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韓国ドラマの中でよく見かける、漢江(ハンガン)のほとりで食べるカップラーメン。夜の川辺に座り、風に髪を揺らしながら熱々のスープをすするシーンを一度は見たことがあるのではないでしょうか。実はあの名場面、ドラマの演出だけでなく、ソウル市民にとっても定番の癒し時間なのです。最近では、ピクニックセットをレンタルできるサービスが増え、気軽に“ドラマのワンシーンごっこ”が楽しめるとSNSでも話題。地元のソウルっ子だけでなく、日本人観光客の間でもじわじわ人気が高まっています。手軽でおいしく、そして何よりもロマンチック! 今回は、地元の人も観光客も虜になる「漢江ラーメン」を、楽しむためのコツやおすすめスポットを徹底紹介します。
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かつて「小さなパリ」と称えられた優雅な街並みと、社会主義時代の重厚な建築物が交差し、独特の雰囲気を醸し出す東欧の都市、ルーマニアの首都ブカレスト。この街の魅力は、ただ美しいだけでなく、複雑な歴史が織りなす多層的な文化にあります。そんなブカレストの心臓部、旧市街を歩いていると、まるで時が止まったかのような一角に迷い込みました。それが、200年以上の歴史を誇るキャラバンサライ(隊商宿)、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)」。そして驚くべきことに、この歴史の証人とも言える建物の中に、世界的なコーヒーチェーン「スターバックス」が静かに溶け込んでいるのです。今回は、数あるブカレストのスターバックスの中でも、最もユニークで訪れる価値のある、「Manuc's Inn(ハヌル・ルイ・マヌク)にある店舗をご紹介します。歴史を感じる空間で味わう一杯のコーヒーは、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。
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イスタンブール空港(Istanbul Airport)は、年間利用者数で世界トップクラスを誇る巨大ハブ空港。ヨーロッパではロンドン・ヒースロー空港に次いで2番目に、中東ではドバイ国際空港に次いで2番目に忙しい空港と呼ばれています。それもそのはず。ヨーロッパとアジアの交差点に位置し、世界各地を結ぶ要所として、今や「空港の中に一つの街がある」と言われるほどのスケールを誇っているからです。しかし、その一方で空港から市内へのアクセスには時間がかかり、トランジットで4時間未満なら外出は非現実的。初めて訪れる旅行者は、その広さと情報量に圧倒され、「どう過ごせばいいの?」と迷ってしまうこともしばしば。そこで今回は、空港を丸ごと“観光地”として楽しむための過ごし方をご紹介します。ショッピング、美術館、スパ、グルメ、そしてトルコらしい体験まで。長いトランジットが、むしろ旅のハイライトになるような楽しみ方を見つけましょう。
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メキシコ屈指の美しい街、グアナファト。毎年11月1日と2日に行われる「死者の日(Día de Muertos)」には、街全体がオレンジ色のマリーゴールドとカラフルな装飾で華やぎます。そう! ここはピクサー映画『リメンバー・ミー』のモデルの1つとされる街。亡き人を偲びながらも、音楽と笑顔に満ちた明るい祭り——それが「死者の日」です。丘の上から見下ろすパステルカラーの家並み、石畳の坂道に並ぶ雑貨店やカフェ、そして街を包むあたたかな祈りの空気。グアナファトは、写真映えと文化体験のどちらも満喫できる、まさに「色彩の街」です。死者の日を前に、まるで絵本の世界のような丘の上から見下ろすパステルカラーの家々、絶景フォトスポット、人気カフェやおすすめグルメ、行き方からお土産情報まで、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

