文化ギャップ漫画【23】「色が白いね」は褒め言葉じゃない!?

Posted by: 畑中莉羅

掲載日: Dec 10th, 2018

日本と海外の文化ギャップネタは、TABIZINEでも人気のテーマ。このシリーズでは、日本人と外国人の文化ギャップを漫画で紹介していきます。第23回目は、日本では褒め言葉でも、海外では通用しない表現について。日本では“色の白いは七難隠す”と言いますが・・・!?

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「色が白いね」は褒め言葉じゃない!?

日本人女性にとって一生の命題である「美白」ですが、特にアジア以外では、多くの人が「肌は小麦色の方がセクシー」という美的感覚を持っています。ビーチでは日焼け止めではなくサンオイルを塗り、普段から小麦色のファンデーションを使うほど。そのため、「色が白い」はあまりほめ言葉として受け取られません。

ちなみに日本語を直訳して「You are so white.」といっても、「色白」という意味にはなりません。whiteには「白人」という意味があるので、最近世間をにぎわすドナルド・トランプ候補の支持者のように「白人至上主義的なんだね」というニュアンスが生まれてしまうのです。

また「顔色が白い」というつもりで「You look pale.」と言っても、「顔色が悪い(ゲッソリしてるね)」という、これもまたネガティブな意味が生じてしまいます。どうしても肌の白さをほめたいなら、「You have fair skin.」「Your skin is very fair.」と言えば間違いないでしょう。

<TABIZINE過去記事>
『あなたも知っておいた方がいい、外国人がピンとこないほめ言葉5選』より

 

PROFILE

畑中莉羅

Leila Hatanaka

HIPHOPダンスのインストラクターを経て、もともと興味のあった英語を習得するためワーキングホリデーでカナダへ移住。すっかりバンクーバーに魅せられ、永住権取得を決意。2015年にカナダ永住権を習得し2017年に帰国。
2018年漫画雑誌で受賞、漫画家デビューを目指しながら現在は日本を拠点に絵・漫画・英語に携わる仕事やイベントに積極的に参加している。

HIPHOPダンスのインストラクターを経て、もともと興味のあった英語を習得するためワーキングホリデーでカナダへ移住。すっかりバンクーバーに魅せられ、永住権取得を決意。2015年にカナダ永住権を習得し2017年に帰国。
2018年漫画雑誌で受賞、漫画家デビューを目指しながら現在は日本を拠点に絵・漫画・英語に携わる仕事やイベントに積極的に参加している。

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