バンライフで日本旅(12)|旅は万病のもと?バンライフで気をつけたい健康にまつわること

Posted by: SAWA

掲載日: Feb 11th, 2020

かつては貧乏旅行の代名詞だった車中泊が昨今、「バンライフ(VAN LIFE)」と呼び名を変えて、旅のスタイルや新たな暮らし方としてフォーカスされるようになりました。今回は、バンライフでも実践可能な、健康のために心がけたいことをご紹介したいと思います。

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(C)YONEVANLIFE

油断大敵!バンライフにひそむ病いのもと

旅の楽しさに魅せられて、ついつい忘れてしまいがちな体調管理。しかし、バンライフで体調管理を怠ると思わぬ病気を引き起こす原因に。自覚なく、疲れやストレスが溜まっていたりすることもあります。

バンライフでも家暮らしでも健康維持の基本は大差ありませんが、筆者の経験からあえて挙げるならば、以下の3つはバンライフではとくに意識したいポイントです。


その1:栄養のある食事
その2:上質な睡眠
その3:適度なストレッチ

このどれか一つでも欠けると、バンライフでは身体に大きな負担がかかります。筆者はバンライフをスタートさせた当初、健康管理を怠り、体調を悪化させてしまった苦い思い出があります。

バンライフで実践可能!健康のために心がけたいこと

では、健康的なバンライフをおくるため、具体的には何をするのが良いのか? 筆者は、自身の反省から、これから紹介する6つのことを意識的に行っています。

【その1】自炊をする

バンのなかでの調理は色々と制約があり、家暮らしほどスムーズにはいきません。しかし、それでも自炊を大切にしています。

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(C)YONEVANLIFE

食材は、時季に応じて身体が必要とする季節ものや、その土地のエネルギーがつまった地物を調達。 “自分が食べたものによって、自分の身体はつくられる”ということを軸に、身体が何を必要としているかを含めて献立を考えます。

ですが、外食をすることも大事。自炊のメニューがマンネリ化してきたり、バンで作りにくい料理が食べたくなったら外食でフォローします。

また、おやつに関しては、バンのなかに手作りのおやつを忍ばせています。
個人的には、エネルギー源となるタンパク質を補えるプロテインクッキーは簡単に作れるイチオシのおやつ。焼き菓子なのでそれなりに日持ちもします。

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(C)YONEVANLIFE

でも、残念ながら、筆者が作るプロテインクッキーは、毎度歯が折れるかと思うほど硬いんですがね…(とほほ・涙)

筆者はヘンププロテインのパウダーを使用してプロテインクッキーを作ることが多いのですが、クッキーにせずともプロテインパウダーは水に溶かして飲むことでタンパク質を摂取できるので、旅には持参するようにしています。

【その2】発酵食品を摂る

日本の食文化は発酵食なしには語れません。発酵食品が日本人の健康に貢献していることは、ここで説明するまでもありません。

筆者はバンライフのなかで様々な発酵食品を摂るようにしていますが、なかでも「味噌汁」は低コストで毎日摂取できる優れもの!旅暮らし専用にこしらえた、スペシャルな手作り味噌でバンライフに挑む筆者です。

【その3】甘い飲み物は手作りジュースで対応

果実と砂糖などの糖分を発酵させて作る酵素ドリンク。これに関しての健康効果は、さまざまな意見があります。それでも、市販されているジュースに含まれる添加物等を毎度あれこれ考えながら飲むならば、筆者は自分が作った酵素ドリンクを飲むほうがストレスを感じません。そして、たぶん、身体にも良いはず(笑)

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(C)YONEVANLIFE

それだけでなく、酵素ドリンクはバンライフのなかでトライすると面白いですよ。例えば、立ち寄った先々で地物のフルーツを集めて酵素ドリンクを作ってみると、旅路ごとに味わいが異なる、世界でたった一つのオリジナル酵素ドリンクが完成。飲むたびに旅の記憶が蘇ることでしょう。

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【その4】酢を飲む

“最古の発酵調味料”とも称される酢。腸内環境を整え、疲労回復に効果的だとされています。知らぬ間に疲れてが溜まるバンライフでは、日々の疲労回復はマスト事項!そういったこともあり、筆者は就寝前に大さじ一杯の酢を飲みます。

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(C)YONEVANLIFE

ちなみに、筆者のお気に入りは「柿の神髄」という柿酢です。
柿だけを原料として、一滴の水も加えずに醸した酵素酢で、非加熱にこだわり、発酵から熟成まで3年以上かけたものが手元に届きます。まろやかで飲みやすく、胃もたれのときにも効果を発揮してくれます。

柿さえあれば自分でも柿酢はつくれるので、筆者も試しに柿酢を醸してみましたが・・・大失敗!お腹をこわしてしまった・・・。筆者の柿酢づくりが成功するには、長い年月がかかりそうです。

【その5】健康のカギは睡眠にあり

さて、栄養をいくら摂取しても十分な睡眠を欠かせば、免疫力は低下し、あらゆる病気につながります。筆者も自身がバンライフで体調を崩した原因は、睡眠(上質な睡眠を得ていなかった)にあったのではないかと当時を反省しています・・・。


(C)shutterstock.com

しかし、移動型のバンライフでは外的要因(物音)の影響もあり、人にもよっては上質な睡眠を毎晩得るということが難しいかもしれません。そんなときに活用したいのがホテルや旅館、民宿などの宿泊施設です。

疲れているな〜と感じたら、しばらく宿泊施設でゆっくりと過ごすのがおすすめ。身体にまた力が漲ってきたら、あらためて旅に出発です。

【その6】ストレッチをする

血液循環が良くし、身体の凝りをほぐしてくれるストレッチ。車での長距離移動が多いバンライフだからこそ、エコノミークラス症候群対策としてもストレッチは欠かせません。また、ストレッチならば狭い車内でも手軽に簡単にできます。

筆者は以前、足の浮腫みがひどかったのですが、バンライフでストレッチを習慣づけるようになってから、その浮腫みは無くなりました。 もし、車内でのストレッチが窮屈に感じる場合は、爽やかな空気のなか、外でストレッチをするのはいかがでしょうか?地面にヨガマットなどを敷けば、汚れることもありませんよ。

いかがでしたでしょうか?
健康は旅の財産。あなた旅路がいつまでも健やかでありますように。

[Photos by YONEVANLIFEshutterstock.com]

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PROFILE

SAWA

SAWA

ときに、バン(車)暮らし。地味に夫婦ふたりでバンライフを実践して早数年。当初、キャンピングカーでバンライフを始めるも、行き着いたのはバン(VAN)。素人ながらも車内を自力で改装して、家と同様に車内で自炊し、仕事をし、眠りにつく。長期にわたるバンライフに満腹感を得た現在は、車暮らしと家暮らしのバランスをとりながら、人生の旅路を歩んでいます。波を求めて旅をするサーファーでもある(ヘタレだけれども)。

ときに、バン(車)暮らし。地味に夫婦ふたりでバンライフを実践して早数年。当初、キャンピングカーでバンライフを始めるも、行き着いたのはバン(VAN)。素人ながらも車内を自力で改装して、家と同様に車内で自炊し、仕事をし、眠りにつく。長期にわたるバンライフに満腹感を得た現在は、車暮らしと家暮らしのバランスをとりながら、人生の旅路を歩んでいます。波を求めて旅をするサーファーでもある(ヘタレだけれども)。

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