日本人女性にとって一生の命題である「美白」ですが、特にアジア以外では、多くの人が「肌は小麦色の方がセクシー」という美的感覚を持っています。ビーチでは日焼け止めではなくサンオイルを塗り、普段から小麦色のファンデーションを使うほど。そのため、「色が白い」はあまりほめ言葉として受け取られません。
ちなみに日本語を直訳して「You are so white.」といっても、「色白」という意味にはなりません。whiteには「白人」という意味があるので、最近世間をにぎわすドナルド・トランプ候補の支持者のように「白人至上主義的なんだね」というニュアンスが生まれてしまうのです。
また「顔色が白い」というつもりで「You look pale.」と言っても、「顔色が悪い(ゲッソリしてるね)」という、これもまたネガティブな意味が生じてしまいます。どうしても肌の白さをほめたいなら、「You have fair skin.」「Your skin is very fair.」と言えば間違いないでしょう。
<TABIZINE過去記事>
『あなたも知っておいた方がいい、外国人がピンとこないほめ言葉5選』より