置。マンハッタンのターミナルからスタテン島へ向かう場合、自由の女神は進行方向右側に見えてきます。一方、スタテン島からマンハッタンへ戻る際は左側が自由の女神を見るポジションです。そのため、以下のように覚えておくとシンプルです。

  • スタテン島フェリーから自由の女神が見える方向
  • マンハッタン → スタテン島:右側
  • スタテン島 → マンハッタン:左側

これが基本です。もし、マンハッタンから自由の女神を目当てに乗るなら、右側のデッキや窓際を狙いましょう。ただし、混雑時に無理に席を取りに行く必要はありません。スタテン島フェリーは非常に大きな船で、船によっては最大4,500人以上を収容できます。

そのため、「席が全部埋まって自由の女神が見られない」ということを過度に心配する必要はありません。逆に大切なのは席より先に屋外デッキの位置を確認することです。

屋外テラスの有無が船で違う!

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 テラス

筆者も失敗してしまったので注意点。スタテン島フェリーは「全部同じ船」ではありません。なんと船によって屋外スペースの構造が違います。テラスに出られる船と、テラスに出られない船があるのです。

ただし、公共交通機関なので好きな船を選べるわけではありません。当日の運航状況や配船によって使用される船は変わります。だからこそ、乗船する前に「次の船は、外に出られる?」と確認するのがおすすめです。

旅行中に「絶対に屋外デッキから自由の女神を撮りたい」という場合は、1回の乗船で諦めず、別の便を利用するのもあり。なにしろ乗船料は無料です。「次の便に乗ってみよう」と気軽にできるのも、スタテン島フェリーの強みです。

実は「往復」するのがおすすめ!帰りはマンハッタンが主役

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スタテン島フェリーを自由の女神を見るためだけに使うなら、片道だけ乗れば十分……と思うかもしれません。でも、せっかくなら往復するのがおすすめです。理由は、往路と復路で見える景色が大きく変わるから。

マンハッタンからスタテン島へ向かうときは、自由の女神が主役ですが、一方、スタテン島からマンハッタンへ戻るときは、正面にロウアー・マンハッタンのスカイラインが近づいてきます。高層ビルが少しずつ大きくなっていく景色は、ニューヨーク旅行らしさ満点です。そして帰路では自由の女神が左側に見えてきます。

行きは右、帰りは左。

このルールを覚えておけば、往復どちらでも自由の女神を狙えます。

自由の女神をきれいに撮る!5つのコツ

せっかく無料で自由の女神を見られるなら、写真もきれいに残したいもの。スタテン島フェリーは船が常に動いているため、陸上からの撮影とは少し違ったコツが必要です。

1.乗船したらまず屋外デッキをチェック

一番のポイントはこれ。船内の席でゆっくりしているうちに自由の女神が見えてきて、慌てて移動する……という状況は避けたいところです。乗船したらまず、屋外に出られる場所があるか確認しましょう。

屋外デッキがある場合は、自由の女神側のスペースを確保。人が増える前に移動しておくと、撮影もしやすくなります。ただし、デッキでは風が強くなることも。帽子やストールなど飛ばされやすいものには注意してください。

2.自由の女神が見えてきたら、焦らない!

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 撮影方法

自由の女神が近づき始めてから慌ててシャッターを切るより、少し早めに撮影を始めるのがおすすめ。

理由は、船が動いているから。自由の女神が最も見やすい瞬間は、ほんの一瞬です。「まだちょっと遠いかな」と思っているうちに、船はどんどん進んでいきます。

そこで、
遠景→中距離→近距離
と何枚か撮影しておくと安心です。

特にスマートフォンなら連写やライブフォトなどを活用すると、船の揺れや人の動きによる失敗を減らせます。

3.スマートフォンは望遠を活用

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 夜景

自由の女神は近くに見えるとはいえ、数百メートル離れています。そのため、スマートフォンで撮影するときは標準倍率だけでなく、ズームも使ってみましょう。特に人物と自由の女神を一緒に撮る場合は、少しズームして背景を引き寄せると、自由の女神の存在感が出やすくなります。ただし、ズームしすぎると船の揺れで写真がブレやすくなるため、複数枚撮影しておくのが安心です。

4.夕方は自由の女神+マンハッタンの景色を狙う

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時間に余裕があるなら、夕方の乗船もおすすめです。日中とは違い、夕方になるとニューヨーク港の光が少しずつ変化し、マンハッタンの高層ビル群にも明かりが灯り始めます。

ただし、日没前後は時間帯によって光の向きが変わるため、「自由の女神を明るく撮りたい」のか、「シルエットや夕景を撮りたい」のかで狙い方は変わります。昼、夕方、夜と、それぞれ違った表情を見られるのも24時間運航のスタテン島フェリーならでは。

5.夜のスタテン島フェリーもおすすめ

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スタテン島フェリーは24時間運航。そのため、実は昼間だけでなく夜も利用できます。夜になると、昼間とはまったく違う景色に。自由の女神はライトアップされ、マンハッタンの高層ビルにも明かりが灯ります。

筆者のおすすめは、日没前にマンハッタンから乗船して『自由の女神を見るフェリー』として使い、復路で日没を迎え、夜は『ニューヨークの夜景を楽しむフェリー』として楽しむという分け方です。同じ航路でも、時間帯によって印象が大きく変わります。

注意!スタテン島に着いたら一度下船する

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ここも初めて利用する人が戸惑いやすいポイントです。スタテン島に到着すると、乗ってきた船からはいったん全員が下船します。そのまま船内に残ってマンハッタンへ戻ることはできないため、復路に乗る場合はターミナルを通って再度乗船します。

とはいえ、フェリー自体は無料で、24時間運航されています。最短で往復するなら、スタテン島で観光する必要はありません。「自由の女神を見る→スタテン島で下船→次の便でマンハッタンへ戻る」という使い方でもOKです。フェリーは片道約25分なので、乗り継ぎを含めても、効率よく楽しめばおよそ1時間程度でニューヨーク港クルーズ気分を味わえます。

「自由の女神の中に入りたい」なら別のフェリーが必要

ステタン島 フェリー 自由の女神 ニューヨーク 無料 撮影方法

スタテン島フェリーで楽しめるのは、あくまで船上から自由の女神を見ることです。自由の女神が立つリバティ島に上陸したり、台座や王冠部分に入ったりすることはできません。

もし「自由の女神を間近で見たい」「島に上陸したい」「台座や王冠に上りたい」という場合は、別途公式のフェリーを利用する必要があります。逆に言えば、「自由の女神を見られればOK」「写真を撮りたい」という人なら、スタテン島フェリーはかなり魅力的な選択肢です。

0円なのに、ニューヨークの魅力が詰まっている

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ニューヨーク旅行では、自由の女神、エンパイア・ステート・ビルディング、展望台、ブロードウェイなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。その一方で、円安の今だからこそ「全部にお金をかける」のではなく、無料で楽しめるものを上手に組み合わせるのも旅の楽しみ方のひとつ。

スタテン島フェリーは、その代表格です。料金は0円。予約も必要ありません。片道約25分の船旅で、自由の女神を眺めながらニューヨーク港を横断。そして帰りにはマンハッタンの摩天楼が待っています。

「自由の女神を見たいけれど、できればお金も時間も節約したい」

そんな人は、ぜひスタテン島フェリーを旅の予定に入れてみてはいかがでしょうか。

>>【NY現地ルポ】無料フェリーだけじゃない、NYスタテン島の楽しみ方

スタテン島フェリー基本情報
運航区間: Whitehall Terminal(Lower Manhattan)~St. George Terminal(Staten Island)
料金: 無料
所要時間: 約25分
運航日: 毎日・通年
運航時間: 24時間
マンハッタン側: Whitehall Terminal / 4 South Street
スタテン島側: St. George Terminal / 1 Bay Street
https://www.nyc.gov/html/dot/html/ferrybus/staten-island-ferry.shtml

※運航時刻や使用される船舶は変更される場合があります。旅行前にはNYC DOT公式サイトで最新情報を確認してください。

Whitehall Terminal
所在地 4 Whitehall St, New York, NY 10004 アメリカ合衆国

©︎Keiko Morota
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。

PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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