赤神神社五社堂(男鹿市)
なまはげファミリーが祀られている
鬼が築き上げたという999段の石段を登ると、重要文化財「赤神神社五社堂」が見えてきます。祀られているのは両親と子ども3人の鬼で、なまはげのルーツといわれます。なまはげは怖いイメージがありますが、囲炉裏(いろり)にあたってばかりいる怠け者を真面目な人間に更生させるために、年に一度だけ年越の晩に訪れる歳神(年神)様なのです。
また石段の途中には覗いたものの余命をあらわすとされる「姿見の井戸」や「御手洗の池」などの不思議なスポットがあります。「姿見の井戸」を覗き込んで、はっきりと映れば、その年は健康で過ごすことができ、はっきりしなければ災難や不幸に遭い、まったく映らなければその年の内に亡くなると信じられていました。自分の余命が映る井戸とは、覗き込むのにちょっと勇気がいりそうですね。
■参照
赤神神社五社堂パンフレット 男鹿市教育委員会
男鹿のなまはげ – 秋田
赤神神社五社堂
住所:秋田県男鹿市船川港本山門前字祓川35
電話:0185-24-4700(男鹿市観光協会)
https://oganavi.com/spot/37/
玉川温泉(仙北市)
癒やしの温泉、岩盤浴発祥の地
玉川温泉は、一か所から毎分9,000リットルという日本一の噴出量と、pH1.2という日本一の強酸性の98℃を誇る温泉。強酸性のため、殺菌効果が強いそうです。玉川温泉 自然研究路脇のには天然の岩盤浴があり、「岩盤浴発祥の地」といわれています。マグマから伝わる50℃の熱を持つ温熱効果と、微量の放射能や大量のマイナスイオンなどが含まれ、新陳代謝の促進や鎮痛効果が期待できるとされています。
玉川温泉は単なる疲労回復やお湯を楽しむというよりは、病気平癒のために訪れる人が多く、「奇跡の湯」とも呼ばれます。
効能については、下記をご覧ください。
■参照
玉川温泉の効能 公式Webサイト
玉川温泉
住所:秋田県仙北市田沢湖玉川渋黒沢
電話:0187-58-3000
https://www.tamagawa-onsen.jp
田沢湖(仙北市)
冬でも凍らないパワースポット「たつこ像」
深い瑠璃色をした田沢湖は、日本一深い湖であり、冬でも凍りません。凍らない理由は日本一深いためという説と、湖底から湧き水が出ているからという説がありますが、どれも確証にはいたっていないそうです。伝説では、「八郎潟」の八郎太郎が田沢湖の辰子(八郎太郎と同じく人から龍になった娘)と結ばれ、冬は田沢湖で2匹の龍が過ごすようになったため、田沢湖は冬の間も凍らず、どんどん深くなっていったといわれます。厳しい寒さの秋田県の湖も溶かすほどの深い愛情、素敵ですね。
たつこ像のすぐ隣にある「浮木(うきき)神社」は縁結びのパワースポットといわれています。
■参照
コラム:八郎潟 | 写真の中の明治・大正 – 国立国会図書館所蔵写真帳から -
たつこ姫伝説 観光情報 | 仙北市
田沢湖 たつこ像
住所:秋田県仙北市西木町西明寺字潟尻
https://tazawako-kakunodate.com/shops/80
美貌のご利益にあやかりたい「御座の石神社」
「秋田美人」と言われるように、秋田は美人が多いことで知られます。女性なら、より一層美しくなりたいと願うものです。田沢湖畔北側の「御座石(ござのいし)神社」の御祭神は龍湖姫神(たつこひめのかみ)で、永遠の若さと美貌を願った挙句、龍となり、後に田沢湖の湖神になったと伝えられ、美貌にご利益があるといわれています。
境内には辰子姫が飲んで龍となった「潟頭(がたがしら)の霊泉」や、辰子姫が鏡の代わりに姿を映して化粧をした「鏡石」など辰子姫伝説のパワースポットも。御座石神社から300mほど登ったところにある「鏡石」に向かう途中には、「願い橋」や「かなえる岩」があります。「鏡石を見た帰りに、願橋で立ちどまり、かなえる岩を拝礼すると願い事が叶えられる」と伝えられているそうです。
■参照
田沢湖 たつこ像|旅東北-東北の観光・旅行情報サイト
御座の石神社
住所:秋田県仙北市西木町桧木内相内潟1
電話:0187-48-2630
公式Facebook https://www.facebook.com/gozanoishi/
写真提供:一般社団法人秋田県観光連盟
今回は、秋田県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットで良い運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。