移住者の受け入れを積極的に行っている自治体の助成制度をまとめる連載、今回は東北の青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島を紹介したいと思います。

田沢湖(秋田県)
北東北は十和田八幡平国立公園や三陸復興国立公園など、自然が美しいエリア。白神山地のような世界遺産もあり、温泉も豊富で、祭り・郷土料理など郷土文化も根深く育まれている土地になります。
南東北は仙台のような大都市を抱えながら、磐梯朝日国立公園、蔵王国定公園、三陸復興国立公園など大自然もある美しいエリア。東北新幹線も通っており、関東圏からも比較的近いという距離関係にありますので、関東在住者には最適な移住エリアの1つと言えそう。
都会的な暮らしに飽きて、どこか遠くに移住したいと思ったら、有力な移住先になってくれる東北。特徴的な自治体をピックアップしましたので、ぜひともチェックしてみてくださいね。
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移住するだけで助成金が受けられる自治体

最初は東北エリアにおいて、住宅の取得などを伴わなくても、移住をするだけで金銭的な援助が受けられる主な自治体を紹介したいと思います。
北海道と同じく、東北の特に北部では手厚く助成金を用意している自治体が多いのですが、目立つ自治体は以下の通りになりました。
・青森県五所川原市・・・将来にわたり居住を約束すれば県外からのUIJターンの就業者・起業者に20万円
・岩手県花巻市・・・6カ月以上働いているUIJターンの就業者に25万円
青森県の五所川原は津軽半島の根元にある町。五所川原に転入する前の居住地が県外で、就業場所が本市から通勤できる範囲、年齢が40歳以下、市町村税に滞納がない、過去に同奨励金の給付を受けていないなどの条件がありますが、20万円とはまとまった金額です。
岩手県の花巻は盛岡と北上の中央にある北上盆地内の町。こちらも条件があり、50歳未満でさらに、
<公共職業安定所又は岩手県Uターンセンターの職業紹介によって、市内の事業所に6ヶ月以上継続して雇用され、長期の就業が見込まれている>(花巻市の公式ホームページより引用)
といった条件を満たす必要があります。どちらも北海道の利尻島(100万円)ほどではないですが、かなりの金額を定住支援として支給してくれています。
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Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。
https://hokuroku.media/
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