
飲むお餅!?「げんまい」と飲む極上ライス「ミキ」

宮古列島のひとつ、伊良部島の夏祭りで見つけた、謎のピンク色の飲みもの。お店の人に「これは何ですか?」とたずねると「げんまい」とのこと。え?げんまいって?と顔をはてなマークにしていると「げんまいはげんまい。飲んでみな〜」とのこと。促されるまま1杯100円で購入したのです。
飲んでみると・・・お餅?そう、「げんまい」は沖縄のローカルドリンク。求肥を溶かしたような、飲むお餅のような、とろりとした甘ーいドリンクでした。健康ドリンクらしいのですが、甘くて完飲するのが大変だった・・・。

宮古空港2階のお土産屋でも同様のドリンクを発見。飲む極上ライス「ミキ」120円です。「宮古島限定 畑で飲むミキはうまいのにゃ ぷっはー」とイラスト入りで書いてあります。お土産にすると、話のネタになるかも。
道端で青空ゆんたく

道端での井戸端会議の風景は全国どこでも見られる風景だと思うのですが、筆者が目撃したのは各自椅子を持ち寄り、道端で輪になってゆんたく(おしゃべり)する風景でした。
その椅子がアウトドア用の折りたたみ椅子だったり、テラス用のプラスチック椅子だったりすると、手作りテラスカフェ?的な感じもしなくないのですが、上の写真のようなオフィス用キャスター付き回転椅子なども導入されたゆんたく風景は、かなりのインパクトで忘れられません。
まあ、たまたま筆者が見かけた井戸端会議がそうだっただけで、宮古島のスタンダードというわけではないかと思うのですが・・・。
ガン見するおじい&おばあ

何だか視線を感じるなあと思うと、たいていそこにはこちらをガン見されているおじい&おばあの姿が・・・。背後霊でも見えているのか!?と思うような目力です。「こんにちは」と挨拶すると、挨拶だけで終わることはなく会話が始まります。筆者は子連れだったので、たいていは子どもについて聞かれることが多かったですね。
そして何となくずうっとついてこられる方が多かったのですが、急いでいるときはおじい&おばあの歩調に合わせられなくて申し訳ない気持ちになりました。おじい&おばあの歩調でいつも散歩できるくらい、もっとゆったり旅を楽しむべきだよなあ、なんて思いながら。
宮古島まもる君とその兄弟たちの存在感がすごい

宮古島を訪れるまでは全く、警察官型人形「宮古島まもる君」の存在を知らなかった筆者。しかし毎日のように島のあちこちでバッタリと出会ううちに、まるで追っかけファンのように「いたー!」と車窓からカメラを向けるようになってしまいました。
パッケージがインパクト大の宮古島まもる君系のお土産もしっかりゲット。なんとなく、「初めて会ったときは『何この人!?』と思ったけれど、偶然あちこちでバッタリ会ううちに、気づいたら好きになっていました」的な恋に似ています。
美しすぎる海「宮古ブルー」

「宮古ブルー」「池間ブルー」などその美しさをオンリーワンのものと認める呼び名がある、宮古島の海。沖縄の離島はとにかく海がダントツにきれいだとはよく聞きますが、その言葉の意味を深く感じた宮古島の旅でした。
美し過ぎて、ずっと眺めていたくて、もう何もかもどうでもよくなってしまうほど美しい海。その魔力にとりつかれるからこそ、宮古島はリピーターの多い島なのだと思います。
ウミガメと泳げる!

「ウミガメと泳げる」なんて、まるで映画やおとぎ話のようではありませんか。それも自分がイルカのように自由自在に泳げるならまだわかりますが、宮古島では足がつくほどのビーチの浅瀬でも、運が良ければウミガメに会うことができるんです!
そして知っていましたか?ウミガメって、息継ぎするんですよ!海面にあがってきて息継ぎするときのウミガメさんのキュートな顔は、きっと一生忘れません!
一年中ホタルがいる!?

駐車場のわきの茂みで、夜の住宅街の散歩中で、あまりにも簡単にホタルに遭遇したのでびっくり。光は小さく緑色で、あまり人を警戒しない感じです。島の人に聞くと「一年中いるんじゃないかなあ」とこれまた驚きのコメント。これが宮古島だけに生息するというミヤコマボタルだとしたら、さらに感激!
虫が多い

ホタルがそのへんを普通に飛んでいるくらいなので、自然豊かなんです。だから、都会に比べて虫が多いのは当たり前。しかし宿で網戸を閉め忘れたときの、部屋の明かりに誘われた虫の群れには正直ホラーに近い恐怖をおぼえました。そのまま扉をしめ、その夜はその部屋は開かずの間に。
そして朝になり恐る恐る扉を開けると・・・飛び交っていた虫たちは嘘のようにいなくなっていました。窓は閉めてたんですよ!隅から隅まで掃除をしたのですが、昨夜見かけた虫の数と、掃除で回収した虫の死骸の数がまったく合いません。未だに謎です。
星空がきれい

夜、空を見上げると大きく無数に輝く星々。自然豊かで街の明かりが少ないので星の数が多いのは想像がつきますが、大きさまで大きく感じるのです。久しぶりに見たダイナミックに輝く完璧な北斗七星。空が宇宙とつながっていることを体感できる宮古島の夜空なのでした。
[All Photos by Aya Yamaguchi & shutterstock.com]

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Aya Yamaguchi 統括編集長
インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「
イエモネ」を立ち上げる。現在は「イエモネ」「TABIZINE(タビジン)」「novice(ノーヴィス)」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。
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