【保存版】海外旅行前の要チェック項目!30日前から当日まで。これで大丈夫!

Posted by: 石黒アツシ

掲載日: Nov 22nd, 2018

海外旅行の準備の要チェック項目を、時系列でまとめてみました!航空券手配、移動手段確認、宿泊先予約、パスポートとビザ、現地の気候、電圧とプラグ変換器、WiFi/Simカード、両替、治安確認、パッキング、オンラインチェックインなどなど。保存版です!

さぁ休暇だ、海外旅行だ!旅行プランは大丈夫?

海外旅行が初めてでも、もう慣れているという人でも、旅のプランを立てて出発の準備をするのは大変。なにか忘れていないかなと気になります。例えば、コンビニだってない国もあれば、土日にはお店があまり開いていない国があったり、WiFiが速い国があったり遅かったり、意外に昼夜の寒暖差が激しかったり。

要チェック項目を、ちょうど間に合いそうな日数でまとめてみました。カウントダウンしていきましょう。

【30日前までに】航空券手配!移動手段確認!宿泊先予約!

さぁ、旅に出かけると決まったら、まずは航空券、移動手段、ホテルを確保しましょう。

航空券・移動手段・ホテル

<航空券>
年末年始・夏休みといったハイシーズンであれば、もっと早く予約したほうがいい航空券。オフシーズンの一人旅だったとしても、30日前までには購入しておきたいものです。これが決まらないと、旅の中身が何も決まらない!ですよね。

LLCを使うのか、安くても経由便にするのか、マイルの特典旅行にするのかなどを検討して、自分に合ったものを手配します。

<移動手段>
旅先での移動手段も早めにチェック。先進国の都市部に行くのであれば日本の大都市のように地下鉄やバスなどを気軽に利用できますが、国によっては地方へ行く鉄道網が発達していなかったり、長距離バスを使わなければならなかったり、飛行機国内線を乗り回さないと移動に時間がかかりすぎたりと、いろいろです。

たとえば、モンゴルでは鉄道やバスの旅が難しいので車とドライバーを手配したり、ニュージーランドでは鉄道ではなく便利な国内線を利用するのが便利です。

また、クルマ社会と言われる北米などでは、レンタカーを利用するのも楽です。イギリス、オーストラリア、ニュージーランドは日本と同じ左ハンドルなので安心。

<ホテル予約>
航空券と同手段を決めて、宿泊先を予約すれば旅の骨格のできあがり。宿泊予約のインターネットサービスや、民泊サービスを使えば簡単に自分に合った宿が見つかります。

予約順はどうする?

とはいえ、旅の目的にはいろいろ、こんな風に考えてもいいと思います。
• 何かのイベントありきなら(例えばスポーツの試合、コンサートなど)それを最優先に。
• 特別な移動手段(豪華列車など)が目的なら先にその手配を。
• ホテル滞在型ならまずはホテルを決める。

そして、他のものはキャンセル可能なものでキープをしておいて、メインの目的が確定したらOK。NGだったらキャンセルします。

ハイブリッドのススメ!

寝台列車や、夜行バスを使えば、寝ている間に移動もできて一石二鳥。かかる金額もセーブできます。ヨーロッパは国際列車で朝には他の国ということも。また、北欧ではヘルシンキとストックホルム間で1泊のクルーズ船移動も比較的リーズナブルです。

【20日前までに】手続き系を終わらせておきます!気候もチェック。

パスポートとビザ

パスポートの有効期間が、計画中の旅行期間には十分だとしても、目的地に着いて入国または出国の際に「パスポートの残余期間」が問題になることがあります。国によって異なりますが、最短だと帰国時まで有効ならOKの国もあれば、30日以上、6カ月以上という国も多いので確認が必要です。その他国によって異なるので、最新の情報を確認しましょう。

また、パスポートの申請から発効まで6営業日から8営業日かかりますから、早めに確認しておきましょう。

渡航に際してビザが必要かも要チェック。旅行期間が90日間なら、3カ月以内、6カ月以内なら不要という国が多いのですが、「180日の期間内で最大90日間」という国も多くあります。最新の情報をチェックしてくださいね。

>>>ANA|旅券(パスポート)・査証(ビザ)のご案内

現地の気候をチェック

旅行中の天気をチェックして、洋服を確認しておきましょう。日本の真冬に常夏の国へ出かける場合、意外にも夏の洋服が足りなかったり、夏用の帽子ももう売っていなかったりと、意外に手間がかかってしまうことがあります。

また、太陽が強ければサンスクリーンや、乾燥するなら保湿系の化粧水など化粧品もその土地に合わせます。

【2週間前までに】持っていくものを確認!モバイルWiFiは?

電圧とプラグ変換器

これは基本ですが、行き先電圧を調べます。スマホ、PCなどは電圧が違っていても、一定の範囲なら気にしなくてもOKなものがほとんど。でもプラグ変換器はアメリカなど少数の国では日本と同じですが、ほとんどの国で必要ですから、事前に用意しておきます。

詳しくは過去記事『変換プラグ不要!?【日本と同じプラグ受け】が一般的な国リスト』をチェック!

WiFiにするかSimカードにするか

スマートフォンは旅の必須アイテム。いつでもネットにつなげておきたいものです。現地に着いてからお店を探したり、時刻表を調べたり、SNSにライブ感のある投稿をあげたり。

海外で使用できる携帯型WiFiもいくつもあるので、自分に合ったプランを確認しましょう。また、国によってはSimカードがとても手ごろだったりするので、現地でSimカードを購入したほうがいいかもれません。

詳しくは過去記事『最新世界のインターネット【ランキング】海外旅行のネット接続はこれでOK!』をどうぞ。

【1週間前までに】お金をどうする?

現地通貨をどうするか決める

現地で使う通貨をどうするのか決めます。アメリカドル、ユーロ、中国元、台湾ドルなど、日本の空港で両替できる通貨もあるので、まずチェック。それができない場合には、現地の空港で、日本円・ドル・ユーロから現地通貨に換えられるかを確認しておいて、到着後に両替します。

また、海外でも使えるキャッシュカードを持っていけば、自分の貯金口座から現地で現地通貨を引き出すことが可能です。また、北欧のように、現金を受け付けずクレジットカード決済のみが主流の国では、現金は不要です。

過去記事『日本円をおトクに外貨両替えするには?海外旅行渡航先の通貨別【旅の裏技】』もぜひ。

【3日前までに】現地情勢を最終確認!荷物を詰めてみる。

現地は行っても大丈夫?

さぁあと3日。現地の状況を最終確認しましょう。台風やハリケーンなどが来ていないか、国家を揺るがすような大事件が起きていないか、伝染病が発生していないか。

ここまでくると、もう自分で判断するのは難しくなってくると思います。外務省が発表する「海外安全ホームページ」で危険レベルを確認しましょう。また、飛行機の運航状況などもチェックし始めましょう。

>>>外務省|海外安全ホームページ

荷物とお土産

このあたりで荷物を詰めてみましょう。入らなければ荷物を少なくしたり、スーツケースなら大きなものを手に入れたり。それに、帰りのお土産リストを作って、持って帰れる余裕があるかどうかも見ておきます。

飛行機によってはエコノミーでも2つの荷物を預けることができる場合もあります。筆者のあ場合には、行きに大きいほうのスーツケースの開いているスペースに小さめの布製キャリーバッグを入れて出かけて、帰りにはそれを出してお土産をたっぷり入れて帰ることがあります。

【当日までに】

オンラインチェックインをしておく

インターネットの航空会社のHPで、航空券のオンラインチェックインをしておきます。そうすれば空港に着いてからも余裕です。席が確定してチケットも発券されるので安心!ついでにマイルエージプログラムの設定もしておきます。

オンラインチェックインはフライトの48時間とか28時間前から可能ですが、航空会社によって異なるので事前に確認しましょう。また、戻りの航空機の場合にも、戻るフライトの時間からの規定の時間に可能なので、出発が近づいてきたら事前に終わらせておきます。

過去記事『やらなきゃ損!オンラインチェックインがどれだけ便利か説明します』もぜひチェックしてください。

家族に旅程を渡しておく

さぁ、すっかり旅の準備完了。それを家族と共有しておきましょう。残された家族は、今頃どうしているかなと気になるものです。もちろん、SNSに旅先からポストすると思いますが、何かあった時のためにも、事前に情報を渡しておきます。今回の準備の日程は一般的な目安です。自分なりのこだわりの旅を計画するときは、十分な日程を再考して、不足の項目があればどんどん追加してくださいね。

というわけで旅の準備。TABIZINEではリンク以外にもいろいろな情報を提供していますよ。気になることはページヘッダーの虫眼鏡マークの横にキーワードを入れて検索してみてくださいね。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

石黒アツシ

Atsushi Ishiguro ライター&フォトグラファー

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

旅するフードフォトグラファーです。そして、食生活について考えて、レシピを開発して料理もします。「おいしいものをおいしく伝えたい」をテーマに、世界のおいしいものを食べ歩き、写真におさめて、日本で再現し、みなさんと一緒に食べたいというのが、私のビジョンです。

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