
台北101近くのショッピングモール内にある「春水堂」へ

今回筆者は、台北MRT市政府駅や台北101/世貿駅から徒歩圏内のショッピングモール内にある「春水堂」を訪問しました。この一帯は新光三越や微風などの百貨店が点在していて、歩道橋でそれぞれの建物が繋がっています。

ディナータイムに訪れたので、歩きながらライトアップされた台北101も見上げることができました。

「春水堂」が入っているのは、遠東百貨という百貨店の信義店です。建物内には他にも、鼎泰豊や度小月などの台湾旅行で定番のグルメ店も入っています。春水堂があるのは4階のレストラン街なのですが、台湾のレトロな街並みを彷彿とさせる内装になっていて、観光気分が盛り上がります。
日本にはないメニューも!小皿料理や麺類が充実

席に案内されたら、メニュー件注文票に記入しましょう。日本語訳もついていて安心です。

春水堂といえばタピオカミルクティーが有名ですが、飲茶や軽食、麺類などの食事系メニューも充実しています。麺類は日本の春水堂もメニュー数が多いですが、台湾はさらに焼き物や蒸し物などの小皿料理が豊富です。
まずはメイン料理に「ピリ辛豆乳担々麺」を煮卵追加で

まずはメイン料理として注文した「椒麻豆漿擔擔麵(ピリ辛豆乳担々麺)」が運ばれてきました。価格は120元(約540円)で、プラス20元(約90円)で煮卵(滷蛋)も追加しています。
さっそく一口いただいてみると、ごまがふわっと香る豆乳ベースのスープにラー油の辛さが加わり、あとを引くおいしさ! やわらかい麺との相性がよいです。細切りキュウリやニンジンのシャキシャキ感、ザーサイの旨味もアクセントに。煮卵には醤油ベースの味がしっかり染み込んでいます。
おすすめは「もち米肉団子と海老の盛り合わせ」や「カリカリ黄金チキン」

小皿料理の中でもおすすめは「雙拼燒賣(もち米肉団子と海老焼売の盛り合わせ)」という、2種類の焼売が3個ずつ入った料理です。価格は190元(約855円)。もち米肉団子は、ジューシーなお肉がもち米でコーティングされていて食べ応えがあります。海老焼売は海老のプリプリ感に加え、肉の旨味がぎゅっと凝縮されています。

「黃金香酥雞(カリカリ黄金チキン)」という、香辛料が効いた鶏の唐揚げもおすすめ。肉汁がジューシーで、箸休めにぴったり。価格は115元(約518円)です。
そして丸いお団子のようなものは「金沙芋泥丸(エッグカスタードタロイモ団子)」です。熱々のお団子の中から、カスタードクリームとタロイモがとろ~っと広がります。ねっとり甘くてお菓子のようなグルメ。価格は105元(約473円)です。
春水堂といえばタピオカミルクティーは欠かせない

そして、春水堂といえばタピオカミルクティー(珍珠奶茶)は欠かせません。甘すぎずやさしい味わいのミルクティーで、タピオカは硬すぎることなくもちもち。Sサイズでもたっぷり入っていて、価格は100元(約450円)です。
台湾の「春水堂」は日本にはない小皿料理が充実しているので、メイン料理やタピオカミルクティーと一緒に、気になるものをいろいろと注文してみるのがおすすめです。いつか台湾に来られたときには、ぜひ本場のグルメを味わってみてくださいね。
春水堂 信義遠百店
住所:台北市信義區松仁路58號4樓
[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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