いよいよ、やってくるゴールデンウィーク。2019年は史上初の大型連休で、なんと10連休。令話元年の記念すべき年にあなたも海外旅行に出る予定かもしれませんね。
トリップアドバイザーの口コミで選ばれた世界の人気観光地
口コミとランキングで見つかる旅の情報サイト「TripAdvisor®」(トリップアドバイザー https://www.tripadvisor.jp/)は、トリップアドバイザー上で旅行者が高く評価した観光都市・島をランキング化した、「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光地ランキング2019」を発表しました。2017年12月~2018年12月の約1年間のデータを集計した、世界の人気観光地ランキング。ベスト10の結果には、あなたのお気に入りの旅先が入っているでしょうか。第10位からご紹介いたします。
第10位 ドバイ(アラブ首長国連邦)
ドバイ・ファウンテン
第10位は、アラブ首長国連邦のドバイでした。アラブ首長国連邦(UAE)のドバイは、中東の中でも群を抜いて治安が良く、世界中から注目されている旅行先。ドバイを本拠地とする、人気の高いエアライン「エミレーツ航空」で、日本から乗り換えなく直行出来ます。
無料で楽しめるエンターテインメントのドバイ・ファウンテンが人気。手掛けたのはラスベガスのベラッジオの噴水ショーと同じ米デザイン会社が企画・設計。噴水の高さは最大150m、噴水の長さは275mで世界一と言われています。噴水の形は1000種類あるそうですよ。
住所:Fashion Parking – Dubai Mall – Sheikh Mohammed bin Rashid Blvd – Dubai – アラブ首長国連邦
Website: https://www.emaar.com/
第9位 マラケシュ(モロッコ)
マジョレル庭園
(C)saiko3p / Shutterstock.com
第9位は、モロッコのマラケシュでした。「赤い街」の別名を持つマラケシュは、マーケット、庭園、王宮、モスクが立ち並びエキゾチック。11世紀にアル・ムラービト朝によって王都として建設されて以来,17世紀まで政治・文化の中心でした。モロッコの国名は、王都マラケシュ(要塞、砦の意味)が転訛したもの。王朝時代の建築物を眺め、当時へ思いを馳せてみたいものです。
ブルーが印象的なマジョレル庭園は、マラケシュの人気観光スポット。デザイナーのイブ・サンローランが愛したと言われ、イヴ・サンローラン美術館が隣接しています。
住所:By A-Maps، Rue Yves St Laurent, Marrakech 40000 モロッコ
Website: http://jardinmajorelle.com/ang/
第8位 イスタンブール(トルコ)
グランド・バザール
第8位は、トルコのイスタンブールでした。アジアとヨーロッパのふたつの大陸にまたがる世界唯一の国トルコは、異文化の交流点であり、独特の雰囲気を醸し出しています。ナポレオンが「世界がもし一つの国であったならば、その首都はイスタンブールである」 と語ったと言われ、フランスの英雄も魅了されました。世界三大美食の国であり、スパイスで焼き上げたジューシーなケバブ(炙り肉)、野菜の前菜メゼ(ひよこ豆や焼きなすのディップ)、ピッツアのルーツと言われるピデ、シロップに浸した一口のパイ菓子バクラヴァなど溜息の出るほど美味しいものばかりです。
グランド・バザールは、イスタンブールの人気観光スポット。屋内の市場なので天候に左右されず、納得の行くまであなた好みのものが探せます。4,000を超える店舗があり、迷路のようなので、迷わないように地図を見ながら歩いた方が良いでしょう。観光客慣れしている販売員は強気なので、押し切られないこと。女性一人の場合は、一人で店の奥まで行かないように注意。
住所:Beyazıt Mh., Kalpakçılar Cd. No:22, 34126 Fatih/İstanbul, トルコ
Website: http://www.kapalicarsi.com.tr
第7位 バルセロナ(スペイン)
バルセロネータ・ビーチ
(C)Barceloneta Beach in Barcelona
第7位は、スペインのバルセロナでした。2000年の歴史を重ねるバルセロナは、アーティストを惹きつける街。未完の大聖堂ガウディのサクラダ・ファミリアは、2026年には完成するとの噂。ダリやピカソなど枠にはまらないアーティストから好まれました。
夏には多くの海水浴客が訪れる、地中海に面したバルセロネータ・ビーチ。市内から地下鉄や市バスに乗って15分ほど。1992年のバルセロナ・オリンピック開催時に再開発された人工ビーチで、周辺には超高級ホテルカジノ、シーフードレストランがあります。潮風に吹かれながら、2kmほどのビーチ沿いを歩くのも気持ちの良いものです。
住所:スペイン
Website: https://www.barcelonaturisme.com/wv3/en/page/1272/barceloneta-beach.html
第6位 プーケット(タイ)
第6位は、タイのプーケットでした。エメラルドの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と讃えられる、タイ南部アンダマン海に面するタイ最大の島プーケット。適する旅行シーズンは、11月〜3月の乾期、4月〜5月の暑期。
プーケットよりもう少し素朴なリゾートを求めるなら、タイ最南端の秘境リゾート「リペ島」へ。海洋国立公園内に位置し、タイ随一の透明度を誇る美しいビーチ。島内にはパタヤビーチ、サンライズビーチ、サンセットビーチの3つのメインビーチがあり、それぞれ徒歩15分〜20分程でアクセス可能。日の出と夕日(日没)は必見。
住所: タイ サトゥーン
Website: https://www.thailandtravel.or.jp/ko-lipe/
第5位 バリ島(インドネシア)
クタビーチのサンセット
第5位は、インドネシアのバリ島でした。ギリシャ語の「インドス(indos)」と「ネソス(nesos)」から成りたつ国名インドネシアは、「東インドの島々」という意味を持ちます。意味の通り、インドネシアには約17,000以上もの島々があり、およそ490もの異なる人種が暮らす多様性をもった国。インドネシア風チャーハンの「ナシゴレン」や、インドネシア風焼きそばの「ミーゴレン」は日本人の口にも合います。
世界有数のビーチリゾートのバリ島は、日本人に人気の旅行先。4~10月は乾季で雨が少なく、旅行に向いています。バリ島で一番有名な「クタビーチ」。サーフィンに向いているビーチですが、壮絶な夕日は必見です。
住所: インドネシア バリ州
Website: https://www.visitindonesia.jp/enjoy/information/02.html
第4位 クレタ(ギリシャ)
エラフォ二シ ビーチ
第4位は、ギリシャのクレタ島でした。神々の王であるゼウス生誕の地と言われ、歴史と神話の舞台になったギリシャ最大の島です。人気観光スポットは、ギリシャ神話の怪物ミノタウロスを閉じ込めていた伝説の迷宮「クノッソス宮殿跡」。約3700年前のものを復元した、部屋数が1200以上あり中庭を持つ複雑で巨大な迷宮です。
Tripadvisor.com「2013年ギリシャ最高の10のビーチ」で第1位に選ばれた、クレタ島ハニアのエラフォニシ・ビーチ。薔薇色の砂と青い海のコントラストがロマンティックです。ビーチがピンクに見えるのは、細かく砕けた赤い貝殻が白砂に混じっているため。海は非常に透明度が高く、遠浅なので、子供連れの家族にも人気。
住所: Kissamos 730 01 ギリシャ
Website: https://www.cretanbeaches.com/en/sea-tourism/west-crete-beaches/elafonissi-beach
第3位 ローマ(イタリア)
サン・ピエトロ寺院 ヴァチカン市国
第3位は、イタリアのローマでした。「ローマは1日して成らず」と言うように、ローマ建国からローマ帝国が誕生するまでには、700年の歳月を費やされました。長い歴史を持つローマには、古代競技場跡コロッセウムや神殿のパンテオン、トレヴィの泉、多くの教会など見所がいっぱい。「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが演じた王女様の気持ちが分かるかもしれませんね。
カトリック教会の総本山バチカンは、国土全体がユネスコ世界遺産の世界最小の国。バチカン市国はイタリアの中にあり、首都ローマ市内の一角に在ります。イタリア共和国の中にある異なる国ですが、パスポートは必要なく、地下鉄でイタリアと自由に行き来できます。ただし聖地ですので、ミニスカートやキャミソール、ショートパンツなど露出の多いスタイルは慎むこと。
住所: Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, ローマ教皇庁 (バチカン)
Website: http://www.vatican.va/various/basiliche/san_pietro/index_it.htm
第2位 パリ(フランス)
(C)Shiler / Shutterstock.com ローズウィンドウ ノートルダム寺院
第2位は、フランスのパリでした。世界で最もロマンティックな街、パリ。くぐもってフワフワと聞こえるフランス語や、エッフェル塔やセーヌ川や小洒落たカフェなど、どれもこれもなんだかロマンティック。日本の東京スカイツリーや隅田川はなぜ色気が足りないのか、パリを旅したら分かるかもしれませんよ。
2019年4月15日の火災で全世界に衝撃を与えた、パリの顔とも言えるノートルダム大聖堂。火事の様子を見ていた群衆からは、聖歌「アヴェ・マリア」の歌声が沸き起こり、夜空に響いたそうです。あなたはニュースを聞いて、美しいステンドグラスのローズウィンドウを思い浮かべたかもしれませんね。ローズウィンドウ、オルガン、鐘や美術品のほとんどは、事前の改修工事のためもあり、運び出されていて無事でした。またフランスのマクロン大統領は、5年以内に再建を誓っており、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」や「ディオール(DIOR)」を擁するLVMHグループと、グループの大株主であるアルノー家は、再建のために約2億ユーロ(約253億円)を寄付すると表明しています。
住所: 6 Parvis Notre-Dame – Pl. Jean-Paul II, 75004 Paris, フランス
Website: http://www.notredamedeparis.fr
第1位 ロンドン(イギリス)
(C)Shutterstock.com バッキンガム宮殿
第1位は、イギリスのロンドンでした。世界中を話題の渦に巻き込んだヘンリー王子とメーガン妃の結婚のニュースで、昨年ロンドンは注目の観光地に。ハッピームードいっぱいの英国王室に所縁のある観光名所を巡る体験ツアーの予約は、前年より大幅にアップしました。
住所: イギリス 〒SW1A 1AA ロンドン
Website: https://www.rct.uk/visit/the-state-rooms-buckingham-palace
【ロンドン人気の理由】憧れる!ロイヤル・ウェディング
2018年5月19日に挙式したヘンリー王子とメーガン妃
(C)Hadrian / Shutterstock.com
ロイヤルファミリーのチャールズ皇太子の次男ヘンリー王子と結婚するのは、アメリカの女優メーガンさんと発表があった時、世界中が驚き、祝福しました。美しいメーガンさんは、女優さんで、離婚歴があり、王子より3歳年上で、アフリカ系の血が流れています。輝くばかりに美しいカップルに世界中が憧れ、挙式時は10万人が訪れ祝福しました。メーガン妃が長いベールにシンプルなデザインのジバンシイのウェディングドレスで装ったロイヤル・ウェディングは、まるで映画のシーンのようでしたね。
ロンドンからウィンザー城への送迎 – 予約件数は対前年比173%増
ロンドン発、バッキンガム宮殿とウィンザー城への日帰り旅行 – 予約件数は対前年比94%増
ヘンリー王子、メーガン妃結婚式 10万人訪れ祝福/日本経済新聞
【ロンドン人気の理由】映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットでクイーン人気再燃
Bohemian Rhapsody | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX
2018年11月公開の映画「ボヘミアン・ラプソディー」の空前のヒットで、クイーンの人気再燃。クイーンのロンドン聖地を巡るファンも増えているようですよ。
世界の人気観光地 トップ10
1. ロンドン(イギリス)
2. パリ(フランス)
3. ローマ(イタリア)
4. クレタ(ギリシャ)
5. バリ島(インドネシア)
6. プーケット(タイ)
7. バルセロナ(スペイン)
8. イスタンブール(トルコ)
9. マラケシュ(モロッコ)
10. ドバイ(アラブ首長国連邦)
※世界トップ25は下記リンクからもご覧いただけます。
https://www.tripadvisor.jp/TravelersChoice-Destinations
トリップアドバイザー上で旅行者が選んだ、「世界の人気観光地 トップ10」。いずれも実際に行った旅行者の評価が高かった旅行先なので、信用性が高いですね。私たちの旅の参考にしたいものです。
「トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光地2019」ランキングは、2017年12月~2018年12月の約1年間にトリップアドバイザーに投稿された各都市や島の観光施設・宿泊施設・レストランの口コミの量、評価、予約関心度をもとに、独自のアルゴリズムで集計したものです。
[PR TIMES]
参考
[在モロッコ日本国大使館]
[モロッコ 東京都立図書館]
[ノートルダム大聖堂の大火で約253億円を寄付へ。ルイ・ヴィトングループ「LVMH」とアルノー家|ハフポスト]
[All Photos by shutterstock.com]