日本で最も人が多く暮らしている関東。東京や神奈川を中心に、人口が毎年増えているような自治体では残念ながら移住者を積極的に受け入れる助成制度が存在しませんが、北関東を中心に移住者を受け入れている自治体もあります。

東京湾とレインボーブリッジ
関東圏外からはもちろん、関東圏内でどこか郊外で暮らしたいという人も、ぜひともチェックしてみてください。
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移住するだけで、まとまった助成金がもらえる自治体

千葉から眺める富士山
最初は移住をするだけで、まとまった助成金が受け取れる関東の自治体を紹介します。冒頭でも触れたように、東京都や神奈川県、埼玉県などでは移住に伴う助成金を期待できませんが、一部の地域では受け入れ体制を整えてくれています。
・千葉県いすみ市・・・満40歳以下の移住者に3万円(同一世帯に属する子どもと移住する場合、1人につき1万円加算)
・茨城県城里町・・・町外に暮らす子育て世帯が、指定の町営住宅に入居し子育てをスタートすれば30万円 ※夫婦のいずれかが40歳未満、あるいは子どもが中学生以下の世帯に限る
千葉県のいすみ市とは、九十九里浜の南端で勝浦とも隣接した自治体。関東でありながら、外房ののんびりとしたエリアですから、移住先としては候補になりますよね。茨城県の城里町は、水戸市のすぐ近くにある自治体です。なかなか助成が充実していない関東で、30万円とは破格です。

横須賀の猿島
もちろん他にも、家賃補助や移住体験などの形で移住者を募っている自治体があります。2016年度の情報になりますが、関東圏内で移住者を積極的に受け入れている自治体をまとめてみました。
茨城県:日立市、常陸太田市、高萩市、笠間市、城里町、河内町
栃木県:宇都宮市、栃木市、佐野市、日光市、矢板市、那須烏山市、茂木町
群馬県:桐生市、沼田市、安中市、みどり市、片品村
埼玉県:横瀬町
千葉県:銚子市、君津市、いすみ市、栄町、大多喜町、御宿町
神奈川県:横須賀市
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Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
1979年東京生まれ、埼玉育ち、富山県在住。成城大学文芸学部芸術学科卒。国内外の媒体に日本語と英語で執筆を行う。北陸3県を舞台にしたウェブメディア『HOKUROKU』の創刊編集長も務める。
https://hokuroku.media/
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