幻想的な夜の街の雰囲気にひたる「九份老街」
まずはおなじみの「九份老街」から。道の両脇にひしめくように立ち並ぶお店は、いつも多くの人でにぎわっています。魚丸湯(魚のつみれスープ)や草仔果(草餅)、芋園(いも団子のスイーツ)などの台湾グルメが楽しめるほか、昔ながらの雑貨屋や土産物屋などお店の種類はとにかくたくさん。映画館やコスプレ写真が楽しめる写真館まであり、丸1日いても飽きずに過ごせそう。老街に灯りがともる夕方からの景色は幻想的で、何度も訪れたくなってしまいます。
美しい夕日は必見。「淡水老街」
「淡水老街」も九份とおなじく夕方からが見どころのスポット。というのも、淡水は夕日の名所として知られ、老街のすぐそばを流れる淡水河に沈む夕日を間近で見られるからなんです。河に面した老街ではストリートライブが行われていることもあるので、景色や音楽を楽しみながら散策することができますよ。
老街の名物は、高さ30cmはあろうかという長~いソフトクリーム!射的などのなつかしい屋台もあるので、友達とワイワイ楽しんでみて。
鴨肉料理が食べたいときはここ!「金山老街」
「金山老街」は徒歩10分弱で周れる小さな老街ながら、とても活気のある場所。週末ともなると多くの観光客でにぎわいます。そんな老街の中でもひときわ人の集まる場所が、通りの中ほどにある鴨肉のお店。廟の中で好きな料理を選んで、少し離れた場所に何軒かある飲食コーナーでいただきます。平日でも多くの人が集まっていて、金山老街といえばここ!という定番のお店です。
老街の近くには海岸線が広がっているので、お腹いっぱい食べたあとは海の近くを散策してみてはいかがでしょうか。
台湾の歴史を感じる「安平老街」
ここまで台北の老街をご紹介してきましたが、最後にご紹介するのは台南にある「安平老街」。台湾の中でも最古の老街として知られています。老街内の廟の前にはカルメ焼きのお店があり、小さい頃にやったなあ・・・となんだかなつかしい気持ちになってしまいます。
老街の中や近くの細い路地では、シーサーに似た銅像や飾りが多く見られるのが安平老街の特徴。災いをはね返してくれるものとして、安平では古くから親しまれているものなんだそうです。この飾りを探しながら街歩きをしてみるのも楽しそうですね。
台湾の街歩きには欠かせない老街。古くから残る台湾の雰囲気を感じたくなったときは、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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