
(C)House for rent Tukiumisou
最近、旅行というと一軒家貸切やキッチン付きコンドミニアムステイがお気に入りの筆者ですが、宮古島では絶対古民家ステイしたい!と思っておりました。いろいろ探して今回お世話になったのは、宮古列島のひとつ伊良部島にある「つきうみ荘」。
お庭とウッドデッキ付き、心地よい風が吹き抜ける「つきうみ荘」をご紹介します。
シーサーがお出迎え。駐車場も無農薬野菜畑もあり!


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つきうみ荘は、宮古島から伊良部大橋を渡った伊良部島にあります。宮古空港からだと、車で30分ほど。駐車場もあり、最大4台まで停められます。筆者は2家族6名でステイし、2台レンタカーをしていたので、とても助かりました。無料で使える自転車も1台、駐車スペースに用意されていましたよ。

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庭には無農薬野菜畑やハーブ畑も。宿泊時に収穫どきだったら、自由にいただいてOK。

こちらは玄関を出て左側の畑。紫色の葉っぱの植物は沖縄特産の紅芋(べにいも)だそう。もちろんこれも収穫OK!

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お庭でバーベキューもできます。トング、炭、バーナー、着火材、お皿、お箸などがセットで1グループ2000円。食材は自分たちで好きなものを用意するスタイル。

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このウッドデッキ(縁側)が滞在中大活躍でした。夕暮れどきに腰掛けてアイスを食べたり、海から帰ってきたらマリングッズや拾った貝殻をここに干しておいたり。やっぱり縁側のある家っていいですね。
ちなみに、シュノーケルセットやライフジャケット、パラソル、クーラーボックス、サーフボードなども数に限りはありますが無料で貸してくれます。
木のぬくもりを感じる、広々としたリビング

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リビングは大勢で泊まっても十分な広さ。ソファや椅子、ダイニングテーブルもあるので、思い思いにのんびりできます。

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大型テレビはもちろん、琉球音楽BGM付きステレオ、将棋やカードゲーム類、旅にまつわる本なども。WIFI(無線LAN)あり。もちろんすべて無料です。三線やウクレレ、ジャンベといった楽器類もおいてあって、同行者たちは即興演奏を楽しんでいました。風のぬけるリビングで聞くでたらめ即興演奏は、今でも忘れられぬひととき。
キッチンは道具や調味料なども一通りそろっています

キッチン台が広くて、食材やお皿を並べて調理しやすかったのがうれしいポイントでした。鍋類・包丁・食器・調味料・食器洗剤など一式そろっています。分別ゴミ箱も十分な大きさ。長期滞在してゴミ箱がいっぱいになったときは各自ゴミ捨て場に捨てに行く方式。ゴミ袋は用意されています。


筆者が訪れたときの冷蔵庫の中。砂糖や塩、油、醤油など一通りあり、特に買い足すものはなくありがたかったです! 特に棚の中にあったさんぴん茶は、滞在中毎日のように作ってみんなでがぶがぶ飲ませていただきました。
あまりのおいしさにお土産にもたくさん買い込んだのですが、東京で飲むと、ここで飲んだあのさんぴん茶のおいしさとはちょっと違うんです。その土地のものをその土地で味わうおいしさというのがあるのかもしれません。

電子レンジ、炊飯器、コーヒーメーカーなども。炊飯器で毎朝ご飯を炊いて、ダイニングでみんなで朝食をいただきました。
お風呂場にはシャワーが2つ。トイレも2つあります!

お風呂場には湯船はありませんが、シャワーが2つあります。筆者が訪れたときはシャンプー・リンス・石鹸・洗顔フォームがありました。洗顔フォームは誰か泊まった人の寄付かも。
洗濯機はお風呂場の横にあります。洗濯洗剤や洗濯カゴもありました。洗った後は、お庭の洗濯ロープに洗濯ばさみでとめて干します。

バスタオル、フェイスタオル、歯ブラシは人数分用意されています。洗面所やキッチンなどのタオル類ももちろん完備。


トイレ、2つあるんです!大人数で泊まるときはこれが結構うれしかった。どこもきちんと掃除が行き届いていて、気持ちよく使えました。
どこで寝よう!?と迷ってしまうほど充実の寝室と秘密のバーカウンター

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こちらは玄関から入ってすぐの和室。日当たりがよく、風がぬけていきます。夏の雲と空が綺麗な日の、和室からのゴロゴロ目線ショット。

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サクラの床材が味わい深い洋室と、広い和室はエアコン付き。エアコンのきき、めっちゃよかったです。

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そしてこちらが、お風呂場の奥のドアの向こうにある、秘密のバーカウンター。昭和の香りがたまりません。

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こちらが全体の見取り図。10名まで泊まれる、広々としたつくりです。本当に、親戚の家に遊びにきたようにくつろげました。家のあちこちに見られるオーナーのセンスが光るインテリアも素敵でした。


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失敗談。夜の窓開けっ放しは注意!

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筆者は洗濯物をとりこむとき、和室の窓をあけてそこから乾いた洗濯ものを部屋に放り込む、という横着をしていました。洗濯ものの取り込みには便利だったのですが、うっかり網戸にするのを忘れていたら・・・
夜、和室の明かりに誘われた虫たちを大量に誘い込んでしまったのです。その夜、その部屋は虫部屋としてあかずの間になりました(笑)。次の日にはすっかりいなくなっていましたが。
宿には蚊取り線香などもちゃんと完備されているので、しっかり網戸をしめていれば問題ないと思います!
さて、気になる宿泊料金は?
つきうみ荘の宿泊料金は、宿泊時期と人数によって変わります。7月、8月、9月のサマーシーズンは、2名で1泊2万1000円。一人あたり1泊1万500円です。4名だと1泊2万3000円で一人あたり1泊5750円に。大人数の方が断然お得です。サマーシーズン以外はもっと安くなります。詳しくは公式サイトの料金表をチェック!
>>>料金表のページはこちら
https://www.tukiumisou.com/plan
[Photos by Aya Yamaguchi]
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Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「イエモネ」「TABIZINE(タビジン)」「novice(ノーヴィス)」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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