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【美容室】1回あたり利用金額ランキング(TOP10)
※美容室の過去1年利用者が対象(実数回答)
【美容室】過去1年の利用総額ランキング(TOP10)
※美容室の過去1年利用者が対象
1回あたりの利用金額(実数回答)×年間利用回数(実数回答)
美容室の1回あたりの利用金額は、全国平均でここ10年の過去最高額を更新しました。(「美容センサス2022年上期<美容室・理容室編>」)今回1位の「福井県」、2位の「富山県」は、「共働き世帯比率」(「2017年就業構造基本調査」)が、福井県は1位、富山県は3位。3世帯の同居率が高く、子育てしながら働きやすい地域ともいわれています。
この女性の就業率の高さが「身だしなみを整える」意識を高めることにつながり、ひいては美容室1回あたり利用金額を押し上げているのではと考えます。また、北陸地方は結婚式が豪勢な文化もありますので、他者への意識や外見の美容に対する関心が高いのかもしれません。
過去1年間の利用総額1位の東京都は、明るい髪色の「ハイトーンカラー」が流行のため、カラーリングの来店頻度が全国1位(次頁参照)です。サロンへの来店頻度が多いため、年間の支払額が大きくなっています。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
メニュー別年間利用回数ランキング
「カラー」「トリートメント」の1人あたり年間利用回数は、「東京都」がトップ。
※1「カラー実施者」が対象(実数回答)、カラーは「カラー(フルカラー)」「カラー(リタッチ)」の合計
※2「トリートメント実施者」が対象(実数回答)
「カラー」「トリートメント」とも利用回数1位は東京都。背景には、「ハイトーンカラー」や「ブリーチ」の流行で、高単価にもかかわらずサロンでのカラーリング頻度が上昇していることや、カラーリングで傷んだ髪のケアにトリートメントの利用が増えていることがあるようです。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
美容サロン利用率(過去1年の利用率)
ネイルサロン、エステサロン(脱毛)、アイビューティーサロンの1位には「沖縄県」がランクイン。
ネイルサロン、エステサロン(脱毛)、アイビューティーサロンの過去1年間の利用で、東京都を抑えて1位にランクインしたのは沖縄県。沖縄県では、1年を通して平均気温が高く、他の県と比較しても半袖でいる期間が長いこと、マリンスポーツなどの文化性からもボディケア(脱毛)への意識が高いことがその背景の一つにあると考えます。
また観光業が盛んで、かりゆしウェアをはじめとしたカジュアルな服装が一般的なため、ネイルやアイビューティーなど外見の美容への意識が高いのかもしれません。
(『ホットペッパービューティーアカデミー』研究員 田中 公子)
調査名 :「都道府県別」20代・30代女性の美容意識・実態調査
調査手法:インターネットリサーチ
調査時期:2022年2月25日(金)~3月8日(火)
調査対象:全国の20~39歳の女性(回収サンプル23,361)
※都道府県の都市規模に応じて、n=600、または、n=400の目標値を設定。
※回収が目標に届かなかった秋田県、福井県、山梨県、鳥取県、島根県、徳島県、高知県、佐賀県、宮崎県は、ウエイトバック集計による補正を行った。
詳細はこちら:https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/census/2022-pre/40541/
https://hba.beauty.hotpepper.jp/
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