成田や羽田便が高いなら茨城空港経由はどう?
今回なぜ茨城空港到着のフライトで帰国したかというと、タイガーエアの茨城空港行きのチケットが成田や羽田行きと比べてずっと安かったから。LCCの格安フライトというと電車が走っていない早朝や深夜発着のことも多いですが、台湾桃園国際空港から茨城空港までのフライトは9時30分発、14時着と時間帯がよかったことも決め手でした。
台北駅から桃園国際空港へとアクセスできる桃園空港MRTの始発は6時。筆者は6時30分発の列車に乗り、7時10分頃に桃園国際空港第一ターミナルへ到着しました。時間的にも余裕があります。結果として、飛行機での移動はとってもスムーズでした。
茨城空港から東京駅行きのリムジンバスが出ている
茨城空港に到着したあとは、事前予約が可能なJR東京駅行きの直通リムジンバスを利用します。タイガーエア茨城空港線が出ている、木曜日と日曜日に1日1本だけ運行している路線です。(2023年6月16日現在)。
筆者は木曜日に利用したのですが、茨城空港15時10分発で東京駅到着が17時30分と、フライトに合わせた出発時間でした。そして予約サイトの注意書きには“茨城空港15時10分発は航空機の到着状況により、出発時間を遅らせる場合がありますので、ご了承ください。(16時まで)”と書いてあります。
つまりこれって、ほんとうにタイガーエア台湾路線のために運行しているバスなんですね……!
ちなみに東京駅発・茨城空港着の直通バスも、タイガーエア台湾行きの出発時間に合わせた設定になっています。
茨城空港でランチとお土産ショッピング
茨城空港は成田や羽田と比べてコンパクト。空港内で歩く距離が少ない点は、体力的に楽かも?
2階の「すぎのや本陣」で遅めのランチを取りつつ、お土産もサクッと買えちゃいました。
奥久慈ポークを使ったソースカツ丼、お肉がジューシーでおいしかったです……! 単品価格は1,200円(税込)。
東京行リムジンバスは予約必須
それでは、リムジンバスで東京へと向かいます。スーツケースは1つ預けることが可能です。
ここで注意したい点が1つ。座席に限りがあるため、予約をしていなくて乗れなかった方が何名かいらっしゃいました……。
筆者はネットで事前予約を済ませていたので問題なく乗車できましたが、乗れなかった方はおそらく電車かタクシーで目的地に向かうしかないかもしれません。事前予約は必須だなと実感しました。料金は大人1,650円で、乗車時に現金で支払います。
移動自体は快適で、17時10分頃東京駅に到着しました。
茨城空港から出ている海外路線
茨城空港から出ている海外路線は、2023年6月16日執筆時点ではタイガーエアの台湾線のみ。台北・桃園国際空港行きだけでなく、高雄線のプログラムチャーター便も週3日運行しています。
茨城〜上海線は2023年6月30日まで運休、茨城〜西安線は12月31日まで運休となっています。
帰国への過程は楽ではありませんでしたが、早朝や深夜便を利用するために空港泊することに比べれば、茨城空港経由の台湾旅行は楽かも、と思いました。
タイガーエアは頻繁にセールが開催されますが、茨城空港路線は成田や羽田便に比べてチケットが取りやすいように思います。
東京方面から台湾への格安旅行を楽しみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.